モンベル・システム エアパッド(2017年新型)~旧型との違いと使用感

モンベル・システムピロー(横から見たところ)【2017/11/07】動画「ポンプバッグの使い方」を追加

モンベルの空気注入式スリーピングマット

正式名称は、U.L.コンフォートシステムエアパッド

今年2017年に大幅に改良された、モンベル(mont-bell)の空気注入式スリーピングマットです。

スリーピングマットの呼び方
他には、シュラフマット個人マット等がありますが、モンベルではスリーピングパッドという名称を使用しています。

空気注入式のスリーピングマットは、パンクしたら終わり(ただのシートと化してしまう…)という欠点はありますが、コンパクトに収納できて、寝心地もいいので以前から使用しています。

寝心地は人によるみたいですね。
空気のボヨボヨした感じが嫌いな人もいるようです。

この新型モデルは、
今年2017年9月に購入し、実際のテント泊では、まだ1回(2泊)しか使用していませんが、期待以上に使いやすくて気に入ってます!

他のメーカー(サーマレスト、ニーモ)の空気注入式のスリーピングマットと比較すると、

コスパもいいですね!

モンベルのスリーピングマットの種類について

モンベルには他にも、似たような名称のスリーピングマットが3種類あります。(合計4種類)
紛らわしいので簡単にまとめておきます。

名称形式備考
エアパッド空気注入式※1
アルパインパッド(25)フォーム入り+空気注入式※1,2,3
キャンプパッド(38/50)※1,2
フォームパッドクローズドセル

※1.U.Lコンフォートシステム搭載モデル
※2.クッション性のあるフォーム材(スポンジのようのもの)入りで、
 いわゆる自動膨張式(セルフインフレータブル)。
 アルパインバッドとキャンプパッドの違いは厚さと色
  25:厚さ25mm、オレンジ
  38:厚さ38mm、イエロー
  50:厚さ50mm、グリーン
※3.今シーズンから名称変更(パッド→アルパインパッド)

U.L.コンフォートシステムとは?

サイズや種類の違うパッドと、別売りのピロー(枕)やエクステンションパッド(30cm)等がジョイントできるので、用途・場所に合わせて、組み合わせを自由に変更できるようになっています。
※フォームバッド以外がU.L.コンフォートシステム搭載モデルです。

特に便利なのが、
スリーピングマットと枕を連結できるところ。
寝ている間に枕がずれないので、快適に眠れますね!

モンベル・システムエアパッド(旧型)旧型(エアパッド90)とピローを連結したところ

詳細は、モンベルの公式サイトをご覧ください。
モンベルオンラインショップ~スリーピングパッドの選び方

購入した経緯

山と渓谷社のサイト「ヤマケイオンライン」の人気コーナー「高橋庄太郎の山MONO語り」で紹介された記事を読んでから、気になっていた製品です。

高橋庄太郎の山MONO語りの紹介記事はこちら↓
高橋庄太郎の山MONO語り~組み合わせで寝心地も自在…

去年購入したニーモ・テンサー20Sが、空気漏れで使えなくなってしまったので、今年(2017年)の北アルプス・表銀座テント泊縦走の直前に購入したものです。

モンベルのスリーピングマットは、旧型を所有していますが、以下の改良点が使いやすそうだったので、購入に踏み切りました。

・逆止弁付き空気注入バルプ
・ポンプバッッグ対応
(改良点の詳細は後述します)

長さのバリエーションが、90/120/150/180cmと4種類ありますが、購入したのは、長さ150cmのエアパッド150です。

旧型は、軽量化のために、長さ90cmのエアパッド90とシステムピロー(枕)を組み合わせて使っていましたが、新型は寝心地を優先しました。

このサイズ(150cm)だと、システムピロー(枕)と組み合わせると、
全身カバーできて快適なんですよね!高橋さん!

「高橋承太郎の山MONO語り」で紹介されているのと
同じ組み合わせです。(^_^;
※ちなみに私の身長は167cmです。

新型と旧型の違い

モンベル・システムエアパッッド(新型と旧型)上:新型(エアパッド150)、下:旧型(エアパッド90)

重さと大きさ

まずは、重さと大きさの違いです。カタログスペックを比較してみましょう。

●旧型
モデル重量(※1)サイズ(長さ☓幅☓厚さ)収納サイズ
90270g(285g)90×50×8cmφ8.5×21cm
120350g(365g)120×50×8cmφ9×21cm
150440g(455g)150×50×8cmφ10×21cm
180530g(545g)180×50×8cmφ11×21cm
●新型
モデル重量(※1)サイズ(長さ☓幅☓厚さ)収納サイズ
90286g(294g)90×50×7cmφ8.5×20cm
120367g(376g)120×50×7cmφ9×20cm
150431g(441g)150×50×7cmφ10×20cm
180504g(514g)180×50×7cmφ11×20cm

※1 ()内はスタッフバッグを含む重量
※旧型は、mont-bell 2016 Gear Catalogから転載
※新型は、モンベル・オンラインショップから転載

重さ

90/120モデルについては、
新型の方が若干重い(16g/17g)ですが、

150/180モデルは逆に、
新型の方が軽く(9g/26g)なっています。

これは、新型の形状が不要な部分をカットした形
・150モデルは足のほうが細く
・180モデルは、頭と足が細く
になっているためでしょう。

大きさ

長さと幅は、新・旧型とも同じですが、厚さについては、新型のほうが1cm薄くなっています。

軽量化のために薄くしたんだと思いますが、そうなると、クッション性とか断熱性とかが低下していないかどうか、心配なところです。

あと、収納サイズは、新モデルの方が縦の長さが1cmほどコンパクトになっています。

店頭で見た時の収納サイズは、
新型のほうが、2-3割大きく見えたんですが、
収納方法の違い(キツイか緩いか)のようです。

主な改良点

新型の主な改良点をまとめます。

【1】色(シアンブルー)と表裏

まず最初に目につくのは色の変更です。オレンジ系の色(オレンジブリック)から、ブルー系の色(シアンブルー)にガラっと変わりましたね。リニューアル感があって好印象です。

あと、新型は表と裏の色が違うので、わかりやすくて便利です。

モンベル・システムエアパッド(表と裏)
新型:左が表、右が裏

【2】チューブの並び(縦→横)

モンベル・システムエアパッド(新型と旧型)左:新型(チューブが横並び)、右:旧型(チューブが縦並び)

旧型は、空気が入るチューブが縦に並んでいたのに対し、新型は、チューブが横並びになっています。

モンベルサイトでは、このチューブ縦→横の変更については、特に記載されておらず、
チューブとチューブの結合部分の隔壁を高くしたことにより、コールドスポットが減少し、保温性が向上」とあるのみです。

縦→横の変更は、かなり大きな変更だと思うのですが、カタログに記載されていないのは何故でしょうか?

サーマレストやニーモの空気注入式のマットも横並び式のようなので、横並び式の方が、クッション性、断熱性に優れているのかもしれません…
  

【3】足元と頭部のスリム化

モンベル・システムエアパッド(新型のカットされた部分)新型:足元のカットされた部分

120/150/180モデルの、足元と頭部の横幅がカットされスリム化されています。
・120/150モデルは足のほうが細い
・180モデルは、頭と足が細い

モンベルサイトでは、「不要な部分をカットし、軽量化を追求」とありますが、前述したように、旧型から軽量化されているのは、150/180モデルだけです。

【4】逆止弁付き空気注入バルブ

モンベル・システムエアパッドのバルブ(新型と旧型)左:新型(フラットバルブ)、右:旧型(口でくわえるバルブ)

空気の注入口(バルブ)が、従来の口で加える形から、平面的なフラットバルブに変更されました。

フラットバルブには、空気の逆流を防止する弁(逆止弁)が付いているので、息を吹き込んだ後に口を離しても、空気が抜けないので楽に空気を注入できます。

また、空気注入口の口径が大きくなっているので、旧型よりも、素早く空気を抜いて折りたたむことができます。

【5】ポンプバッグ対応

モンベル・ポンプバッグポンプバッグを広げたところ

別売りのポンプバッグ(空気入れ)を使用することで、素早く簡単に空気を注入できるようになりました。
ポンプバッグは、大きめのスタッフバッグとしても利用可能です。

旧型のシステムエアパッドは、空気注入バルブの形が違うので使用できません!

実際の使用感

これはいいです!
衛生的で空気の出し入れが簡単になりました!

疲れていても、
楽に空気を入れて膨らませます!

撤収するときは、
素早く空気を抜いて折りたためます!

空気注入バルブが画期的!

モンベル・システムエアパッド(逆止弁付きバルブ)新型:フラットバルブのキャップを開けたところ

新しく開発された逆止弁付き空気注入バルブですが、

フラット(平面的)な空気注入口が画期的です!

従来の口でくわえて息を吹き込む形だと不衛生だし、唾や夜垂れも一緒に吹き込みそうになりますね。(^_^;

(私だけ…?)

この平面的な空気注入口の場合、口をすぼめて、空気注入口に押し当てて、息を吹き込む形になります。

最初、慣れないうちは違和感がありましたが、慣れてしまえば簡単です。

衛生的にもいいし唾や夜垂れも吹き込みにくくなりますね。(^_^;

また、
空気の逆流防止弁がついているので、空気注入口を閉めるのも楽になりました!

旧型の場合だと、空気注入口をくわえたまま、閉める必要がありました。

新型の場合は、口を離しても空気が漏れないので、蓋を閉めるだけです。

フラットな空気注入バブルは、
シートゥサミットのスリーピングマットでも採用されているようです。
バルブが二重構造になっていて、
空気を入れる時は、上のキャップだけ外すと逆止弁付きバルブになります。
空気を抜く時は、下のキャップを一緒に外すと口径の大きい開放バルブになって、素早く折りたためるとう優れもの。
これは便利そう!

「高橋庄太郎の山MONO語りでも紹介」されているのでご参考に↓
高橋庄太郎の山MONO語り~早池峰山で冬季用マットをチェック

ポンプバッグでらーくらく!

モンベル・システムエアパッド(ポンプバッグの使い方)ポンプバッグで空気を注入している様子

別売りのポンプバッグ(空気入れ)は、スタッフバッグの底に、空気注入用のバルブがついただけの製品です。

(その割には価格が高いぞ!)

これをポンプ代わりに使用すれば、空気注入式スリーピングマットの弱点である、
・空気注入に時間がかかる
・息を吹き込むのに疲れる

という弱点を完全に?ほぼ克服できてしまいます。

ポンプバッグの使い方
①ポンプバッグの底にあるバルブを開く
②スリーピングマットの空気注入バルブを開く
③①と②を連結する
④ポンプバッグを広げて素早く上部を閉じる
⑤ポンプバッグの中に空気がたまる
⑥⑤の空気を押し出してスリーピングマットへ送り込む
⑦④~⑥を繰り返す

ポンプバッグを使って、
システムエアパッドを膨らます動画を作成してみました(^_^;
※画像をクリックすると再生します。

ちなみに自宅で、エアパッド150(長さ150cm)の空気注入時間を測ってみたところ、

口で空気注入した場合は、平均 1分30-45秒。ポンプバッグで空気注入した場合は、平均40-50秒。

時間差は約1分です。
思ってたより差は付きませんでしたが、ポンプバッグを使用すれば、息を吹き込む必要ながないので、疲れていても、楽に空気を注入できますね。

ただし…

重さは49g。
それほど嵩張るものではありませんが、少しでも軽量化したい場合には、持っていくかどうか迷うところです。

結局、表銀座のテント泊縦走には
持っていきませんでした。(^_^;

使わない時は、
大きめのスタッフバックとして利用できるんですが…
防水ではないので、衣類を入れるには使えないし…
今のところ使い途が見つかりません。

衣類は絶対に濡らしたくないので、
防水スタッフバッグに入れています。

ポンプバッグの防水性について

生地自体には防水性があり、縫い目にもシームシーリング処理がされているようですが、取り出し口や、底面のバルブから水が侵入する可能性があります。

寝心地は?

スリーピングマットで肝心な寝心地はどうかというと…

旧型と比較すると、厚さが1cm薄くなっているので、
クッション性や保温性が落ちているのではないか?
というところが気になりますね。

実際に寝てみると、
チューブの並びが、縦→横に変更になったことによって、腰の辺りの沈み込みが少なく、体を左右に向けた時の安定感も増しています。

むしろ、寝心地は向上していると思います。

保温性についいては、
冷えた地面で試したことがないので、実際のところはわかりませんが、

チューブ一つ一つが小さくなって容量が減ったことで、空気の対流が少なくなり、保温性も向上しているのではないかと…

ちなみに、
他のメーカー(サーマレスト、ニーモ)で採用されている、熱反射フィルム的なものは内蔵されていないので、冬に使用するにはキビシイかもしれません。

まとめ

新型のシステムエアパッドは、
衛生的で空気の出し入れが簡単になったので、
使い勝手が格段に向上しています!

寝心地については、多少向上しているものの、それほど大きな違いは感じませんでした。

使い勝手を重視するなら、
旧型を持っている場合でも、買い替えの価値有りです!

P.S.
システムエアパッドに連結できる、システムピロー(枕)は、
こちらのブログをご覧ください↓
モンベル・システムピロー(2017年新型)

モンベル・U.L. コンフォートシステム エアパッド150
【重さ】431g(441g)
【サイズ】長さ150×幅50×厚さ7cm
【収納サイズ】φ10×20cm
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モンベル・U.L.コンフォートシステム ピロー

【色】ブルー・オレンジ
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モンベル・ポンプバッグ
【重量】49g
【サイズ】100×45cm
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