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丹沢・塔ノ岳~バカ尾根の由来?とボッカ駅伝

塔ノ岳山頂から(当日は曇り気味だったので、写真は2016年1月に撮影したもの)

丹沢・塔ノ岳に登ってきました。これで124回目の登頂です!(^o^)

登ったコースは大倉尾根です。通称バカ尾根と呼ばれているのが以前から疑問に思っていたので、その由来を調べてみましたが…

大倉尾根はバカ尾根じゃないですね!

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124回目の塔ノ岳

先々週、久しぶりに(6か月ぶり)、丹沢・塔ノ岳に登ってきました。

久しぶりではありますが、これで124回目の登頂になりました。

登山を始めてから12年ぐらいなので、年に平均10回以上登っていることになりますね。

我ながら、よく登ったもんだと思います。

何故、同じ山に何回も登るのか?というと……下記のような手軽さからですね。

  • 交通機関が便利
  • 行き慣れた場所なので下調べの必要がない

手軽に行ける割りには登りがいがあって展望も抜群なので、

どの山に登ろうか?」と悩んでる時は、結局「塔ノ岳でいいや!」となってしまうのです。

丹沢で一番人気の山?

塔ノ岳は丹沢山塊の中で2番目に登山者が多い山です。

よく「塔ノ岳は丹沢で一番人気のある山」とか、「一番登山者が多い」等と紹介されている場合がありますがそれは間違いです。(^_^;

丹沢で一番人気があって、登山者が多いのは、大山です。

大山(おおやま)

大山は江戸時代から信仰の山として有名で、落語の「大山参り」の題材としても扱われています。今でも多くの参拝者や登山者で大賑わいです。

しかし、大山は中腹にある阿夫利神社までケーブルカーで行けて、山頂にも観光客が多いので、登る山というよりも観光地の印象が強いのでしょうね。

登る山としては一番目からはずされて(見落とされて)しまうようです。

こう言っている私も以前のブログで、「塔ノ岳は丹沢で一番登山者が多い山」と紹介していたので、人の事は言えませんが…(^_^;
※現在は修正済みです。

ボッカ駅伝競走大会

第31回丹沢ボッカ駅伝競走大会

大倉尾根では毎年6月頃にボッカ駅伝競走大会が開かれます。

大倉から花立までを4人でボッカリレーする山岳競技です。

今年(2017年)のボッカ駅伝競走大会の開催日は6月4日(日)、当日、大倉尾根の登山道は、大変混雑します

登山目的の人は日程を変更するか、別コースに変更したほうが良いでしょう。

2024年度は5月12日(日)の開催予定です。(雨天決行)
詳細はこちら>丹沢ボッカ駅伝競走大会

以前、知らないで大倉尾根を登っている最中に、このボッカ駅伝競走大会に巻き込まれたことがありました。

当時は3時間ぐらいで登っていたコースですが、登るのに5時間近くかかり、うんざりした記憶があります。(^_^;

大倉尾根(通称バカ尾根)

今回登ったコースは塔ノ岳への登山コースの中でも、一番人気がある大倉尾根を往復するコースです。

大倉尾根は塔ノ岳山頂まで、標高差約1200mを直登するきつい尾根です。

(何回登ってもきついですね!)

北アルプルの三大急登とされる合戦尾根(標高差1243m)と標高差が近く、アルプスに向けてのトレーニングとして、利用している人も多くいるようです。

ネット上では合戦尾根より、きついと云っている人もいますね。

そんな大倉尾根ですが、通称「バカ尾根」と呼ばれています。

この呼ばれ方、以前から疑問に思っていたので今回調べてみました。

大倉尾根の様子・特徴

バカ尾根の由来の前に大倉尾根の様子を簡単に説明しておきましょう。

大倉尾根は現在、石ころが多くて、階段状に整備された登山道が長く続く、歩き難くて疲れる尾根です。

しかし、木道木段ガレ場ヤセ尾根急登緩やかな散歩道、と多彩な山歩きが楽める明るい尾根でもあります(岩場、クサリ場はありませんが…)。

尾根上部からは展望が開け、富士山の雄姿や、相模湾を見下ろす絶景が楽しめます(気が良ければ、大島伊豆七島まで見渡せる)。

途中、山小屋が6軒あり、トイレも整備されているので、初心者でも安心して登れます。(きついですが…)

麓に近い山小屋は平日は営業していないので注意!

ただし、登山道は直線的で見通しがいい所が多いので、急登の先まで見通せて、逆にうんざりすることはあるかもしれません。(^_^;

花立山荘前の「木段」の登り始めと終わり。「大倉尾根」で一番きつい所。塔ノ岳・花立山荘前の300階段 塔ノ岳・花立山荘前の300階段

バカ尾根の由来は?

バカ尾根とは、一般的には下記の意味で使われるようです。

バカ尾根とは

変化に乏しく単調な登り下りを強いられる尾根道。面白みがなくただ長いだけの尾根道という意味で使われる。
出展:weblio辞書

バカ尾根の特徴は「変化に乏しい」「単調」「面白味がない」「長いだけ」ということなんですが、どれも大倉尾根にはあてはまりません。

では、いったいなぜバカ尾根と呼ばれるのでしょうか?

結論から先に云うと…よくわかりませんでした。<(_ _)>

由来としては、下記のようなものがあげらていましたが…どれも根拠が薄いものばかり。

大倉尾根がバカ尾根と呼ばれる由来?

(1) だらだらした長い登りが続く(一般的な意味)
(2) きつくて馬鹿にできない尾根
(3) 登るのが馬鹿馬鹿しいほどきつい尾根
(4) 馬鹿みたいにきつい登りが続く
(5) 馬鹿じゃないと登れない
(6) 長くて辛くて「バカヤロー」を叫びたくなる

(1)は一般的なバカ尾根の意味ですが、前述したように大倉尾根にはあてはまりません

(2)以降は要するに「きついから」という理由なんですが、「きつい=バカ」となる理由が今一つ納得できません。北アルプスの三大急登は「バカ尾根」とは呼ばれませんからね。

今回、調べてみて驚いたのですが、大倉尾根についてネット上の書き込みを見ると「だらだらとした長い登りが続く」とか「単調でつまらない、飽きる」とか、表現されているのを見かけました。

ちょっと、待てよ!

「だらだら」とか「単調」とかいうのは、違うでしょう!

確かに、大倉尾根は何回登ってもきつい尾根ですが、何度も言っているように、大倉尾根は決して単調ではなく、大展望が望める素晴らしい尾根なんです!

そう思っていいるのは、私だけでしょうか?…

ちなみに、ウィキペディアには、こう記載されていました。

ウィキペディア/大倉尾根


全長約7km、標高差約1200mで、だらだらとした長い登りが続くことから「バカ尾根」という別称もある。

出展:ウィキペディア

あれ?あれ?

やっぱり、私だけ?…

ウィキペディアが間違っている?

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山行記
管理人:鈴木ライト
神奈川県横浜市在住の山旅ブロガー(仮)。 登山・アウトドアを通して人生という長い旅をアグレッシブに楽しみたい64歳。登山歴は約19年、テント泊を始めて約17年。大好物はなだらかな稜線歩き、急峻な岩場は苦手です…でも槍ヶ岳と剱岳は登頂済み。山好きな人よろしく~!(^o^)

最後までご覧頂きありがとうございました。

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コメント

  1. heyhello より:

    実際に登って体感したいと思います。

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