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登山靴の慣らし履き…効率的な方法は?

新しい登山靴を買ったらすぐにでも山に登ってみたくなりますね!

そんなあなたに、登山靴の効率的な慣らし履きの方法を紹介します。

新しい登山靴を買ったら、翌日にでも山へ登りに行ける方法です。

また、登山靴の大きさが合っていない場合の対処方法も紹介しているので、最後までご覧ください。

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登山靴の慣らし履きとは

慣らし履きとは本格的な登山に履いていく前に、軽いハイキングコースなどで数回履いて、登山靴を足に馴染ませておく作業のことです。

買ったばかりの登山靴は固くて足に馴染んでいません。

そのまま山に登って長時間歩き続けると、「靴ずれ」を起こしたり、登山靴の一部が足にあたったりして「足が痛い!」というトラブルがよく発生します。

慣らし履きをしておけば、登山靴が足に馴染んでくるので、履き心地が良くなります。

また、事前に足が痛くなる場所がないかどうかも確認できるので、山でのトラブルを防ぐことができます。

効率的な方法は2段階!

でも新しい登山靴を買ったら、すぐにでも山に登ってみたくなりますね!(^o^)

早く山で試してみたい!

新しい登山靴を履いて…軽快に颯爽と歩きたい!

そこで、今回は登山靴の効率的な慣らし履きの方法を紹介します。

新しい登山靴を買ったら、翌日にでも山へ登りに行ける手っ取り早い方法です。

以下のように2段階で実施します。

第1段階:購入した登山靴を履いて帰る(街中歩き)

まず、登山靴を購入したら、店内で試し履きした登山靴をそのまま履いて帰ります。

そのために、登山靴を買いに行く時は、登山用の厚手のソックスを履いて行きましょう。

登山靴を扱うショップには、たいていは試し履き用のソックスが用意してありますが、自分がいつも履いているソックスで、登山靴を合わせたほうがベストです。

そして、購入した登山靴を履いたまま、家に帰るまでに街中や公園などを、2~3時間かけて歩き回ります。これが第一段階です。

第1段階のポイント
  • 購入した登山靴を履いて帰る
  • 登山靴の靴紐はキツ目に締める
  • 街中や公園などを2~3時間歩く

では、第1段階のポイントを詳しく説明します。

1. 購入した登山靴を履いて帰る

登山靴を購入する際に、店員さんに「このまま、履いて帰りたいんです」と伝えれば、対応してもらえます。

履いてきた自分の靴はビニール袋等に入れて持ち帰ります。

登山靴を購入した日に、慣らし履きもできるので一石二鳥です!

もしも、途中で足が痛くなったり、なにか問題があれば、履いてきた自分の靴に履き替えれば良いというメリットもあります。

2. 登山靴の靴紐はキツ目に締める

登山靴の靴紐はキツ目に締めるのがポイントです。

キツ目に結んだほうが、登山靴が足に馴染みやすいし、痛くなる場所があれば、わかりやすいからです。

3. 街中や公園などを2-3時間歩く

街中といっても平地だけではなく、階段や上り道、下り道があるコースを選んで「靴紐の結び具合とフィット感」「痛いところは無いか?」などを確認しながら歩きます。

丘の上の公園などが近くにあれば、アップダウンがあってちょうどいいですね。

第1段階~第2段階へ

第1段階で問題がなければ、すぐに第2段階へ移ります。

街中の慣らし履きを数日かけて行う人もいるようですが、街中でいくら時間をかけて慣らし履きをしても、結局は山に登ってみないとわかりません。

したがって、第1段階は1日で充分です。

ただし、第1段階で何にか問題があれば、何にかしらの対処をして、問題がなくなるまでは第2段階へは進みません。

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第2段階:慣らし履き登山

第2段階では新しい登山靴を履いて実際に山に登ります。

登山靴を購入した日に慣らし履きの第1段階を済ませておけば、翌日にでも山に登れることになりますね。

ただし、あくまでも慣らし履きとして山へ登るので、普段より時間をかけて、ゆっくり歩くことが重要です。

第2段階~慣らし履き登山のポイント
  1. 歩き慣れたコースを一人で歩く
  2. 登山靴の靴紐はフィット感を確認しながら調節
  3. 登山靴を足に馴染ませるようにゆっくり歩く

第2段階のポイントを詳しく説明していきます。

1. 歩き慣れたコースを一人で歩く

慣らし履きに行く山は、なるべく歩き慣れたコースのほうが良いでしょう。

問題が発生した時に、知っているコースのほうが対処しやすいからです。

また、自分のペースで歩くことが必要なので、グループ登山は避けたほうがいいですね。

慣らし履き登山に付き合ってくれる人がいれば別ですが……

同じ時期に登山靴を購入した仲間や家族がいれば、一緒に慣らし履き登山へ行くのも楽しいかもしれません。

2. 登山靴の靴紐はフィット感を確認しながら調節

登山靴の靴紐は、やはりキツ目に締めておきます。

新しい登山靴は締め具合がわからず、緩めになりがちなので、「ちょっとキツイかな?」と思うぐらいがちょうど良いですね。

山道では靴紐の締め具合で、かなりフィット感が変わってくるので、山道を歩きながら、ちょうどいい具合に調節していきます。

たとえば、踵がゆるい場合は靴紐を締め直したり、足首が痛い場合は靴紐を緩めたり……

3. 登山靴を足に馴染ませるようにゆっくり歩く

慣らし履き登山は、登山靴を足に馴染ませるように、ゆっくり歩くのがポイントです。

足の動きに馴染んでいない登山靴で、激しい動きをすると足が痛くなる可能性が大きいからです。

山道に特有の地形がある場所、急斜面や、段差が大きい場所、岩場等では、特に注意しながら歩きます。

私の場合、登りでは踵のホールド感、下りではつま先が当たらないかを入念にチェックしながら歩きます。

第2段階~本格的な登山へ

第2段階で何も問題なければ、本格的な登山へ履いて行っても大丈夫でしょう。

足の痛み(靴擦れ、足首の痛み、等)がある場合は、まだ、登山靴が足に馴染んでいないのか、あるいは登山靴が足に合っていない可能性もあります。

登山靴が足に馴染んでいないだけなら、2~3回慣らし履き登山を実行すれば、足の痛みもなくなってくるはずですが……

慣らし履き登山を繰り返しても、改善しない場合は、登山靴が足に合っていない可能性が高いですね。

以下の対処方法を試してみましょう。

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登山靴が足に合っていないときの対処方法

登山靴が大きい?

登山靴の中で足がズレたり、フィット感がゆるい場合は、登山靴のサイズが大きいのが原因ですね。

以下の方法で簡単に調整できるので試してみましょう。

登山靴が大きい場合の調整方法
  1. 靴紐をもっとキツ目に締める
  2. もっと厚手のソックスを履く(または、2枚履重ねて履く)
  3. 市販のインソール(厚めのもの)に交換する

登山靴が小さい?

下りの斜面で足の先(親指や小指)があたって痛い場合は、登山靴が小さいことが主な原因です。

登山靴が小さい場合でも、下記の方法で多少は調整可能です。

登山靴が小さい場合の調整方法
  1. 薄手のソックスを履く
  2. 市販のシューズストレッチャーで広げる(革製登山靴の場合は多少効果あり)
  3. インソールをはずして履く(最終手段)

3.は最終手段です。インソールをはずして履くと、登山靴が1サイズ大きくなったような感じになります。

しかし靴底のクッション性がなくなって、足の裏が痛くなる可能性が高いです。

それでも、つま先が痛くなるよりはマシなので、登山中につま先が痛くなったときには、試してみる価値はあります。

2.のシューズストレッチャーというのは、革靴の前後・左右を延ばすことができる靴専用の器具です。↓このようなもの。

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足の痛みが改善しない場合は…登山靴を買い替えよう!

慣らし履きを充分に行っても、足の痛みが改善しない場合は、登山靴が足に合っていないのでしょう。

ソックスの厚さやインソールの交換で、多少調整することはできますが、私の経験上あまり効果は期待できません。

残念ですが、その登山靴を履くのは諦めて、新しい登山靴を購入したほうが、快適な登山につながる早道です。

足に合った登山靴に出会えれば、足の痛みもなくなり登山がもっと楽しくなるはずです。

インソールの交換は効果なし?

といっても登山靴は高価なので、すぐに新しい登山靴を買うのも難しいのが現実ですね。

インソールの交換で痛みが改善されるなら、試してみようと思いがちです。

私もそうでした……

しかし市販のインソールは、足の疲労を軽減したり、クッション性を高めることが目的です。

靴擦れや、つま先の痛みを和らげる効果は期待できません。

インソールで調整しようとするよりも、登山靴の買い替えをおすすめします。

ただし、インソールで足の位置が変わって、痛みが改善するケースはあるかもしれません。

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