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三浦アルプス非公式ガイド#0 はじめに…注意点と地図の入手先

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左上:仙元山、右上:乳頭山、左下:二子山、右下:畠山
左上:仙元山、右上:乳頭山、左下:二子山、右下:畠山

神奈川県の三浦半島に位置する三浦アルプスのトレッキングコースを紹介します。200m前後の低山が連なる山域ですが…侮るなかれ! 急傾斜のアップダウンが多く、複雑な山道が入りくんだ本格的なトレッキングコースです!

台風被害状況!(2020/1/8)
2019年秋に通過した台風15号・19号の影響で、二子山山系(三浦アルプス)は甚大な被害を受けましが、現在では「二子山山系主要分岐図」上に赤い太線で示された「主要ルート」については通行可能となっています。ただし、依然として通行には注意が必要な状況です。詳細は↓こちら。
二子山山系自然保護協議会
二子山山系巡視プロジェクト (Facebook)
※大山林道(森戸林道)終点から二子山へ登るルートは通行困難な危険区間となっています。
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はじめに

三浦アルプスは神奈川県の三浦半島の北部に位置するご当地アルプスです。名前だけは知っていても、どんなコースなのか知らない人が多いんじゃないでしょうか? そういう私も最近まで知りませんでした…(^_^;

「こんな身近なところに、こんなに素晴らしいトレッキングコースがあったなんて!」

神奈川県のご当地アルプスと言えば、鎌倉アルプス(ハイキングコース)のほうが有名でしょう。でも、三浦アルプスも似たようなハイキングコースだろうと思っていたら大間違い! ひと味もふた味も…いやいや、もっと違った本格的なトレッキングコースなのでご注意を!

2018年夏頃?には、YAMAPと三浦半島沿線の京急がコラボした「MIUR ALPS PROJECT(三浦アルプスプロジェクト)」というサイトもオープンし徐々に認知度は広がってきているようです。

しかし、トレッキングコースの詳細を紹介しているガイド本は少なく、山道は標識が少なくてわかりにくい。それどころか最寄りの駅から登山口へ向かう標識もほとんどありません。登山口へたどり着くのも一苦労。ちょっとしたオリエンテーリング気分が味わえるほどです。(笑)

これでは興味を持ったとしても実際に歩く人は少ないでしょう。もったいないですね! そこで、三浦アルプスのトレッキングコースを詳しく紹介していこうと思ったわけです。もっと多くの人に三浦アルプスの魅力を知ってもらえれるように。

三浦アルプスの概要

三浦アルプス山域
三浦アルプス(二子山山系とも、葉山アルプスとも呼ばれる)は神奈川県の三浦半島の北部(逗子・葉山・横須賀)を横断する低山岳地帯です。三浦半島沿線の京急線や、JR横須賀線の駅から登ることができます。

山域の西側は相模湾、東側は東京湾に近いため、山の上から海の景色を眺められるところが魅力のひとつです。特に西側の仙元山から見える湘南の海の眺めは素晴らしい。

主な山頂は阿部倉山(あべくらやま、161m)、二子山(ふたごやま、208m)、仙元山(せんげんやま、118m)、乳頭山(にゅうとうざん、202m)、畠山(はたけやま、205m)の5つです。

200m前後の低山が連なる山域ですが…侮るなかれ!急傾斜のアップダウンが多く、複雑な山道が入りくんだ、本格的なトレッキングコースです。

お気軽なハイキングコースのつもりで、地図やコンパスを持たずに山に入ると、道に迷って遭難する危険性もあります。しっかりとした装備で出かけましょう。

トレッキングコースの特徴と注意点

「つ」の字型の稜線と源流

三浦アルプスの稜線は、「つ」の字を描くように連なり(U字型とも言われる)、「つ」の字の上側が北尾根、下側が南尾根、北尾根と南尾根をつなぐ尾根が東尾根と呼ばれています。

200m前後の低山ですが西から東へ横断すると(その逆も)、3~4時間ほどのコースとなり「つ」の字型に連なる稜線を通して歩けば、8時間ほどのロングコースをとることもできます。

また「つ」の字の中心部には森戸川の源流が流れ、沢歩きや、山に囲まれたひっそりとした秘境気分を味わうこともできるでしょう。(森戸川の源流付近から東へ向かう尾根道は、中尾根と呼ばれ道迷いが多い区域です。)

しっかりとした装備が必要

トレッキングコース中はアップダウンが多く、急登や、岩登りのような場所もたくさんありますので、しっかりとした登山装備が必要です。登山靴(トレッキングシューズ)はもちろんのこと、レインウェアや、ヘッドライトも忘れずに!

スリップしやすい場所が多いので、手を付いた時の保護のためにトレッキンググローブ(軍手でもOK)も必要です。応急用品として絆創膏(バンドエイド等)も、必ず用意しておくこと!

ヤブの中を通る道も多いので、暖かい季節でも服装は長袖長ズボンをおすすめします。

道迷い多発地帯~地図とコンパスは必須!

三浦アルプスの山道は複雑に入り組んでおり、標識がほとんどない場所もあります。道迷いのため自力で下山できずに遭難する人が増えているようです。登山に慣れている人でも地図とコンパスは必須です。

さらに、スマホのGPSアプリを併用することを強くおすすめします。地図とコンパスだけでは、ルート判断に迷う場所も多く、自分の位置を確認できるGPSアプリは強い味方になります。地図とスマホGPSアプリについては後述します。

トイレと水場

トイレは仙元山にしかありません。なるべく起点となる駅で済ましておきましょう。コース中に水場はないので、ロングコースを歩く場合は水の準備も必要です。森戸川の源流へ下れば沢水を得ることはできますが…安全かどうかは不明です。

イノシシ出没注意

三浦アルプスにはイノシシが多数生息し、コース中にもイノシシ出没注意の看板が多く設置されています。トレッキング中に遭遇する可能性もありますので、二子山山系自然保護協議会の主要分岐図(後述)の注意事項を確認しておくといいでしょう。

主な注意点を箇条書きにしておきます。

◆イノシシ出没注意
1.食べ残しは山に残さない。必ず持ち帰る
2.イノシシの子供(うりぼう)を見つけても近づかないこと
3.イノシシに遭遇した場合、大声を出したり、急な動作は避け、刺激を与えないこと
4.イノシシ捕獲用のワナが設置してあるので、山道から外れると危険

トレッキングコースの地図

三浦アルプスのトレッキングに利用できる地図を載せておきます。すべてネットから無料で入手可能です。

(1) 京浜急行/三浦アルプストレッキングMAP

京急の三浦アルプストレッキングMAPです。主なトレッキングコース4つの説明と、それぞれのコースの詳細地図が掲載されています。コースタイム、分岐点、各地点の標高の他に、注意事項やアドバイスまで載っています。まるで昭文社の山と高原地図を見ているようです。素晴らしい!

現在、京急のサイトには掲載されていいません。
上記のリンクはボーイスカウトのサイトのようです。(京急サイトから転載されたものでしょう)

(2) YAMAP/三浦アルプストレッキングコース

YAMAPの「MIUR ALPS PROJECT(三浦アルプスプロジェクト)」に掲載されている地図。推奨コース、初級者コース、上級者コースと色分けされています。

(3) YAMAP/地形図:三浦アルプス・二子山・仙元山

国土地理院の地形図(1/25000)は、鎌倉・横須賀が該当しますが、わかりにくいので、YAMAPの地図:三浦アルプス・二子山・仙元山がおすすめです。

下記のサイトへアクセスして「無料地図を取得」をクリック。
下記のサイトへアクセスして「登山コースを見る」→「jpg形式でダウンロード」→無料地図の「ダウンロード」をクリック。

YAMAPの地図は国土地理院の地形図を元に、コースタイム等の情報を付加したもの

(4) 二子山山系自然保護協議会/二子山山系主要分岐図

二子山山系自然保護協議会のサイトからダウンロードできる、道迷い防止用の地図です。道迷いの発生しやすい分岐点が説明されています。イノシシ出没に関する注意事項も記載されているので、確認しておくといいでしょう。

スマホGPSアプリを併用

上記の地図だけでは分岐点を見失ったり、分岐点がわかっても進む方向を間違えやすい場所も多くあります。念の為、スマホのGPSアプリを併用することをおすすめします。

山と高原地図のスマホアプリは利用できないので(三浦半島の地図がない)、YAMAPや、ヤマレコMAPを利用すると良いでしょう。

YAMAPがおすすめ!無料で利用できて地図が見やすい!
対応地図:三浦アルプス・二子山・仙元山

下山口から最寄りの駅までの道順の確認には、Googleマップがおすすめです。現在地から目的地の経路を検索すれば、駅までのルートと所要時間が表示されます。

森戸林道は立入禁止!

森戸林道(正式名は三浦大山林道)は三浦アルプスの中心部を流れる森戸川沿いに設けられた林道です。山に登らなくても、この林道を散策するだけでも十分に楽しめる自然豊かな場所です。

京急の三浦アルプストレッキングMAPでも、掲載されている4つのコースのうち、3つのコースで森戸林道を通るという、三浦アルプスでは知る人ぞ知る人気ルートになっています。

最後の方に記載したガイド本(2冊)にも、森戸林道を通るコースが掲載されています。

しかし、現在(2019年2月)は関係者以外立入禁止になっているのでご注意を!

森戸林道の車止めゲート(2019年3月)
森戸林道の車止めゲート(立入禁止)
上の写真は森戸林道の入口の車止ゲートです。正面の「危険につき関係者以外立入禁止」という看板を見落とすことはないでしょう。(ただし、森戸林道の終点側から歩いて来る場合は何もありません。(^_^;

ゲートの右側から出入りすることができるので、自己責任なら通過してもOK!と判断されているのか、現在でも多くの登山者やハイカーがこのゲートを通過しているようです。しかし、立入禁止のゲートを無断で通過することになるのでお勧めできません。

本サイトではこのゲートを通らないコースを紹介していきます。

トレッキングコース紹介

ここからは三浦アルプスの主なトレッキングコースを紹介していきます。コース毎に別記事としてアップしますので、下記のリンクをクリックしてください。

●仙元山~南尾根~乳頭山コース

三浦アルプス非公式ガイド#1 仙元山~南尾根~乳頭山コース
最初に紹介するトレッキングコースは、西側の仙元山から南尾根を通り、東側の乳頭山まで縦走するコース。三浦アルプスの中では、比較的にわかりやすく安心して歩けるので、三浦アルプスの入門コースとしておすすめです。

●阿部倉山~二子山~北尾根コース

三浦アルプス非公式ガイド#2 阿部倉山~二子山~北尾根コース
2番目に紹介するトレッキングコースは「つ」の字の始まりの山、阿部倉山から二子山へ登り、馬頭観音へと北尾根を辿ります。「つ」の字型の稜線すべてを踏破するために、はずせないコースです!

●二子山~森戸川源流~中尾根コース

三浦アルプス非公式ガイド#3 二子山~森戸川源流~中尾根コース
三浦アルプスの最深部、森戸川源流から山深くひっそりとした中尾根を登り乳頭山へ。低山ながらも、秘境・探検気分が味わえる面白いコースです。乳頭山からは「つ」字型の稜線から少し東へはずれた、畠山まで足をのばします。

補足

三浦アルプスが載っているガイド本

三浦アルプスのトレッキングコースが記載されているガイド本を載せておきます。

●鎌倉&三浦飯盒 山から海へ30コース
改訂版
東京新聞、樋口一郎 著(2019年11月発売)

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こちらは旧版です。
東京新聞、樋口一郎 著(2017年11月発売)

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●湘南ハイク 鎌倉・逗子・葉山・横須賀・三浦の山歩き
山と溪谷社(2018年3月発売)

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三浦アルプス非公式ガイド
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