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登山靴購入記~スポルティバ・トランゴ アルプ エボ GTX【その1】

好日山荘横浜店1F

前回の記事で紹介した登山靴、スポルディバ・トランゴ アルプ エボ GTX を購入した経緯をまとめておきます。

これから、登山靴の購入を考えている人の参考になれば良いのですが…(^_^;

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プロローグ

テント泊縦走用に6~7年ほど前に購入した登山靴「AKU・エッジGTX」をずっと愛用してきました。

ソールも一度張り替えて、まだまだ履き続ける気満々だったんですが…

<AKU・エッジGTX>

気が付くと、つま先部分を補強する革が摩耗してボロボロになり、つま先を覆っているゴムも剥がれそうになってきました。

登山靴自体はまだまだ丈夫なんですが、つま先部分の防水性が心配になってきたこともこともあり、そろそろ新しい登山靴が欲しいなーと思っていたところ…

きっかけは…ローバー・ティカムⅡ GT

2018年6月某日、山岳雑誌「山と溪谷」5月号の特集「上高地と穂高岳」をパラパラと見ていると、ある登山靴の広告に目がとまりました。

「ローバー(LOWA)・ティカムⅡ GT」 です。

アッパー(靴の表面)が黒い革製で一部に黄色のアクセントが入っています。

黒い登山靴がカッコイイ!

最近はオレンジ色、黄色、赤色等の派手な色の登山靴が多い中、黒い登山靴はなかなか見かけなくなってきたので、この黒い登山靴が気になってきたわけです。

登山道具は見た目からはいるタイプです…(^_^;

ネットで調べてみるとローバーの縦走向け登山靴で、堅牢性がありソールは岩稜対応で硬く、歩きやすいようにつま先部分が丸くなっている(つま先までソールが覆っている)タイプです。

テント泊縦走にもぴったりそうですね。

バックカントリー穂高太田さんが解説されている、↓こちらの動画が参考になります。

この登山靴が欲しいー!

他にもローバーフレックスや、Xレーシング等、今までになかった機能も魅力に思えました。

ローバー(LOWA)の登山靴は一度も履いたことがなかったので、すぐにでも履いてみたくなって、早速、登山ショップへ出かけました。

もちろん、足に合えば、購入する気満々だったんですが……

登山ショップへ

出かけた場所は東京・神田(かんだ)神保町(じんぼうちょう)。

自宅からは片道約1時間10分ほどかかりますが、神保町付近には品揃えが豊富な登山ショップが集中しているので、登山用品を購入するには便利な町です。

・ICI石井スポーツ(登山本店、神田本館)
・さかいやスポーツ(エコープラザ、シューズ館、キャンプ&クライミング館、等)
・L-Breath
・ニッピン(神田店)
・ビクトリア(本店)
・ici Club神田
・KANDAHAR(本店、山の店、アウトレット店?)
など

お目当ての商品がなかったり、ちょうどいいサイズがなかったり、欲しい色がなかったりしても、他の店を探せば見つかる可能性が高いですね。

特に登山靴の場合は、ちょうどいいサイズが売り切れ!なんてことは良くあることです。

地元の横浜にも好日山荘(横浜店)、カモシカスポーツ(横浜店)、ICI石井スポーツ(横浜店/関内)、モンベル(みなとみらい店)など、有名な登山ショップがありますが、店と店の距離が離れているので探しに行くのに時間がかかってしまいます。

厚手のソックスを履いて行く!

登山靴を購入する時は、いつも登山用の履く厚手のソックスを履いて行きます。

登山用のソックスを履いた足のサイズに、1cm-1.5cm プラスしたサイズが、ちょうどいい登山靴のサイズ(目安)だからです。

たいていの登山ショップには、試し履き用の登山用のソックス(厚手~薄手まで数種類が用意されている)が置いてありますが…

不特定多数の人が履いたソックスなので…(^_^;

やはり、自分がいつも履いているソックスで、登山靴を合わせたほうがベストでしょう!

店内で、いちいちソックスを履き替える手間も省けます。

厚手のソックスを履けるように、少し大きめの靴を履いて行きます。
厚手のソックスで履ける靴がない、という場合でも、自分のソックスを持参して店内で履き替えたほうがいいでしょう!
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試し履き~ローバー・ティカムⅡ GT

まず訪れたのがICI石井スポーツ(登山本店)。神保町では一番よく利用している店です。

現在まで愛用している「AKU・エッジGTX」 もこの店で購入しました。

到着したのは11:00過ぎ。入口の階段を登り、奥の方の登山靴売り場に行って、お目当ての登山靴があるかどうか探してみると…すぐに見つかりました。

手に持って観察してみると…なかなか良さそうです。

ローバー(LOWA)は足幅が広い?というイメージがあったんですが、足幅もそれほど広くはなく標準的な私の足にも合いそうです。

まだ時間も早く客もまばらだったので、試し履きをするには今のうちがチャンスです。

店が混んでくると、応対してくれる店員さんを捕まえるのが困難になるからです。

ちょうど、近くにいた店員さんが声をかけてくれました。

店員
店員

気になる靴があったら、サイズ出しますよ!

私

あっ、これ履いてみたいんですけどー!

店員
店員

それじゃ、足のサイズをはかってみましょう!
そちらに腰掛けてください!

店員:足サイズ測定機を準備中…
私:店内の長椅子に座り、荷物を置いて靴を脱いで準備OK!

店員
店員

ソックスは、厚手のものを履かれますか?
店に用意しているものがありますが…

私

安心してください、はいてますよ!
↓^_^↓

ということで、自分のソックスを履いていたので履き替える手間もなく、スムーズに足のサイズを測ってもらえました。

ソックスを履いた足のサイズは、両足とも25.1cm前後だったので、ちょうどいい登山靴のサイズは、26.1-26.6cmということになります。

ローバー(LOWA)の登山靴サイズでは、UK7(26.2cm)~ UK7.5(26.6cm)が該当しますね。

ローバー(LOWA)の登山靴サイズはこちら
LOWA登山靴換算表(バックカントリー穂高)

最初は、UK7(26.2cm)を出してもらいいましたが、履いてみると少しキツイ感じ(つま先がぴったりサイズで余裕が無い)だったので、次に、UK7.5(26.6cm)を履かせてもらい、こちらはちょういいサイズでした。

やはり、私の足に合う登山靴のサイズは、26.5cm前後がいいようです。

試し履きの7ステップ

試し履きをす際は、登山ショップの店員さんが履き方や、確認するポイントを教えてくれるので、店員さんの指示に従っていればいいのですが…

自分で確認する際のポイントを簡単に記載しておきます。

1)登山靴の靴紐を完全に緩めてから足を入れる

2)つま先が「登山靴の先端」につくように足を寄せる

3)踵側に指を入れて、1cm程度の空間があること確認する

山の下り斜面では登山靴の中で足が前方にずれるため、この1cm程度の空間がないと登山靴の先端につま先があたって痛いという状況が発生します。

4)踵を「登山靴の踵側」に寄せる(つま先側に空間をつくる)

このときに足の先に約1cmの空間ができているはず。

5)靴紐を足の先端からきつめに結ぶ

6)店内を歩いてフィット感、踵のホールド感を確認する

靴紐の結び具合でフィット感は変わってきます。ゆるいと感じたら靴紐を結び直し、キツイと感じたら靴紐を緩めたりして調整しましょう。

それでもフィット感が悪い場合は、足に合っていない可能性が高いので、別の登山靴を試してみましょう。

7)試し履き用の人工斜面を利用して、登り降りで問題がないかを確認する

登山ショップの店内には、試し履き用の人工斜面があるので、斜面を登ったり降りたり、つま先だけで登ったり踵だけで降りたりして、以下のことを確認します。

人工斜面での確認点

・下り:つま先があたらない
・登り:踵が抜けない
・登山靴が足にあたって痛いところがない(とくに足首を曲げたとき)

試し履きのポイントは以上ですが、登山靴によってフィット感やソールの硬さ、クッション性はちがうので、あとは自分の好みや価格で選ぶことになります。

できるだけ、たくさんの登山靴を履き比べると違いがわかってくるかと思いますが…

なかなか、そうもいかないですね。

試し履きの結果…気になる点

ということで、ローバー・ティカムⅡ GTを試し履きさせていただきましたが、購入にはいたりませんでした。

履き心地は悪くはなかったんですが…3点ほど気になるところがあったんです。

ローバー・ティカムⅡ GTの気になる点

(1) 靴紐が結びにくい。
(2) フックの取り付け部分が弱そう。
(3)ソールのつま先の丸くなっている部分が、岩を登るときに滑りやすい?

(1)と(2)は、ローバーフレックスという構造によるものです。

(1)は慣れの問題かもしれませんし…(2)はこの登山靴の売りといえる構造なので、強度は問題ないのでしょう。

(3)は店内の試し履き用の人工斜面の岩がプラスティック製なので、滑りやすかっただけかもしれません。

見た目が気に入ってたので、このまま購入してしまおうかとも思いましたが…

登山靴は高価な買い物だし、すぐに必要というわけではなかったので、一旦、見送ることにしました。

だが、しかし…

頭がもう完全に登山靴購入モードになってしまっていたため、このままじゃ帰れません!

ということで…他の登山靴を物色することに…

[続く…]

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