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猛暑の雲取山☆奥多摩小屋でテント泊#3~雨上がりのテント場にて…

猛暑の雲取山テント泊レポの続き(1日目/テント場)です。

やっと目的地の奥多摩小屋のテント場へ到着。

早速テントを張って缶ビールで乾杯!…のんびり、まったりと過ごします。

このひとときが楽しいんですね!

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奥多摩小屋のテント場にて…

奥多摩小屋(2017年1月撮影)

やっと、目的地の奥多摩小屋のテント場へ到着しました。

天気もだいぶ回復してきたので、早くテントを張って、まったりと過ごしましょう。

テント泊受付

まずは、テント泊の受付です。

奥多摩小屋は現在、管理人が非常駐になっているとのことですが…

今日は、小屋番さんがいました!

缶ビールも買えますね!

小屋の中は相変わらず薄暗くて、人の顔もよく見えない状態です。

こんにちはー!

受付には先客がいたので(小屋泊まりのようでした!)、終わるまで待っていると…

ザーーーッ!またまた、雨が降ってきましたー。(;_;)

えーっ、せっかく、テントでまったり過ごせると思ったのに…残念!

がっかりですね…

先客の受付終了後、テント泊の受付をします。

テント泊したいんですけどー!

小屋の中は暗いので小屋番さんが照らす懐中電灯の光をたよりに、テント泊の申込書を記入します。

(えー、まじですか?…まじです)

申込書を記入して宿泊料(500円x3人=1500円)を払えば受け完了です。

そして…受付を済ませて小屋の外へ出てみると…

なんと…

雨はすっかり止んでいましたー!

あー、良かった!\(^o^)/

とはいっても、こんな不安定な天気では、また、いつ降ってくるかわかりません。

さっさと、テントを張ってしまいましょう!

テント場

奥多摩小屋のテント場(ヘリポート側)

テント場は広く先程のヘリポートから奥多摩小屋までの、約200mの登山道の両側がほぼテント設営可能です。

(平坦な場所は少ないですが…)

ヘリポートから奥多摩小屋方面に向かって、左側が開けた斜面、右側が林の中になります。

天気がいい日は開けた斜面のほうが気持ちが良いですが、林の中にテントを張る人も多いですね。

奥多摩小屋のテント場(奥多摩小屋側)

この日のテントの数は20張りほどでしたが、最盛期には100張り以上のテントで賑わう場所です。

開けた場所なので展望は良く、天気が良ければ富士山も見えますね。

奥多摩小屋の閉鎖とともに、このテント場も利用できなくなってしまうとは…ほんとに残念です。

水場とトイレ

水場はテント場の開けた斜面を3分ほど下ったところ。

水量は豊富ですが手前が急坂で滑りやすい場所なので、登山靴を履いていったほうが良いでしょう。

トイレは小屋の前に個室が3つあり、一つは女性用になっています。

昔ながらの山小屋のトイレです。

虫がいるので虫が嫌いな人は落ち着いて用が足せないかも?

トイレットペーパーは置いてないので持参する必要があります。

テント設営

15:40頃。テント設営完了。

テントを張る場所と配置(向き)で少し悩みましたが、最終的には開けた斜面側に2つのテントをほぼ直角になるように張りました。

テントの前のスペースには、レジャーシートを敷いて宴会スペースにする作戦です。(^o^)!

左の青色のテントが私のテント、ダンロップ・VS20

右のオレンジ色のテントがY氏の新品テント、ファイントラック・カミナドーム2(2人用)です。

カミナドーム2は私も、以前から気になっていたテントです。

超軽量で、収納時のコンパクト性も抜群。少し価格は高くなりますが…

日本の山岳地帯で強風にも耐えられる自立式テントとしては、現在、最も軽量&コンパクトなテントですね。

今回じっくり見させてもらいました。気になる点もいくつかありましので、別の記事でアップしたいと思います。

VS20については以前の記事をご覧ください。↓こちら。

マイテント紹介~ダンロップ・VS20

乾杯!…まったりタイム

さてと……

テントを設営し終わったところで……

お待ちかねの……


缶ビールで乾杯!(お疲れさまー!)

ゴクッゴクッ!(しみるねー!)

缶ビールで乾杯したあとは、持ってきた酒と肴をつまみながら、まったりとした時間を過ごします。

このひとときが楽しいんですね!

ここは標高約1750m。涼しいとまではいきませんが、平地より10℃ほど低いので、まぁまぁ過ごしやすい気温です。

不安定だった天気も落ち着いてきたようです。

猛暑と雷雨の中、ここまで登ってきた甲斐がありましたね。

時刻は16:00頃。暗くなるのは19:00過ぎなので、まだまだ、たっぷりと時間はあります。

ぼんやりと山の景色を眺めたり……

周辺を散歩したり……

近くのテントの様子を見に行ったり……(^_^;

他の人達がどんなテント生活送っているのか?…気になりますね。
結構、参考になることも多いです。

ここから雲取山の山頂までは往復1時間30分。

今から雲取山へ向けて出発しても、明るいうちに戻ってこれる時間ですが、既にアルコールもまわっているので、そんな気はさらさらおこりません。(^_^;

そもそも、今回の雲取山テント泊はY氏の新品テントのお試しが目的だったので、雲取山の登頂は明日にとっておきましょう。

虫対策は万全に!

ただし、虫が多かったのは想定外でした。

特に大きなアブがブンブン飛び回っているので、とにかく鬱陶しい!

テント場の周辺はマルバダケブキという大きな黄色い花が群生しているので、この花を目当てにアブが集まってきているのかも知れません。

ウィキペディア/マルバダケブキ

虫除けのハッカ油スプレーは持って来ていたんですが、ハッカ油は、アブには効かないと思っていたので使用しませんでした。

後日、ネットで調べてみると…
ハッカ油はアブには効かないという情報は見つかりませんでした。私の勘違いでしたか?…

結果的にはこれが失敗でした。

大きなアブにばかり気をとられていましたが、小さい虫もたくさん居たんですね。

下山後に腕がやたらと痒くなり、帰宅後によく調べてみると、両腕で10箇所以上、首3箇所、顔も2箇所ほど虫に刺されていました。

足は長ズボンを履いていたのでまぬがれたようです。

さいわい2-3日で酷いかゆみはなくなりましたが、今回の2つ目の反省点です。

1つ目の反省点は、ザックカバーは、取り出しやすい場所入れておくこと。
(雨蓋のポケット等)

T氏も額を2箇所ほど刺されていたようで、痒みはないようでしたが、少し腫れていました。

脚も4箇所ほど刺されていたようです。

タイツを履いていたにかかわらず、タイツの上からでも、攻撃してくる虫がいるので安心できません。要注意!

夕食

夕食はレトルトカレーとナンと野菜サラダ。

カレーは、チキンカレー、キーマカレー、トマトカレーの3種類。

クッカーで温めて別々の器にあけておきます。

レトルトカレーも3種類あると、ちょっこし豪華な気分になりますね。

実はこの時に事件がおきました!

私がチキンカレーのレトルトパックを開封しようとした時のことです。

勢い余ってY氏の新品のテントにカレーをぶっかけてしまったのです!

すぐにウェットティシューで拭いたのでシミやにおいは残らなかったんですが……

レトルトカレーを食べる時は、ウェットティシューは必需品ですね!(^_^;

食べ方は好き好きなんですが、ナンにカレーにつけて食べるというインド式?よりも、

スプーンでカレーを一口食べてから、(口の中のカレーがなくならないうちに、)ナンを食べるという、おかず→主食方式がおすすめです。

カレーをどこかに垂らしてしまう心配もないし、一緒に食べるカレーの量が多くなるので、より美味しくいただけますね。

19:00頃。そろそろ日が暮れてきました。

夕方になって空も晴れて月も見えてきました。

もうちょっと暗くなってきたところで、星も1つ2つと確認できるようになってきました。

心配していた雨もその後は降らず。

山の天気予報では夕方から雷雨の予報だったんですが、雷雨に遭遇したのはお昼ごろ、予報より早めに通りすぎて行ったようです。

ラッキーでした!

翌日の天気予報は曇だったんですが、明日の天気も期待できそうです。

就寝

20:00頃。とりあえず就寝。

夜になっても、あまり気温は下がらなかったので、テントのメッシュは全開にして眠りにつきます。

といっても、すぐに眠れるわけではないのですが…

今日一日のことを思い返します。

猛暑…雷雨…テント場到着…テント設営…乾杯…まったりと…鬱陶しいアブ!…(^_^;

23:00頃。テントから顔を出すと…夜空に…星が…たくさん見えました!

このテント場は今回で4回目になりますが、毎回天気が悪く、こんなに星が見えたのははじめてです。

東京でも、こんなに星が見える場所があるんですね。

25:00頃。気温はだいぶ下がってきましたが、シュラフ(寝袋)に入ると暑く、シュラフから出ると肌寒い…中途半端な気温です。

ちなみに、今回持ってきたシュラフ(寝袋)は、モンベル・UL・ダウンハガー#3です。
カタログ上では、夏の高山から冬の低山キャンプまでカバーするとのことですが、私は夏の暑い時期、専用として使っています。

結局、シュラフには入らずシュラフのジッパーを全開にして、掛ふとんのようにして眠りにつきました。

再現すると…こんな感じですね↓

青い部分(左半分)がシュラフの上側で、黒い部分(右半分)がシュラフの下側です。

では、おやすみなさい……

といっても、なかなか眠れないのですが……(^_^;

明日は5:00に起床、7:00までに雲取山へ向けて出発する予定です。

[続く…]

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