南アルプスの女王・仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ、3033m)へ登ってきました。
仙丈ケ岳は、2010年に登って以来、6年ぶり2回目となります。
北沢峠から徒歩10分の長衛小屋にテントを張ってから、軽装備で仙丈ヶ岳を目指します。
日程・登山コース・交通
【日程】2016年7月23日(土)~2016年7月24日(日) ※前夜発一泊二日
【メンバー】私、友人のT氏、Y氏
【登った山】小仙丈ヶ岳、仙丈ヶ岳
【宿泊場所】長衛小屋のテント場(1泊)
登山コース
北沢峠をベースキャンプとして、小仙丈ヶ岳(こせんじょうがたけ)経由で仙丈ヶ岳の山頂へ。
●1日目
北沢峠→長衛小屋(テント設営)→北沢峠→小仙丈ケ岳→仙丈ケ岳→馬の背ヒュッテ→北沢峠→長衛小屋(テント泊)
●2日目
長衛小屋→北沢峠
※2日目は帰るだけ
体力的に余裕があったら、2日目に甲斐駒ヶ岳に登ろうか…とも計画していましが…今回はやめました。
ちなみに前回は単独のテント泊で1泊2日、北沢峠から藪沢経由の周回コースで、今回とは逆のコースを歩きました。
登山口までの交通
【往復】
◯T氏の自宅
|(Y氏の車)
◯芦安駐車場
|(バス/乗り合いタクシー)
◯広河原
|(小型バス)
◯北沢峠
※広河原~北沢峠はマイカー規制があるので、バスに乗り換えが必要。
北沢峠の山小屋
宿泊場所は、北沢峠から徒歩10分ほどのところに建つ長衛小屋のキャンプ場。
以前は、北沢駒仙小屋という名称だったはずですが…いつから名前が変わったのでしょうか?
気になったので調べてみました。
ふーん。
元々は長衛小屋という名前だったんですねぇ~。
あれっ?
北沢峠のバス停前にも、似たような名前の山小屋があったはずですが…こちらも調べてみました。
なんか、ややこしい話ですね。
北沢駒仙小屋が長衛小屋へ名前を戻して、長衛荘が北沢峠こもれび山荘へ改名したとは。
現在の長衛小屋は、南アルプス市の運営、北沢峠こもれび山荘は伊那市の運営で、両市の話し合いで決められたようですが…
芦安駐車場~広河原~北沢峠
前日の夜、T氏の自宅で待ち合わせてY氏の車で出発。
翌日の午前1時過ぎに芦安駐車場に到着しました。
ここで翌朝(5時過ぎ)の始発バスか乗り合いタクシーを待つことになります。
(この時点では駐車場は半分ぐらい空いていたと思いますが、翌朝にはほぼ満杯状態でした。)
芦安駐車場~トイレと仮眠
とりあえず、バス停の近くの明るい場所に一旦駐車し、トイレを探します。
駐車場の入口近くにあるトイレは使用不可になっていて、始発バス開始まで施錠されているようです。
しばらくあたりを探し回り、下の方の駐車場にトイレを発見!
バス停までは少し離れていますが、トイレに近い方が何かと便利です。そこまで車を移動して仮眠を取ります。
しかし、なかなか眠れない…
トイレのそばなので、ちょくちょく人が通りますが、それほどうるさいわけではありません。
それよりも、人が通るたびにトイレの自動照明が点灯するのが気になります。
時々到着する車のエンジン音と、ドアの開閉音も眠りを妨げます。
ほとんど眠れないまま…
広河原行き始発バスに乗る
午前4時を過ぎると車が続々と到着し、周囲がだんだん騒がしくなってきたので、我々も身支度を整えて5時前に出発。
広河原行きのバス停まで行くと、もう、たくさんの人が並んでいました。
しまったー!出遅れたか?
始発バスは既に満杯の模様。
乗合タクシー(5~6台で芦安駐車場~広河原の間を往復している)も既に定員オーバーで乗れません。
次のタクシーまでは1時間待ち?…
まじかー!失敗したー!
と思ってたら、どうやらバスの臨時便が出るようです。
臨時便にはなんとか乗車できたので、始発バス(臨時便)に乗って広河原へ向かいます。
広河原からマイクロバスで北沢峠へ
芦安駐車場から約1時間、始発バスで広河原に着きました。
北沢峠へはここから、北沢峠行のマイクロバスに乗り換えます。
こちらも満杯状態でしたが、7時過ぎに予定通り北沢峠に到着しました。
仙丈ヶ岳の登山口は北沢峠にありますが、先に今日の宿泊地の長衛小屋へ行ってテントを張っておきます。
長衛小屋までは徒歩約10分。緩い下り道です。
長衛小屋のテント場
長衛小屋の広いテント場です。設営可能数は100張りですが、詰めれば200張り以上いけそうです。
着いた時には既に半分ほど埋まっていました。
ここのテントサイトは2段になっています。
小屋に近いサイトの方が整地具合は良いのですが、混んでいるので、小屋から遠いほうのサイトにテントを設営しました。
テントはエスパース・スーパーライト(4-5人用)。沢のそばに設営しました。
上の写真は正面(前室側)から、下の写真は裏側(後室側)からとったもの。
[続く >>]
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