夜行バスは眠れない!不眠対策は首枕と腰枕 | 山旅GOGO
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夜行バスは眠れない!不眠対策は首枕と腰枕

室堂バスターミナル
早朝の室堂バスターミナル(2012年7月)

登山には夜行バスが便利ですが、眠れるかどうかが大問題です。

熟睡できる人もいるようですが、私の場合はほとんど眠れないことが多いですね。

寝不足のまま登山を開始すると、思わぬ体調不良やトラブルの原因にもなりかねません。

そこで、今年の夏のテント泊登山に向けて、少しでも快適に眠れるよう対策を考えてみました。

グッスリ眠れる人が羨ましい!

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夜行バスは眠れない!

登山には夜行バスが便利ですが…

北アルプスや南アルプスの登山口へは夜行バスが便利ですね!

寝ている間に登山口まで到着して、早朝から登山を開始できるんですからー。

特にマイカーを持っていない人には願ったり叶ったりの交通手段です。

しかも、料金も安い!

公共交通機関を乗り継いで行くよりも、料金が安く設定されているんですよねー。

夜行バス(登山バス)といえば、毎日あるぺん号さわやか信州号

ネットで行き先と料金の確認・予約ができるのも便利です!

夜行バスに乗ったことがない人は、↓こちらの記事が参考になりますね。(笑)

毎日あるぺん号とさわやか信州号の予約サイトは↓こちらです。

眠れるかどうかが大問題!

そんな便利な夜行バスですが…眠れるかどうかが大問題です!

私の場合は、ほとんど眠れないことが多いです。

というか、ぐっすり眠れたことは一度もありません。

人によっては熟睡できる人もいるようで、夜行バスに乗って、いびきをかいて寝ている人もよく見かけます。

いびきは迷惑だけど、ぐっすり眠れてるようで羨ましい!(^_^;

夜行バスで眠れないと、寝不足のまま登山を開始することになります。

思わぬ体調不良やトラブルの原因にもなりかねません。

幸いにも今のところ寝不足が原因でトラブルになったことはないんですが…

今年の夏のテント泊登山に向けて、夜行バスで少しでも快適に眠れるよう対策を考えてみました。

眠れない原因と対策

上高地バスターミナル (2011年7月)
上高地バスターミナル (2011年7月)

眠れないという状況

まずは、眠れない原因をあらためて考えてみました。

そもそも、移動中の車や電車では眠れない!という人もいるでしょう。

しかし、私の場合は車や電車の中ではむしろ眠くなるほうなので(車や電車の振動が、ゆりかごのように眠気を誘うのか…)、夜行バスでも全く眠れないというわけではありません。

だいたい↓こんな状況です。

夜行バスで眠れない状況
  • 出発

    出発後しばらくすると消灯するので、目をつぶって眠る態勢に入る

  • そのうちに、うつらうつらしてきて…眠れそうかな?と思いきや、なかなか眠れない

  • 少しでも眠りやすいように、姿勢や頭の位置を調整して、ふたたび眠る態勢に入る。

  • すると、また、うつらうつらしてきますが…でも眠れない。

  • 到着

    そんな繰り返しで、ほとんど眠った気がしないうちに、目的地へ到着してしまう

うつらうつらしてから…眠れない…

眠れそうな状況になっているのに眠れない。

ということは、眠りを妨げる原因が何かあるということでしょう!

眠りを妨げる原因

では、眠りを妨げている原因は何でしょうか?

うつらうつらしてから…眠れそうで…眠れなかった時のことを思い出してみます。

その時に感じていたのは…足が窮屈首が疲れる腰が痛い

細かいことをあげれば、その他にもいろいろ思い浮かびますが、夜行バスで眠れないのはこの3つが主な原因でしょう。

夜行バスで眠れない原因

【1】足が窮屈!
【2】首が疲れる!
【3】腰が痛い!

【1】足が窮屈なのは、足が伸ばせるだけのスペースがないからですね。

【2】首が疲れるのは、夜行バスの座席は、頭や首を支えるものがなく不安定なので、首に負担がかかってしまうためです。

【3】腰が痛くなるのは、夜行バスの座席が、充分にリクライニングできないせいでしょう。その分、上体が斜めになるように浅く腰掛けてしまうため、腰の支えがなくて負担がかかってしまいます。

不眠対策

原因がわかったところで、次は対策です。

対策【1】足が窮屈!

足が窮屈なのは、夜行バスの物理的な問題なので…できる対策はあまりありません。

できるのは、以下の2つぐらいでしょうか。

(1) 通路側の座席に座る(片足だけ通路側に伸ばすことができる)
(2) 靴(登山靴)を脱ぐ、または、サンダル等へ履き替える

通路側の座席に座れば、片足だけ通路側へ伸ばすことができるので、だいぶ楽になりますね。

ただし、通路側の席を選ぶと(窓側の席のほうが人気があるので)、高い確率で隣の窓側の席が埋まってしまいます。

つまり、「隣の席が空いているというラッキーな状況にはなりにくい」というマイナス面があるんです。

(可能性は低いですが、窓側の席を選んだほうが、隣の席が空いているラッキーな状況になる確率は高くなります)

また、足が窮屈というのは膝が伸ばせないことが原因なんですが、靴(登山靴)を脱ぐことによっても少しだけ楽になりますね。

座席が広い3列シートバスに乗る方法もありますが、3列シートの大型バスの運行は、上高地行き等の一部山域に限られます。

対策【2・3】首が疲れる!腰が痛い!

首が疲れる!腰が痛い!の対策は簡単です。

首が疲れるんだったら、首枕(ネックピロー)でしょう!

腰が痛いなら、腰枕(腰クッション)でしょう!

首枕と腰枕を持って行けば、問題解決です!

とはいっても…

首枕はともかく、腰枕(腰クッション)なんて…旅行じゃないんだから…登山なんだから…そんな嵩張るものは持っていけません!持って行くものは、軽量&コンパクトじゃなきゃね。

でも、大丈夫!

軽量&コンパクトで登山に持っていける、腰枕(腰クッション)見つけました。

\(^o^)/(バンザーイ!)

不眠対策グッズ~登山に持って行ける首枕と腰枕

では最期に、今年、夜行バス用に準備した首枕腰枕(腰クッション)を紹介してお別れしましょう。

【1】首枕(ネックピロー)

ハイマウント・トラッキンヘッドレスト
首枕はハイマウントトラッキンヘッドレストです。

モンベル(横浜・リーフみなとみらい店)で購入したものですが、コンパクトに折りたためて、重さ55gという軽さです。

軽量&コンパクトの割には、首への圧迫感もなくて寝心地もまぁまぁです。

ハイマウント・トラッキンヘッドレスト
空気を抜いて畳めばこんなに小さくなります(上の写真)。

ネットでいろいろ探してみましたが、私が調べた中では最軽量で値段も安い!

携帯用のポーチが付属していますが、ポーチだけで重さが10gあるので、これは必要ないかな。

ハイマウント・トラッキン ヘッドレスト
【重さ】55g
【サイズ】340 x 240 x 90mm(空気注入後)
Amazonで見る

【2】腰枕(腰クッション)

モンベル・システムピロー
腰枕(腰クッション)は、モンベル・システムピローです(正式名称は、U.L.コンフォートシステムピロー)。

これは腰枕(腰クッション)じゃなくて普通のエアー枕なんですが、

形がほほ長方形で真ん中が少し凹んでいるので、腰枕(腰クッション)に使えるんじゃないかと、自宅の椅子で試してみたところ、ちょうどいい感じでした。\(^o^)/

これを座席と腰の間に挟めば腰が支えられるので、腰への負担が軽くなりますね。

空気量を調節できるので夜行バスの座席にもフィットしそうです。

ちなみに、自宅の椅子では空気を半分ぐらい抜いたほうがベストでした。

モンベル・システムピロー
空気を抜いて畳んだところです。(上の写真)

重さは61gですが、テント泊の枕として持って行くものを、腰枕(腰クッション)として流用するので、荷物の増加量は実質ゼロで済みますね!

モンベル・U.L.コンフォートシステムピロー
【色】ブルー・オレンジ
【重量】61g
【サイズ】長さ25×幅45×厚さ12cm
Amazonで見る
モンベルで見る(新製品、カバー付属)

以上、夜行バスの不眠対策でした!

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この記事を書いた人
管理人:鈴木ライト
神奈川県横浜市在住の山旅ブロガー(仮)。 登山・アウトドアを通して人生という長い旅をアグレッシブに楽しみたい63歳。登山歴は約19年、テント泊を始めて約17年。大好物はなだらかな稜線歩き、急峻な岩場は苦手です…でも槍ヶ岳と剱岳は登頂済み。山好きな人よろしく~!(^o^)

最後までご覧頂きありがとうございました。

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コメント

  1. 通りすがり より:

    私も寝られないことのほうが多いです。うつらうつらしたタイミングでお手洗い休憩とか笑
    少しくらい高くても構わないからプレミアムシート増やして欲しい。。。。

    耳栓もかなり効果ありますよ。100均のものでも十分効果あり。

    • 鈴木ライト より:

      なるほど!周囲の雑音も眠りを妨げる原因の一つですね。

      今度試してみます。

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