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マイテント紹介~アライテント・トレックライズ1

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トレックライズ1 at 小梨平

テント好きの管理人が所有しているテントを紹介しています。

3番目に買ったのが「アライテント・トレックライズ」です。

トレックライズは、エアライズの出入口をテントの長辺側に付けたタイプで、居住性が高いのが特徴です。

3シーズン用ですが、バランスがとれた良いテントです。半月型の出入口も使いやすい。

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トレックライズの特徴

トレックライズは、アライテントの定番テントであるエアライズをベースにして、出入口を長辺側に付けたテントです。

エアライズの設営のしやすさと高機能素材を受け継ぎ、出入口を長辺側にしたことによって居住性も高くなっています。

出入口の形状が半月型になっているのも使いやすいです(詳細は後述)。

また、エアライズと比べると、同じ1人用のテントでもサイズが少し大きく作られています。

短辺側のサイズが110cmあり、一般的な1人用テント(90~100cm)と比べると、かなり広く感じます。

その分重量は少し重くなりますが、バランス(耐風性、居住性、設営&使いやすさ)がとれた良いテントです。

※エアライズと違い冬季用のオプションはありません(3シーズン用)。

エアライズとの違い

エアライズとの大きな違いは次の5点です。

相違点エアライズトレックライズ
出入口の位置短辺側長辺側
出入口の形状逆U字型半月型
出入口のメッシュ構造メッシュが内側で二重式メッシュが外側で一体式
1人用のサイズ短辺100×長辺205×高さ100cm短辺110×長辺210cm×高さ105cm
冬季用オプション外張りなし

出入口が長辺側のメリット

やはり出入口は短辺側にあるよりも、長辺側にあった方が便利です。

メリットは、なんといっても出入口が広く、開放的で居住性が高いところでしょう。

特に雨が降っている日にその便利さを実感できます。

出入口が広いので雨の日でもスムーズに出入りできます。

また、出入口の傾斜が少ないので、雨がテントの中に入り込みにくい。

大雨でテント内で停滞している時も、入口が広くて開放的なほうが、落ち込んだ気分も少しは晴れるでしょう!

メリット効果
出入口が広い 出入りしやすい。
外から荷物の出し入れがしやすい。
開放的で風通しが良い。
出入口の傾斜が少ない 雨天時でもテントの中が濡れにくい 。

半月型の出入口のメリット

トレックライズ・半月型出入口
トレックライズ・半月型出入口

トレックライズの出入口は半月型になっていて、最初に見た時は変な形? と思いました。

しかし、実際に使用してみると、一般的な逆U字型よりも使い勝手が良いのです。

出入口のファスナーを全開にしても、出入口の布がテントの中に垂れ下がってくることはありません。

ちょっとしたことですが、使い勝手がかなり違います。

エアライズの出入り口は逆U字型になっているため、出入口のファスナーを全開すると、出入口の布がテントの中に垂れ下がってきます。これが邪魔で丸めて固定するのも面倒です。

レックライズ・半月型出入口(全開)
トレックライズ・半月型出入口(全開)

出入口のファスナーを全開にしたところです。

出入口の布がポール側にぶら下がっているので、テント内へは垂れ下がってきません。

トレックライズ・半月型出入口(全開&固定)
トレックライズ・半月型出入口(全開&固定)

もちろん、入口の布は丸めて固定しておくことも出来ます。

出入口のメッシュが外側のメリット

トレックライズは出入口とメッシュが一体式で、メッシュの布はテントの外側に付いています。

ファスナーは2つあり(出入口専用と、メッシュ専用)、メッシュにしたい場合はテント内からメッシュ専用ファスナーを開くだけなので簡単です。

上の写真は、テントの中からメッシュ専用ファスナーを開けたところです。

エアライズはメッシュの布が内側に付いています。メッシュにしたいときは、出入口のファスナーを開けて、外側の出入口の布を丸めて固定してから、内側のメッシュのファイスナーを閉める必要があり面倒です。

前室が狭いのがマイナス?

出入口が長辺側にあるテントは、前室の張り出し部分の長さは60㎝前後が一般的ですが、トレックライズ1は45㎝しかありません。

一般的なテントと比べると前室がちょっと狭いのがマイナス ですね。

しかし、その分、風の抵抗が少なく耐風性が高いと云えます。

トレックライズ1 at 小梨平

究極の1人用テント=トレックライズ0

このシリーズには更に軽量な、究極の1人用「トレックライズ0」という製品があります。

トレックライズ1より210gほど軽いのですが、短辺の幅が80cm、前室の張出し部分は40cmしかありません。

山で寝泊まりするには狭過ぎだ!

と思ってたんですが、最近、山でも見かけるようになりました。

短辺の幅が80cmでも、寝る幅を50cmとすると30cmの余裕があります。

それだけの幅があれば何とか荷物は置けるので、快適さよりも軽量&コンパクトを最優先する場合は良い選択かもしれません。

しかし、快適なテント生活を送るには短辺幅は100cmは欲しいところです。

付属品について

シームコートによる防水加工

トレックライズには、防水液「シームコート」付属しており、テント購入後にグランドシートの4隅を自分で防水加工する必要があります。

これが、ちょっと面倒なのですが…

テントの強度と防水性能のためなので、自宅等で試し張りをしたときに、ついでに防水加工もやっておきましょう!

防水加工が必要な理由
防水加工が必要な理由は以下の通りです(アライテントの公式サイトからの抜粋)。

アライテントで製造しているすべてのテントには、防水液「シームコート」が付けられています。これは、テントの強度や、使いやすさを考えたときに、機械的なシームテープによる防水加工ではどうしても満足のいく防水性能を発揮することができないために、ユーザーの皆さんに防水加工を行なっていただくためです。ユーザーの皆さんにとっては面倒な作業かもしれませんが、どうかご自分のテントをより完璧な状態で使用するためにご協力をお願いいたします。

出展:アライテント公式サイト

●シームコートの塗り方
シームコートの塗り方は、アライテントの公式サイトに詳しく説明されています。
アライテント・シームコートの塗り方

付属のペグ

左の2本がトレックライズ付属のジュラルミンペグ(1本約13g)で、右の2本がテントポールに定評があるDAC製のペグ(1本約11g)です。

トレックライズ付属のペグは、太くて厚みもあり固い地面には刺さりにくいです。

山のテント場は岩が多いのでペグは使わないことがほとんどですが…

あと、張綱を引っ掛ける切れ込みが片側にしかないので、張綱を引っ掛けた時にやや不安定です。

(実用上は問題ないとは思いますが…)

ペグの穴に張綱を通せば安定しますが、張綱を結んだり解いたりするのが面倒ですね。

私は別のペグに交換しています。おすすめのペグは↓こちら。

プロモンテ/アルミカラーペグ
テントフレームで有名なDAC社製のペグ。軽量(1本11g)&コンパクトで、カラーは4色(イエロー、オレンジ、ブルー、レッド)。

Amazonで見る

ペグ袋がない

トレックライズにはペグを入れる袋が付属していないので、別に用意する必要があります。

私は、ジップロック(Ziploc)のフリーザーパックSに入れています。

耐久性はありませんが、汚れたら交換すればいいので楽ですね。

付属のジュラルミンペグ(12本)を入れると↓こんな感じになります。

張り綱が短い!

トレックライズ付属の張り綱(ガイライン)の長さは約130cmです。

張り綱をペグで固定する場合にはちょうど良い長さですが……

稜線に近いテント場では岩稜地帯が多く、ペグが刺さらない場所がほとんどです。

岩に張り綱を巻きつけて固定することが多くなるので、130cmだと短いですね。

岩に巻きつける分の長さを考慮すると(プラス50cm)、180cmぐらいがちょうど良い長さでしょう。

ペグで固定する場合はやや長めですが、自在で長さを調整すれば問題ありません。

※標高が高い山で使用する場合は、180cmぐらいの張り綱に交換することをおすすめします。

トレックライズ1の長所と短所(まとめ)

最後に、トレックライズの長所と短所を簡単にまとめておきます。

長所

  1. 定番のエアライズと同等のつくりで初心者でも安心。
  2. 長辺側の出入口が使いやすく居住性もいい。
  3. 出入口の形状が半月型なので、ファスナーを開けてもテント内に垂れ下がってこない。
  4. 出入口のメッシュが外側なので、メッシュの開け閉めが楽。
  5. 短辺側の幅が一般的な1人用テントより10cm広い110cm。

短所

  1. 前室が狭い(前室の張出し部分の長さが45cm。一般的には60cm前後)
  2. エアライズと外観が似ている
    • 山ではエアライズほど多くはないですが、フライシートの色が同じで外観も似ているので、混雑したテント場ではわかりにくい。
  3. 付属の防水液「シームコート」でグランドシートの4隅を防水加工する必要がある
  4. 付属のジュラルミンペグが使いにくい
  5. 付属の張り綱が短い(約130cm)

トレックライズの仕様

トレックライズは、現在、トレックライズ0(究極の1人用)、トレックライズ1(1人用)、トレックライズ2(2人用)の3種類が販売されています。

トレックライズ0(究極の1人用)
【定員】1~2人用
【大きさ】間口205cm×奥行80cm×高さ100cm(前室張出40cm)
【重量】1250g(※1450g)※ペグ・張綱を含む重さ
【素材】トレックライズ1と同じ
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トレックライズ1(1人用)
【定員】1~2人用
【大きさ】間口210cm×奥行110cm×高さ105cm(前室張出45cm)
【重量】1460g (※1660g) ※ペグ・張綱を含む重さ
【素材】
・フライ:30dnリップストップナイロンPUコーティング
・本体:28dnリップストップナイロン(東レ「ファリーロ」中空糸使用)
・グランドシート:40dnナイロンタフタPUコーティング
・フレーム:NSL9フェザーライト(DAC社製)
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トレックライズ2(2人用)
【定員】2~3人用
【大きさ】間口210cm×奥行150cm×高さ110cm(前室張出50cm)
【重量】1680g(※1880g)※ペグ・張綱を含む重さ
【素材】トレックライズ1と同じ

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山道具/テント

最後までご覧頂きありがとうございました。

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管理人:鈴木ライト
神奈川県横浜市在住の山旅ブロガー(仮)。 登山・アウトドアを通して人生という長い旅をアグレッシブに楽しみたい64歳。登山歴は約19年、テント泊を始めて約17年。大好物はなだらかな稜線歩き、急峻な岩場は苦手です…でも槍ヶ岳と剱岳は登頂済み。山好きな人よろしく~!(^o^)

コメント

  1. Cindy より:

    Well I guess I don’t have to spend the weekend fiurging this one out!

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