以前、ダンロップ・VSシリーズと、プロモンテ・VLシリーズ(旧型)のヒモの改造方法を紹介しましたが、今回はPart2ということで新方式。もっと簡単で楽にできる方法です!
ダンロップVSとプロモンテVL~フライシートのヒモ改造
ヒモ改造とは
まず、ヒモとは何かというと「ダンロップ・VSシリーズ」と「プロモンテ・VLシリーズ(旧型)」のフライシートの裏側についているヒモのことです(冒頭の写真)。このヒモはフライシートとポールを接続するための重要なパーツなんですが、4箇所のヒモを、それぞれポールに結び付ける仕様になっているんです。
これが、かなり面倒で使いにくいんですよねー。 ネット上でも不評で、検索すれば、いろいと改造されている記事が見つかります。私も簡単な改造方法を思いついたので、以前のブログで紹介しました。それがPart1です。
VLシリーズはモデルチェンジで改善
その後「プロモンテ・VLシリーズ」は、2017年春のモデルチェンジで、この欠点が改善されました。フライシートの裏のヒモがベルクロに変更されて、ポールへの接続が楽になったんですね。でも、残念ながら「ダンロップ・VSシリーズ」は、まだ改善されていません。このために、購入を躊躇している人も多いかと思います。VSシリーズも早く改善して欲しいですね。
フライシートが改善されたら、フライシートだけ買い替えたいと思ってたんですが…
VLシリーズには、別売りのフライシートがありますが、型番が古いので旧型のままのようです。VL26Tのフライシートのみ、型番が新しくなってますが、2017年のモデルチェンジで新しくできたモデルなので、旧型が存在しないからでしょう。
Part2は新方式!
以前の改造で、だいぶ使いやすくはなったんですが、コードロックにヒモを通すのが少し面倒でした。うーん。もうちょと、何とかならないかなーと。試行錯誤を繰り返した結果…(これはほんと!)
もっと簡単で楽な方法が見つかりました!
パチパチパチパチー(自画自賛!今年2回目)
使う道具はコードロック。前回の改造と同じ道具ですが、いろいろと、いじっているうちに、ここにたどりつきました。ちょっとした工夫なんですが…
名付けて、コードロックでくるりんぱ!(^_^;)
なんだ、そりゃ? という声が聞こえてきそうなので、早速、説明していきましょう。
コードロックでくるりんぱ!
用意するもの
コードロック
改造に使う道具は、コードロック4個のみ。ヒモを結ぶ代わりに、コードロックで止めてしまおうという発想は前回と一緒です。前回と違うのは止め方です。
ちなみに、私は、モンベルのコードロックMを使っています。コンパクトな割に穴が大きくて使いやすいです。
改造方法
改造方法は、フライシートのヒモにコードロックを通しておくだけです。(上の写真)
これだけ!えっ、それだけ?
と思うかもしれませんが、ほんとうにこれだけです。あとは、ポールへの止め方にひと工夫すれOKです。
設営時の手順
【1】ヒモの根本から3/4ほどの位置で、コードロックを止めておきます。
【2】ヒモをポールの上から裏側へ巻きつけます。この時に、ヒモの根本を2つに開いて…
【3】コードロックを裏側からヒモの間に通します。くるりんぱっと!
【4】ヒモをポールに巻きつけたら、ヒモの端を引っ張ってポールにしっかりと密着させます。
【5】あとは、コードロックをポール側へスライドさせて固定します。
これで完了です!
撤収時の手順
【1】撤収時は、コードロックをヒモの先端方向へスライドさせます。
【4】フライシートを畳む時は、ブラブラしないように、コードロックをフライシート側へスライドさせておきます。
動画で確認!
写真だとわかりにくいので、↓こちらの動画をご覧ください!
※画像をクリックすると再生します。
あとがき
今回の改造は、フライシートのヒモにコードロックを付けておくだけです。これだけで、テントの設営・撤収が驚くほど簡単になりました。
\(^o^)/
VSシリーズのフライシートが改良されたら、フライシートだけ買い替えたいと思ってたんですが…この方法なら、買い換える必要なさそうです。(^_^)
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