テント好きの管理人が所有しているテントを紹介しています。
4番目に買ったのが「マウンテンダックス・レラ-1」です(2014年に購入)。
マウンテンダックス社が20?年ぶりにテントを製造して話題になったモデルです。
残念ながら、マウンテンダックス社の倒産に伴い、廃盤になってしまいましたが…
レラ-1の特徴
このテントの一番の特徴は居住性が高いところです。
テントポールが大きく立ち上がる構造になっているので、内部スペースが広々しています。
前室の張り出し部分も70cmあるので、広い前室を確保できます。
(一般のテントの張り出し部分は60cm前後です。10cmの違いですが、かなり広く感じます)
出入口も広くて開放的、荷物の出し入れも楽ですね。
さらに、出入り口は全面メッシュになるので通気性は抜群です。
暑い夏でも快適に過ごせるでしょう。(風が吹いていれば…)
作りもしっかりしていて、最近の軽量テントに比較すると多少重量はありますが、のんびりとテント泊を楽しむのには、ちょうどいいテントです。
フライシートと本体側ポールの固定方法
フライシートとテント本体の固定方法は、フライシートの4隅についているハト目をテントポールの先に差し込むだけのオーソドックスな構造です。
貼り綱は本体側ではなく「プロモンテ・VLシリーズ」と同様に、フライシート側についています。
フライシートの裏側の留め具を本体側ポール部分のスリーブ?に挟み込むだけなので、簡単に固定できるようになっています。
わずか1年で廃盤
このテント「レラ」は、2014年8月頃にもう一つのテント「ヌプカ(吊り下げ式)」と同時に発売されましたが、1年ほどでマウンテンダックス社の倒産により廃盤になりました。
Amazonなどでしばらく流通していたようですが、発売期間が短かったので、所有している人は少なく「レア」なテントになってしまいました (^_^;)。
他の人と被らないところが私的にはいいところですね。
マウンテンダックス社について(倒産&復活)
マウンテンダックス社は2015年7月に倒産しましたが、その後、オクトス社の新ブランドとして復活しています。
現在はザックなどが、マウンテンダックスブランドとして販売しているようですが…
残念ながらテントの販売は復活していません。
レラ-1の長所と短所(まとめ)
レラ-1の長所と短所を簡単にまとめると以下の通り。
長所
- 大きく立ち上がるテントポールにより内部スペースが広い
- 前室が広い(前室の張り出し部分の長さ70cm)
- 出入口も広く、全面メッシュ構造
- 既に廃盤になっているので持っている人が少ない。
短所
- 他の軽量テントと比較するとやや重い。
- 廃盤のため破損した場合は自力で修理するしかない。
マウンテンダックス・レラの仕様
レラ-1(1人用)、レラ-2(2人用)が発売されましたが…現在はどちらも販売終了しています。
レラ-1
【大きさ】間口205×奥行100×高さ105cm
【重量】1460g (フライ・本体・ポール)
【素材】
・本体:20Dリップストップナイロン/超撥水加工
・フロアシート:30Dリップストップナイロン/PUコーティング/シリコン撥水加工/耐水圧2000mm
・フライシート:20Dリップストップポリエステル/PUコーティング/シリコン撥水加工/耐水圧1500mm
・ポール:DAC製7001アルミ合金中空ポール/プレスフィット径9.0mm
レラ-2
【大きさ】間口210×奥行130×高さ115cm
【重量】1560kg (フライ・本体・ポール)
【素材】
・レラ-1と同様。
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