室堂~立山テント泊☆曇りのち雨一時晴れ③(雷鳥平~雄山往復)

室堂平付近から見た立山
室堂平付近から見た立山

[前回ブログの続き]

北アルプス・立山テント泊2日目のレポ(後半)です。

雷鳥平~室堂~雄山

雷鳥沢キャンプ場~

雷鳥沢キャンプ場とマイテント(翌朝9:20頃)雷鳥沢キャンプ場とマイテント(翌朝9:20頃)

2日目の朝9:20頃

小雨が降る中、とりあえず、立山<雄山>を目指して出発します。

天気が良くなれば、雄山の先の大汝山、富士ノ折立まで行けるかも?

立山とは雄山・大汝山・富士ノ折立の3つの山の総称なので、やはり、3つの山を登りたい。

逆に、天気が悪化した場合は、雄山への登頂は諦めて引き返す予定です。

天気の様子をみながら、無理なく山歩きを楽しみましょうということですね。

雷鳥沢キャンプ場から雄山までのコースタイムは約3時間。
軽装備なので、天気が良ければ、お昼頃には雄山の山頂に着けそうですが、雨が降っているので、もう少し時間がかかりそうです。

雷鳥沢キャンプ場への長い石段
雷鳥沢キャンプ場への長い石段

雷鳥沢キャンプ場から室堂方面へ向かう、長い石段を、休み、休み、登って行きます。

この石段の登りは、ほんとにキツイ!

軽装備なのに、休み休みじゃないと登れません!

途中、室堂方面から雷鳥沢へ向かう登山グループともすれ違います。

大きなザックを背負っている人達がほとんどなので、みなさんテント泊なんでしょう。

この時間だと、雷鳥沢キャンプ場には早く着きすぎるので、劔沢キャンプ場まで行って、明日剱岳を目指すのかなー?

(明日も天気悪そうですが…)

雷鳥荘

らいちょう温泉「雷鳥荘」らいちょう温泉「雷鳥荘」

9:45頃。
雷鳥荘のある平地まで登ってきました。
ここまで来れば一安心。キツイ登りは終わりです。

(登りの石段はミクリガ池付近まで続きますが、暫くはなだらかな道になります。)

少し休憩していると、あたり一面に硫黄の臭い(火山ガス)が漂ってきました。
硫黄の臭い(温泉の匂い)は好きなほうですが、息苦しくなってきたので、急ぎ足で立ち去ります。

●火山ガス対策
火山ガス中毒の危険性があるので、火山ガスを吸い込まないように、ハンカチやタオルを水で濡らして、口と鼻にあてて呼吸するのが有効なようです。
※火山ガスが発生し易い場所では、火山ガス対策用の水道が設置してありました。

エンマ台

エンマ台から地獄谷地獄谷

10:15頃。
エンマ台(地獄谷展望台)
付近を通過。
地獄谷からは湯気?が立ち上り、雲と区別がつかないほど。

地獄谷の散策も面白そうですが、現在は地獄谷付近の遊歩道は通行禁止になっているのが残念です。

地獄谷への遊歩道は通行禁止
地獄谷周辺は火山ガスの噴気活動が活発化して、火山ガス中毒の事故発生リスクが高まっているので、2012年以降は通行止めになっています。

ミクリガ池~ミドリガ池

ミクリガ池と室堂ターミナル・ホテル立山ミクリガ池と室堂ターミナル・ホテル立山

エンマ台から7-8分で、ミクリガ池に到着。

右側から室堂ターミナル方面へ行くと、少し遠回りになってしまうので、
左側から立山室堂山荘方面の近道へ進みます。

ミクリガ池を右手にしばらく歩くと、左手にミドリガ池が見えてきます。
ミクリガ池と比べると小さくて、パッとしない池だったので、写真も撮って無かったんですが…

後で調べてみると、天気が良ければ、静かな水面に立山の姿が水面にくっきりと映りこみ、絶好の撮影スポットとして人気があるようです。

知らなかったー!

ミドリガ池
ミクリガ池に比べ、面積も小さく、水深も浅いが、透明度が非常に高い。名称の由来については諸説あり、修行者が池の水で身を清めたことから水取りが池、深い緑色をした湖水から緑池碧池などが名称の由来と言われている。
※この池の水で、修行者達が墨を摺っていたという伝説も伝えられている。
出典:➡Wikiペディアより

立山室堂山荘

<立山室堂山荘の写真?>

立山室堂山荘と室堂小屋の写真、撮ったはずなのに見つかりませんでした。m(_ _)m
どこにいった?

10:45頃?

立山室堂山荘の前にさしかかりました。
ちょうど、もよおしてきたところなので、ここでトイレ休憩にします。(^_^;
山荘の回りを探しましたが、トイレは見つからず…トイレは山荘の中でした。

山荘の隣に、日本最古の山小屋・室堂小屋が建っていたので、ついでに見学していきます。
今でも、避難小屋として使えそうですね?

日本最古の山小屋・室堂小屋
江戸時代に立山信仰の登拝者のための宿泊所として建てられた。日本最古の山小屋で北室と南室の2棟からなる。1994年に国の重要文化財として、室堂小屋南室が復元されている。
出典:➡Wikiペディア/室堂小屋

室堂~一ノ越

立山室堂山荘を過ぎると室堂山・浄土山と雄山の分岐地点に出ます。

今年は残雪が多くて、室堂山・浄土山方面の道は、雪が積もっていてよくわかりません。

「浄土山へ登ろうとして途中まで行ったけど、道がわからなくで戻ってきた」と言う人もいました。

雄山へは分岐を左へ進みます。

室堂~一ノ越へ向かう登山道と雪渓室堂~一ノ越へ向かう登山道と雪渓

11:15頃。
雨はいつの間にか止んでいましたが…
登山者が多くなってきて、行列ができてしまいましたー。(^_^;

この辺からいよいよ、雄山への登り開始です。
まずは、室堂と雄山山頂の中間点にある一ノ越(標高2700m)まで登ります。

室堂平~一ノ越までは石畳の道が続きますが、雪渓が数ヶ所(4~5ヶ所)残っていました。
アイゼンは、なくても通行可能でしたが、滑るので慎重に歩きます。

危険な場所はほとんどありませんが、
雪渓歩きに慣れていない人達が多いので、おっかなびっくりで、なかなか進みません。(^_^;
雪渓の手前では渋滞になってしまいます。

小学生の集団に囲まれる(^_^;

最初の雪渓にさしかかるあたりで、小学生の集団(200-300人ぐらい?)と一緒なってしまいました。(^_^;

幾つかのグループに分かれて登ってくるようです。
引率の先生がついているようですが、はしゃいでいる子供達は制御しきれません。

うるさいし…元気な子供達が、回りをチョロチョロ動き回るので、気をつけて歩かなきゃならないし…

非常に疲れます!

登るスピードが我々と、だいたい同じぐらいなんでしょうかねー。(^_^;

我々が先に行っても、少し休憩しているうちに追いつかれてしまうし、小学生を先に行かせようとしても、先に行った小学生が休憩しているうちに追いついてしまったりと…

結局、小学生に囲まれながら登ることに…

ヤレヤレ…

一の越山荘☆昼食

一の越山荘前一の越山荘前

11:45頃。
一の越山荘に到着。

山荘前の広場は、たくさんの人が休憩していて混雑状態。
小学生の集団も…まだ到着していないグループを待っているようです。

山荘の東側の端っこのほうのベンチがちょうど空いたので、そこに陣取り一息つきます。

地元のテレビ局が、カメラを回して取材にきていました。
隣のベンチの親子連れに、インタビューをしていたようですが、
男3人連れの我々には見向きもしません。(インタビューされても困りますが…)

お腹も空いてきたし、時間もちょうどいい頃なのでここで昼食にしましょう!
小学生の集団も…お弁当を食べはじめました。

お湯を沸かしてカップラーメンを作ります。

今回は、日清カップヌードル・シーフード味です。
ちなみに、私は醤油味が一番好きですね!

カップラーメンが出来上がるまで、ミニあんぱんチーカマで小腹を満たします。

 

お湯を注いで3分立ちました!
出来上がったカップラーメンをすすっていると、なぜか、小学生達が寄ってきました?

小学生
あっ、カップラーメン食べてる!
小学生
あっ、ほんとだ!
小学生
ラーメンだ!ラーメンだ!
(いやいや、)君たちもお弁当、食べてるじゃないかー(^_^;

カップラーメン大好き小学生か?
ちょっと寒かったので、暖かいものが食べたくなったのか?
それとも、お弁当がまずかったのか?…不明です。

食後はドリップバッグの珈琲を淹れます。

やっぱり、山で飲む珈琲は旨い!

一ノ越~雄山

一の越山荘からの雄山

12:30頃。
雄山山頂に向けて出発します。

小学生グループが出発するのを待ってたので、出発が遅くなってしまいました。(^_^;

ここから雄山の山頂までは約1時間。本格的な登りになります。

尾根伝いの登山道は、ほぼガレ場で歩きにくい。落石も起こしやすいので、慎重に登って行きます。

かなり疲れる登りです!

一の越山荘一の越山荘

一ノ越から7-8分ほど登って振り返ったところ。
小学生の団体が出発したので、混雑状態は解消されていますね。

浄土山方面から、30人以上の団体がやってくるのが見えます。
今朝、室堂から浄土山を経由してきたのでしょうか?

龍王岳と浄土山

一ノ越から30分ほど登って振り返ったところ。

おっと、少し晴れてきた模様!

竜王岳と浄土山の山頂が見えてきました。
雲の間から少し青空ものぞいて見えますね!

一の越山荘はだいぶ小さくなりました。

雄山途中からの室堂の一望一ノ越から1時間ほど登ったところ。
ガスが晴れて、室堂全体が見渡せるようになってきました。

雷鳥沢キャンプ場~雷鳥荘~ミクリガ池・ミドリガ池~立山室堂山荘と、今日歩いてきたコースが一望できますね。

雄山と雄山神社の社務所13:40頃。
雄山の山頂が見えてきました!

あとひと登りです。
山頂に見える建物は、雄山神社の社務所です。

青空もだいぶ広がってきました!

雄山山頂

立山・雄山の山頂
立山・雄山の山頂

14:15頃。
雄山の山頂に到着!

雷鳥沢キャンプ場を出発してから約5時間。
予想以上に時間がかかってしまいましたが、無事到着しましたー。

天気も晴れー!

雲は多いんですが、ところどころ青空が見えている状態なんで、これはもう、晴れと云っていいでしょう!

天気予報も悪かっただけに、奇跡的と云っていいでしょう!

雷鳥沢キャンプ場から出発する時は、小雨が降っていて、天気も不安定だったので、山頂までたどりつけるかどうかわからない状況だったので、感激もひとしおですね。

雄山の最高地点(3003m)は、もう少し先の社(峰本社)が建っているところ。
参拝料金を払わないと、あそこまでは登れません。

雄山神社の社務所

尾山神社の社務所雄山神社の社務所です。
ここで、登拝料500円を支払います。
社務所前のベンチにザックをおいて、雄山の最高地点(峰本社)へ向かいます。

社務所の中には売店があり、軽食(カップラーメン、おしるこ、みそ汁)や飲み物(コーヒー、ココア)が頂けます。

今回確認し忘れましたが、社務所付近にはトイレもあるようですね。(10月以降は閉鎖されているとのこと)

雄山神社参拝

雄山神社の奥宮・峰本社雄山神社の奥宮・峰本社

雄山の最高地点(3003m)。
雄山神社の奥宮となる峰本社が建っています。

広さ6畳ほどのスペースがありますが、自然の岩は一部のみで、石垣を組み上げて作ったものだそうです。

ここで、神主さんの指示に従って社の前に座ります。(正座じゃなくてOK)

神主さんの挨拶から始まり、参拝者の健康と安全登山の祈願・お祓いをしていただきます。

トントントン、トトントントーン!
トントントン、トトントントーン!

神主さんの祝詞(のりと)の声と、途中で叩く太鼓の音が響き渡ります。

二礼二拍手一礼。
最後のほうで、御神酒を一杯いただきました。

5分ほどで参拝終了です。

立山は今でも霊山なんですねー!

立山は、日本三霊山のひとつで、古くから山岳信仰が盛んだったことは知っていましたが、
あらためて実感したひとときでした。

雄山山頂から北東方面
雄山山頂から北東方面

参拝が終わった後で、雄山頂上の標識と記念撮影。(記念写真は省略)

山頂から北東側には大汝山が見えますね。

雄山山頂から南東方面雄山山頂から南東方面

南東側。
ギザギザの尾根の向こう側に、かすかに黒部湖の一部が見えます。

雲がなければ、針ノ木岳の均整のとれた三角形が見えそうな位置ですが…残念。

雄山山頂から社務所雄山山頂から社務所

参拝が終わったら、ここでゆっくりはできません。
次の参拝者が待っているので、社務所の前まで戻ります。

社務所の前のベンチでしばらく休憩していると、すぐに空模様が怪しくなってきました。
さっきまで見えていた青空も隠れてしまいました。

さーて、どうしようか?

ここから、立山最高峰の大汝山(おおなんじやま・標高3015m)までは往復40分。

天気が良ければ、大汝山まで行きたいところですが、大汝山までは岩場の稜線歩きです。

予定より時間が遅くなってしまったし、天候が悪化すると危険なので、無理しないで下山することに決めしました。

安全登山を祈願したばっかりだしね!

雄山~室堂~雷鳥平

15:00頃。
名残惜しいですが、雨が降らないうちに下山開始です。

ガレ場の下りです。
石ころがゴロゴロして歩きにくい。
落石しないように慎重に下って行きます。

40分ほどで一ノ越まで降りてきました。
ここで小休止。

一ノ越…突然の豪雨

一の越山荘のベンチにザックを置いて、トイレに入っていると、

ザァーッという音が!

雨です。
急に激しい雨が降ってきました。
豪雨といってもいいでしょう!

あわてて、ザックをトイレの中に退避させます。
幸い、一の越山荘のトイレの中は広くて、ザックを置くようなスペースもあったので助かりました。

あー、良かった!

ちょうど、雨宿りできるところで豪雨に合うなんて…

雄山山頂付近で晴れたり…今日は奇跡的な事が続きます。

雄山から大汝山へ向かっていたら、途中でこの豪雨にあっていたと思うと、やっぱり下山して正解でしたね。

10分ほど待っていると、小雨になってきたので、下山再会です。

そして青空…

立山と雪渓17:00頃。

雨はすぐに止み、しばらくすると、再び青空に…
しかも今日一番の青空です…

なんて天気だー!

さっきの豪雨はなんだったんだろう…?

山の天気は変わりやすいとはいいますが、こんなに天気の変わり方が激しい日は初めてです。

もう少しで室堂へ到着です。

室堂…またまた雨

17:30頃。
帰りは、室堂ターミナルの売店へ寄って行きます。

雷鳥沢キャンプ場には売店がなくて、酒やビールが買えないんですよねー。そこだけが不便なところです。

室堂ターミナルの売店が、まだ営業しているか心配だったんですが、まだ開いていましたー。

紙パックの酒かワインがあれば買ったんですが、瓶しかなかったので、缶ビールだけ買ってキャンプ場へ帰ります。

雷鳥沢キャンプ場へ帰る途中で、再び雨が…

最初は小雨でしたが…

キャンプ場へ着く頃には、本降りになってきました。

うわー!かんべんしてくれー!

雨の雷鳥沢キャンプ場【その2】

雨の雷鳥沢キャンプ場雨の雷鳥沢キャンプ場

18:20頃
雷鳥沢キャンプ場に帰ってきました。

雨に濡れたまま、テントの中に入ると、テントの中も濡れてしまいますが、
気温も下がってきて、寒くなってきたので、とりあえずテントの中に入ります。

素早くレインウェアを脱いで、ザックのカバーを外して、テントの前室と後室へまとめておきます。

テント内は、レインウェアとザックカバーの水滴で濡れてしまいますが、速乾タオル等でササッと拭きとればOKですね!

速乾タオルは1枚用意しておくと便利です!
テント泊の小技6~なにかと便利な速乾タオル

乾杯!

フゥーッ。

少し落ち着いたところで…

缶ビールで乾杯!
お疲れさまー!

いやー、疲れた疲れたー!

天気が不安定だったり、小学性の集団に囲まれたり、予定外に時間がかかってしまいましたー。

もともと計画してた、立山三山の縦走はできなかったけど、
今朝起きた時は本降りの雨で、天気予報も悪かったことを考えると、雄山に登れただけでも満足ですね!

ビールの次は日本酒で乾杯!


安倍首相がオバマ大統領に送ったことが有名になった日本酒「獺祭」です。
T氏が持ってきてくれました。(ペットボトルに詰め替えて)

夕食

気分が良くなってきたところで、そのまま夕食に。

夕食は…なんだったけー?
忘れてしまいましたが、山行前にT氏が作ってくれた、食料計画表を見ると…

夕食は、田舎ご飯味噌汁でしたー。(Y氏が持ってきてくれました)

アルファ米ですが、クッカーで炊くと、ほかほかで美味しく出来上がります。

  

味噌汁はフリーズドライですが、違う味の味噌汁を混ぜて作ると以外と美味しいです。

就寝…翌朝

その後、雨は降り続き、酒もなくなってしまったので、

トイレに行って早めに寝ることに。

今日はぐっすり眠れそう…



いやいや、そういえば、スリーピングマットが空気漏れで使えなくなってたんだっけ!
空気漏れの場所がわかれば、応急修理もできるんですが…見つからず。

今晩もスリーピングマットの代わりに、ザックを背中に敷いて、なんとか凌ぐしかないですね。

背中と腰が痛くなるのを覚悟して…眠りにつきます。



翌朝、5:00頃。
雨は一晩中降り続き、翌朝になっても止む気配はありません。

今日は扇沢まで下山するだけなので、急ぐことはありませんが、雨の中でテントを撤収するのも面倒なので、10時頃までには止んで欲しいなー。

なんて思ってたら…

翌朝、10:00頃。
なんと…期待通りに…雨は止んでしまいました。

(^o^)/

テントを撤収して、帰路に着きます。

天気が不安定だった割には、ほんとに、ラッキー!だったような…

そんなテント泊山行でした。

[終わり]


最後までご覧頂きありがとうございました。

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