南アルプスの鳳凰三山(ほうおうさんざん)へ1泊2日(テント泊)で行ってきました。
鳳凰三山は、薬師岳(2780m)、観音岳(2840m)、地蔵岳(2764m)の総称です。
南アルプスの入門コースといわれているので楽なコースか思ってたら…結構きついコースでした。
テント泊は去年9月の鹿島槍ヶ岳に行って以来10か月ぶりです。
今年初めてのテント泊なので、ザックの重さに体を慣らす意味もあって、南アルプスの鳳凰三山に決めました。
日程・登山コース・交通
【日程】2016年7月3日(日)~7月4日(月)
【メンバー】単独
【登った山】薬師岳、観音岳、地蔵岳、高峰
登山コース
【1日目】夜叉神峠登山口→夜叉神峠→南御室小屋(テント泊)
【2日目】南御室小屋→薬師岳→観音岳→地蔵岳→高峰→鳳凰峠→広河原
登山口までの交通
【行き】
◯JR甲府駅
|(バス/1時間10分)
◯夜叉神峠登山口
【帰り】
◯広河原
|(バス/2時間)
◯JR甲府駅
夜叉神峠~南御室小屋
甲府駅から広河原行きのバスに乗って、夜叉神峠(やしゃじんとうげ)登山口へ向かいます。
天気が良さそうな日に合わせて日程を組んだのですが…バスに乗っている途中で雨が降ってきました。
登る前からガックリです。
夜叉神峠登山口と夜叉神の森
バスに乗って約1時間10分。夜叉神峠登山口へ到着しました。
ここには夜叉神の森という山小屋があって、食事や日帰り入浴(鉱泉)も可能です。
小屋の横の空き地がテント場になっているようです。
雨が止むのを期待していましたが、小雨が降り続いていて止みそうもありません。
しょうがないのでレインウェアの上下を着込み、ザックカバーを付けて出発します。
(夜叉神峠登山口の水場は使えず、トイレの水道で水を確保していきました)
夜叉神峠
夜叉神峠登山口から約1時間。夜叉神峠(やしゃじんとうげ)へ到着しました。
平坦な広場でベンチが若干数置いてあります。
天気がよければ景色がよさそうなところですが、雲に覆われていてよく見えません。
一旦、雨は止みましたが、ここで休憩しているうちにまた降ってきました。
夜叉神峠小屋
夜叉神峠の広場の手前、樹林に囲まれるように夜叉神峠小屋が建っています。
今日は休日ですが、夜叉神峠小屋は閉まっていました。
小屋の開設(毎日営業)は、7月中旬以降のようです。ここにもテント場がありますね。
杖立峠
夜叉神峠から約1時間。杖立峠(つえたてとうげ)を通過します。
ほんとうは、ここで休憩する予定で歩いていたんですが、ここが杖立峠だとは気づかずに通過してしまいました。
標識を見落としてしまったんですね。(^_^;
後で写真を見ると、鉄棒で組まれた櫓のような台に、杖立峠の標識がかかかっていました。
苺平
杖立峠から約1時間。苺平(いちごだいら)に到着。
ここから辻山(2585m)への登山道が分岐します。10分ぐらいで行けそうな距離で、頂上から西側の展望が良いらしいのですが、天気が悪いのでパスします。
雨は止みましたが、いつ降ってきてもおかしくない空模様です。
南御室小屋
夜叉神峠から約3時間30分。今日の宿泊場所の南御室小屋(みなみおむろごや)へ到着。
もうちょっと小奇麗な山小屋を想像していましたが…掘っ建て小屋のような感じでした。(^_^;
今日は日曜日のせいか宿泊客は少ないです。小屋泊りが一人とテント泊が私を含めて二人。合計3人のみ。
山小屋とテント場は空いているほうが、静かでゆっくりできます。しかし、これだけ少ないと逆に寂しいですね。
南御室小屋のテント場
こちらが、南御室小屋のテント場。登山道を挟んで小屋の向かい側です。
登山道側の近くにヘリポートがあり、そばにはテントが張れないので思っていたより狭い印象です。
ガイドブック等には、幕営数50張りとありますが、普通に張るとせいぜい20~30張りぐらいでしょうか。
詰めれば50張りいけそうですが…小屋でテントの受付をして早速張ってしまいましょう!
設営完了。テントはダンロップ・VS20です。
テント場の真ん中辺のちょうどベンチがある所に張りました。そばにベンチがあると何かと便利です。
乾杯!~夕食
テントを張り終えたら、小屋で缶ビールを買ってきて…
とりあえず、乾杯!
つまみは、柿ピー!
夕食は定番のカレーライス。無洗米をクッカーで焚いて、その上にレトルトカレーを乗せて温めておきます。
無洗米が炊き上がったら10分ほど蒸らし、温まったレトルトカレーをかけて
いただきまーす!
レトルトカレーは、S&Bのカレー曜日(辛口)が定番です。
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暗くなり始めた頃、再び雨が降ってきました。今日は早々と眠りにつくことにしましょう。
明日の天気に期待して…
だけど、なかなか眠れません。毎度のことではありますが…
[次回ブログへ続く]
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