大倉高原山の家(おおくらこうげんやまのいえ)は、丹沢山中で唯一のテント場がある場所です。
現在、山小屋は閉鎖されていますが、テント場とトイレは利用可能です。
ただし、小屋前に設置されていた水場が、利用できないので(断水中)、近くの水場を探しに行ったという記事をPart2で書いたんですが…
その後、Part2の記事のコメント欄にて、もっと近くに水場があるという情報をいただきましたので、早速その水場の様子を見に行ってきましたー。
Part2はこちら↓
丹沢・大倉高原山の家Part2~近くの水場を探しに行く
もっと近い水場
水場の場所…目印は?
上の写真は、大倉高原山の家から塔ノ岳方面へ2-3分行った場所、雑事場平(ぞうじばだいら)です。
大倉尾根の登山道は、大倉高原山の家の手前で一旦分岐しますが、ここが合流する地点です。
ここから見晴茶屋(みはらしちゃや)までの間…徒歩2-3分の間に…もっと近い水場への降り口があるはずです。
目印として、登山道の右側に、白い細引きが木に巻いてあるとのこと。
右手に(右側に)、白い細引きを探しながら、ゆっくり進みます。
見晴茶屋が前方に見えてきましたが…
あれっ、トラロープ?
ここは、Part2で探しに行った水場への降り口です。
もっと近い水場の降り口は、ここより手前とのことなので、通り過ぎてしまったようです。(^_^;
目印となる白い細引きは、見逃していないはずなので、現在、目印はなくなっているのでしょう。
まぁ、目印がなくても、踏み跡があればわかるでしょう。
来た道を引き返し、今度は、左手に水場への降り口を探します。
おっと、ありました!
もっと近い水場への、降り口を見つけました!
トラロープの場所から20-30mほど手前です。ちょっと、わかりにくいですが…
降り口の手前に、枯れた木の枝が積み重ねられている場所です。
降り口がわかりにくいように、カモフラージュ?してあるかのようです。
登山道を普通に歩いていると、まず気が付かないと思いますが…よく見ると、奥のほうに道が続いているのがわかりますね。
では行ってみましょう!
レッツラゴー! (^_^;
水場の様子
もっと近い水場へは、緩やかな歩きやすい道を、折り返しながら下って行きます。
約3分ほどで水場らしき場所が見えてきました。
あれっ、もう着いちゃった!という感じです。
細い沢が流れている場所で、小さな貯水槽のようなタンクが置かれてるようです。
ここから貯水槽までは、少しぬかるんだ急坂になっているので、ここだけスリップに注意!
はい、ここが、もっと近い水場です!
沢の水が一旦、小さな貯水槽のようなタンクに貯められて、そこから雨樋のようなパイプへと、水が流れるようになっているようですが…
実際には、貯水槽の左下のほうに着いている蛇口から、青いビニールホースで水が雨樋のほうへ流してありました。
では、早速、飲んでみましょう!
持ってきたシェラカップに水を汲んで…
ゴクッ、ゴクッ。
うーん…?
ちょっと、雑味があって、あまりおいしくありません。(^_^;
水道水みたいな味…というよりも…公園の水飲み場の水のような味がしますね。
(わかるかなー?)
これは…雨樋の先にこびりついていた、苔の味か…
それとも…
この小さな貯水槽の中で、何らかの処理がされているのか…
はたまた…ビニールホースの味がついてしまったのか…
沢の水は直接飲まなかったので、元々そういう味なのかどうか…わかりませんが…
(たまたまか?)
Part2で紹介した水場がおいしかっただけに、これはちょっと残念でした。
あとがき
もっと近い水場は、見晴茶屋へ向かう登山道の降り口から行き3分、帰り4-5分。
思っていた以上に近くて楽に行けるの場所にありました。
大倉高原山の家のテント場からは、往復15~20分ほど。多少、雨が降ったりしても問題なく行ってこれる場所です。
(水場の手前だけスリップに注意!)
でも…水の味は今ひとつ。
Part2で紹介した、小さな滝のような水場のほうが、断然おいしいです!
ということで…私だったら、天気が良くて登山道が乾いている場合は、
小さな滝のような水場のほうへ行きますね!
ただし、そこへのルートは雨が降ったり、登山道がぬかるんでいる場合は、難路になってしまいます。
そんな時は、もっと近い水場へ行くという選択になるでしょう。
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