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北アルプス【中房温泉~常念山脈】エリア|山旅テント場ガイド’25

北アルプス・中房温泉~常念山脈エリアで利用できるテント場(山小屋/キャンプ場)の幕営情報と、最新の営業状況をまとめました。

中房温泉~常念山脈エリアのテント場マップ
中房温泉~常念山脈エリアのテント場マップ
北アルプス【中房温泉~常念山脈】エリア/テント場一覧
山小屋/キャンプ場テント泊予約幕営数料金(*1)営業期間
餓鬼岳小屋予約制5張2,000円7月上旬~10月上旬
中房温泉不要20張2,000円4月下旬~11月下旬
※2025年4月25日〜 11月24日
合戦小屋不要3張2,000円4月下旬~11月下旬
※2025年4月19日~11月23日
燕山荘予約制40張2,000円4月中旬~11月初旬、年末年始 
※2025年4月19日~11月23日
大天荘不要50張2,000円6月中旬~11月初旬
※2025年6月14日~11月3日
常念小屋不要40張2,000円4月下旬~11月初旬 
※2025年4月27日~11月4日
蝶ヶ岳ヒュッテ不要30張2,000円4月下旬~11月初旬
※2025年4月25日~11月3日
大滝山荘不要5張2,000円7月中旬~8月末
※2025年7月20日~8月31日

(*1)大人1人1泊の料金

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1. 餓鬼岳小屋

餓鬼岳がきだけ小屋は、燕岳つばくろだけの南、餓鬼岳の直下に建つ山小屋です(標高約2,600m)。

各地への所要時間

→白沢登山口:4時間50分(7時間40分)
→燕山荘:6時間35分(6時間40分)
※山と高原地図のコースタム。()内は逆コース

餓鬼岳小屋/テント泊情報(2024年)
連絡先電話:0261-22-2220
営業期間7月上旬~10月上旬 
テント泊◯/予約制
幕営数5張
料金1人 2,000円
水場なし(小屋で販売(天水)、1L:200円)
トイレ小屋のトイレを利用
風呂なし
電波docomo:◯、au:△、SoftBank:◯
公式サイト
備考

参考サイト:
ヤマレコ/餓鬼岳小屋
PEAKS/「餓鬼岳小屋」北アルプスの山小屋完全ガイド

▲▲▲テント場▲▲▲

テント場は小屋から2分ほどの登山道の脇にあります。

場所は狭いですが展望は良さそうです。

2. 中房温泉

中房温泉登山口
中房温泉登山口

中房なかぶさ温泉は燕岳つばくろだけ登山口の近くにある源泉掛け流し100%の天然温泉で、旅館と立ち寄り湯があります(燕岳登山口の標高は1,450m)。

キャンプ場の受付は、燕岳登山口前の中房温泉・立ち寄り湯で申し込みます(上の写真)。

※旅館側では受付不可。(宿泊者以外は進入禁止とか…)

各地への所要時間

→燕山荘:4時間00分(2時間50分)
→有明山:4時間20分(3時間20分)
※山と高原地図のコースタム。()内は逆コース

中房温泉/テント泊情報(2025年)
連絡先電話:0263-77-1488
営業期間4月下旬~11月下旬 
※2025年4月25日〜 11月24日
テント泊◯/予約不要
幕営数20張
料金1人 2,000円
水場燕岳登山口の近く
トイレ燕岳登山口の公衆トイレ
風呂中房温泉・立ち寄り湯(入浴料金950円、入浴時間9:30~16:00)
電波 ◯docomo、 ◯au、◯SoftBank
公式サイト湯治と岳人の宿 中房温泉
備考

参考サイト:
北アルプス山小屋友交会|中房温泉

▲▲▲ テント場 ▲▲▲

テント場は登山口の向かい側の水場の下と、奥の方にある駐車場の脇にあります。

こちらが水場の下のテントサイトです。

水場の下(上の写真左)~登山相談所(上の写真右)の手前までの傾斜地が、段々状(4~5段ぐらい)に整備されています。

もう一箇所は、水場の奥のほうにある駐車上の脇にあります。

上下2段に分かれた空き地がテントサイトとして利用できます。

開放的でトイレも水場も、温泉も近くて便利な場所です。

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3. 合戦小屋

合戦小屋
合戦小屋

合戦かっせん小屋は燕岳つばくろだけ登山口から約4時間、燕山荘まで1時間30分、標高約2,350m地点にある休憩所です。

宿泊はできませんがテント泊は可能です。

夏季に販売している冷えたスイカとうどんが名物となっています。

各地への所要時間

→中房温泉登山口:2時間00分(3時間00分)
→燕山荘:1時間30分(50分)
※山と高原地図のコースタム。()内は逆コース

合戦小屋/テント泊情報(2025年)
連絡先電話:090-1420-0008(燕山荘)
営業期間4月下旬~11月下旬 
※2025年4月19日~11月23日
テント泊◯/予約不要
幕営数3張
料金1人 2,000円
水場水場なし(有料で販売)
トイレ小屋のそば
風呂なし
電波 
公式サイト合戦小屋|燕山荘グループ
備考

▲▲▲ テント場 ▲▲▲
合戦小屋のテント場
合戦小屋のテント場

合戦小屋から燕山荘へ向かう登山道の少し先(10mぐらい)、右側にテント場の入り口があります。

そこから15mぐらい行ったところがテント場です。

明るく開放的な場所で、地面も平らでよく整備されています。

ただし、ドラム缶や資材、ブルーシートなどが置かれているので、テント場というよりも工事現場の空き地?のようなところでした。(^_^;

なお、テント場はヘリポートになっているため、早朝のヘリの荷揚げ時には撤収する必要があります。

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4. 燕山荘

燕山荘
燕山荘

燕山えんざん荘は合戦かっせん尾根を登りきったところ、稜線上に建つアルプスでも有数の歴史を持つ大人気の山小屋です(標高2,712m)。

各地への所要時間

→中房温泉登山口:2時間50分(4時間00分)
→燕岳:30分(25分)
→大天荘:3時間40分(3時間40分)
※山と高原地図のコースタム。()内は逆コース

燕山荘/テント泊情報(2025年)
連絡先直通:090-1420-0008
営業期間4月中旬~11月初旬、年末年始 
※2025年4月19日(土)~11月23日(日)の宿泊まで
テント泊◯/予約制
幕営数45張
料金1人 2,000円
水場なし(1L=200円で販売)
トイレテント場用のトイレ有り(※紙はなし)
風呂なし
電波 
公式サイト燕山荘|燕山荘グループ
燕山荘グループ オンライン予約
備考

▲▲▲ テント場 ▲▲▲
燕山荘のテント場
燕山荘のテント場(燕山荘側)

テント場は山荘の手前の斜面になります。展望は抜群です。

燕山荘のテラスから見える場所(上の写真)と、その裏側、燕岳側に下った斜面(下の写真)にもあります。

燕山荘のテント場(燕岳側)
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5. 大天荘

大天荘
大天荘

大天だいてん荘は大天井おてんしょう岳の肩に建つ山小屋です(標高2,870m)。小屋の裏側が大天井岳の山頂で、徒歩10分ほどで登れます。

槍ヶ岳から穂高連峰に続く稜線の眺めも素晴らしく、眼前に大パノラマが広がります。

各地への所要時間

→燕山荘:3時間40分(3時間40分)
→常念小屋:3時間00分(3時間30分) 
→ヒュッテ西岳:3時間20分(3時間10分) 
※山と高原地図のコースタム。()内は逆コース

大天荘/テント泊情報(2025年)
連絡先直通:090-9003-1253
営業期間6月中旬~11月初旬
※2025年6月14日(土)~11月3日(月)の宿泊まで
テント泊◯/予約不要
幕営数50張
料金1人 2,000円
水場なし(1L=200円で販売)
トイレ小屋のトイレと共用
風呂なし
電波docmo受信可能、au、ソフトバンクは場所により可
公式サイト大天荘|燕山荘グループ
備考悪天が予想される場合は幕営が難しい状況になるため、テントでのご来荘はお控え願いますとのこと。

▲▲▲ テント場 ▲▲▲

大天荘の前から常念岳へ続く登山道の両側(西側と東側側)がテントサイトになっています。

大天荘のテント場(西側)
大天荘のテント場(西側)

西側のテントサイトからは、槍ヶ岳~穂高連邦へ続く稜線が目の前に広がっています。

(真ん中の道は槍ヶ岳へ向かう登山道)

展望は抜群です!

大天荘のテント場(東側)
大天荘のテント場(東側)

東側のテントサイトは、安曇野平野が見下ろせる開放的な場所です。

こちらのほうが、石ころも少なくて、平らなところが多かった気がします。

どちらのサイトも風が強いので要注意ですね!

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6. 常念小屋

常念小屋
常念小屋

常念じょうねん小屋は常念じょうねん岳と横通よこどおし岳の鞍部、常念乗越じょうねんのっこしに建つ100余年の歴史ある山小屋です(標高2,450m)。

各地への所要時間

→大天荘:3時間30分(3時間00分) 
→常念岳:1時間10分(50分) 
→蝶ヶ岳ヒュッテ:5時間15分(6時間10分) 
※山と高原地図のコースタム。()内は逆コース

常念小屋/テント泊情報(2025年)
連絡先電話:090-1430-3328
営業期間4月下旬~11月初旬 
※2025年4月27日~11月4日
テント泊◯/予約不要
幕営数70張
料金1人 2,000円 ※トイレチップ含む
水場なし(1L=200円で販売)
トイレテント場の仮設トイレ(小屋内のトイレは利用不可)
風呂なし
電波 
公式サイト日本アルプス常念小屋
常念小屋(Facebook)
常念小屋(Instagram)
備考・テント泊の食事提供はしていません

▲▲▲ テント場 ▲▲▲
常念小屋のテント場
常念小屋のテント場

テント場は小屋の手前の傾斜地(1号指定地)と、横通岳方面に少し行った斜面に段々状に設けられた広いサイト(2号指定地)があります。

常念岳と槍~穂高連峰の展望は良好です。

常念小屋のテント場(1号指定地)
常念小屋のテント場(1号指定地)

小屋の手前のテントサイトは、全体的に傾斜が強く、石ころが多いですが、こちらの方が人気があるようです。

常念小屋のテント場(2号指定地)
常念小屋のテント場(2号指定地)

少し離れた広いサイトは段々上に整備され、比較的水平に近く、石ころも少なめです(小屋に近いテント場よりも)。

テント場からは槍ヶ岳から穂高連峰へと続く稜線が眺められます!(上の写真)

トイレは、両サイトともに仮設トイレが設置されています。

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7. 蝶ヶ岳ヒュッテ

蝶ヶ岳ヒュッテ
蝶ヶ岳ヒュッテ

蝶ケ岳ちょうがたけヒュッテは蝶ケ岳ちょうがたけの直下(肩)に建つ山小屋です(標高2,677m)。

蝶ヶ岳山頂へはわずか1分。山頂から望む槍・穂高連峰の展望は北アルプス随一という評判です。

各地への所要時間

→常念小屋:6時間10分(5時間15分) 
→大滝山荘:2時間00分(2時間00分) 
→横尾山荘:2時間40分(3時間50分)
→徳澤園 :3時間05分(4時間40分) 
※山と高原地図のコースタム。()内は逆コース

蝶ヶ岳ヒュッテ/テント泊情報(2025年)
連絡先直通:090-1056-3455(受付時間:7:00~18:00)
営業期間4月下旬~11月初旬
※2025年4月25日~11月3日
テント泊◯/予約不要
幕営数30張
料金1人 2,000円 ※トイレチップ込み
水場なし(1L=200円で販売)
トイレ小屋と共用(外施設)
風呂なし
電波 
公式サイト蝶ヶ岳ヒュッテに泊まる | 蝶ヶ岳ヒュッテ
備考・テント泊でも夕食・朝食・お弁当の提供が可能(受付時に申し込む)

▲▲▲ テント場 ▲▲▲
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場

テント場は小屋の裏側の少し高くなった広場になります。

蝶ケ岳の山頂のすぐ下です。

蝶ヶ岳山頂からの展望
蝶ヶ岳山頂からの展望

蝶ヶ岳山頂からは、槍ヶ岳~穂高連邦の眺めが素晴らしい!

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8. 大滝山荘

大滝おおたき山荘は蝶ヶ岳ちょうがたけの南東、大滝山の肩に建つ山小屋です(標高2,610m)。

常念山脈の縦走路からははずれた場所にあるため、山の静けさを味わえる宿泊地となっています。

蝶ヶ岳から大滝山に続く登山道は樹林帯~湿地帯~ハイマツ帯と変化に富んでおり、高山植物の宝庫です。

各地への所要時間

→大滝山:15分(15分)
→蝶ヶ岳ヒュッテ:2時間00分(2時間00分) 
→徳本峠小屋:4時間20分(5時間20分)
※山と高原地図のコースタム。()内は逆コース

大滝山荘/テント泊情報(2025年)
連絡先電話:090-1056-3455(蝶ヶ岳ヒュッテ、受付時間:7:00~18:00)
営業期間7月中旬~8月末
※2025年7月20日~8月31日
テント泊◯/予約不要
幕営数5張
料金1人 2,000円
水場水場なし(小屋で販売。1L:200円)
トイレ小屋のトイレを利用
風呂なし
電波au:◯
公式サイト蝶ヶ岳ヒュッテ/大滝山荘のご案内
備考

▲▲▲テント場▲▲▲

テント場は小屋から15分の大滝山北峰の頂上付近になります。

ハイマツに囲まれた場所で蚊が多いので虫よけ対策が必要とのこと。

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最後までご覧頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
管理人:鈴木ライト
神奈川県横浜市在住。登山・アウトドアを通して人生という長い旅をアグレッシブに楽しみたい64歳男性(Webライター)。登山歴は約19年、テント泊を始めて約17年。大好物はなだらかな稜線歩き、急峻な岩場は苦手です…でも槍ヶ岳と剱岳は登頂済み。山好きな人よろしく~!(^o^)

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