山岳テント「ダンロップ・VSシリーズ」と「プロモンテ・VLシリーズ(旧型)」の唯一欠点?フライシートのヒモの改造方法を紹介します。
本格的な改造ではなく、誰にでもすぐにできる簡単な方法です。
ダンロップVSとプロモンテVL
ダンロップ・VSシリーズと、プロモンテ・VLシリーズはブランド名は違いますが、現在は HCS(株式会社エイチシーエス)という同じメーカーで製造されている姉妹テントです。
冒頭の写真①②はダンロップのVS20(2人用)、現在メインで使っているお気に入りの山岳テントです。
写真③④はプロモンテのVL14(1人用)、1人用テントですが、横幅がちょっと狭いので最近は出番が減ってしまいました。
以前のブログで長所と短所等を紹介しているので、詳しくは↓こちらをご覧ください。
今日はこのテント「VSシリーズとVLシリーズ」の欠点?と改造方法を紹介します。
欠点?というと、メーカーさんから怒られてしまいそうですが、ネットで検索してみると不評な記事が多く見つかりますので、欠点?と思っているのは私だけではないはず…
ネットでは本格的に改造されている記事も、ちらほらと見つかりましたが、私の改造方法はすぐにできる簡単な方法です。
既に実行されている人も多いかも知れませんが…とりあえず紹介していきます。
なお、以下の説明は、VS20を使用したものですが、VSシリーズとVLシリーズは同じ構造なので、VLシリーズでも同じ方法で改造できます。
フライシートとポールの固定方法が…問題だ!
まずは欠点?について。
このテントは張り綱がポール側ではなく、フライシート側に取り付けてあります(上の写真)。
フライシートと本体は4隅のバックルで接続するので問題ありませんが、張り綱とポールの位置を固定するために、フライシートの裏側のヒモをポールに結びつける必要があります。
上の写真がフライシートの裏側についているヒモです。
このヒモを、ポールに結びつけます(下の写真)。
ここが問題の箇所ですね。
フライシートとポールを固定する場所は4箇所あるので、4回もヒモを結ばなければなりません。
これがかなり面倒です。面倒なだけならまだしも、悪天候下では大変な作業となります。
改造方法
そこで改造方法ですが、使う道具はコードロック(4個)のみです。
ヒモを結ぶ替わりに、コードロックで止めてしまおうということです。
簡単ですね。(^_^)
設営時の手順
【1】ヒモの片側にコードロックを通す。
【2】ヒモのもう一方をポールを挟むようにコードロックに通す。
【3】コードロックをポールまでスライドさせて固定する。
これだけ!
撤収時の手順
【1】ヒモの片側だけをコードロックからはずす。
【2】ロックをヒモの根元までスライドする。(ブラブラしないように)
あとがき
寒くて手が悴んでいる時は、コードロックにヒモが通しにくいかもしれませんが、ヒモを結ぶよりは簡単です。
要は、ヒモがポールに固定できればいいんですが…
コードロックよりも、いい方法があったら教えてください。(情報待ってます。)
Part2もご覧ください!
コメント
こんにちは。VL14愛用しています。
ドローコードかあ なるほど!
VL14でやってみます。
ありがたい情報です
igaさん、コメントありがとうございます。
VL14、赤いフライシートがかっこいいですね!
整理整頓が下手なせいか、ちょっと狭くて、出番がなくなってしまいましたが…
ぜひ、試してみてください!