2018年の夏山テント泊登山計画10回目(前回の続き)。
PDCAの反省会(Check)の次は、改善(Action)です。
前回の反省会で洗い出した、良かった事と悪かった事について、改善・改良していく方法を考えていきます。
来シーズンへ向けて(Action)
反省会(Check)が終わったら、次の工程である改善(Action)へ進みます。
ここが、PDCAで一番大事な工程ですが、何をすればいいのか…わかりにくいところでもありますね。
具体的に何をするのかというと、前回の反省会(Check)で、洗い出した、良かった事、悪かった事を改善・改良していく方法を考えていきます。
では、早速いってみましょう!
ギックリ腰の予防と腰痛対策
まずは、ギックリ腰の予防と対策ですね。
ギックリ腰になってしまったこと自体は悪かった事なんですが、そのおかげで、ギックリ腰の原因と対策方法がわかりました。
今後の長い登山生活においては、プラスになるんじゃないかと思います。
予防と対策方法は、以前の記事で紹介した「これだけ体操」です。
もともと腰痛対策のために考案された体操なんですが、これがギックリ腰の予防にも効果があるんですね。素晴らしい!
「これだけ体操」については、↓こちらの記事をご覧ください。
ギックリ腰は突然にPart2~原因と対策=腰痛借金説とこれだけ体操
50歳過ぎた頃から体のあちこちが、ガタついてきたので、最近は毎朝ストレッチ(柔軟体操)を実施しているんですが、「これだけ体操」をストレッチのメニューに加えることでギックリ腰や腰痛対策にもなるでしょう。
二度とギックリ腰にならないように、腰痛借金をためないように気をつけます。
減量・ダイエット
2018年は目標としていた、減量・ダイエットができなかったわけですが…
これは、減量・ダイエット方法が間違っていましたね。
過去に成功した実績があったので、1日1食で減量しようとしたんですが…
そのときは山飯の研究なんてやってなかったんですね。だから成功したんでしょう。
1日1食にする場合は栄養バランスのいい食事をとることが原則なので、山飯の研究をする場合は、1食以外で山飯を作って食べなければならない…
つまり、その時点でもう1日1食はくずれているわけですね…
(山飯で栄養バランスがいい食事というのは、ほぼ無理なので…)
テント泊登山のスキルアップには、山飯の研究は欠かせないので、他の減量方法に切り替えなければいけませんが、山飯を作って食べながらの減量となると…
その分、運動するしかないですかねー。(^_^;
減量方法については、今後の課題とします。
脚力強化
2018年の目標としていた、脚力強化も思うようにはいきませんでした。
年齢的な問題もあるのでしょうが…
まだまだ、体力の限界とは思いたくはないですね!
そこで2つ対策を考えました。
冬の間に脚力を落とさないこと
1つ目は冬の間に脚力を落とさないこと。
例年だと冬の間(12月~2月)は、あまり山には登らないので、その間に脚力が落ちてしまうんですね。こ
の間、脚力を落とさないで維持できれば、春から夏にかけての脚力強化が期待できるというわけです。
要は、冬の間も山に登って脚力を維持しようという作戦です。
筋力トレーニング
2つ目は筋力トレーニングをすること。
今までは脚力を鍛えるためには、とにかく山に登るのが一番!と思っていたので筋力トレーニンはあまりやってなかったんですが…
(筋力トレーニングは、忙しかったり、天気が悪くて、なかなか山に登れない時だけやってました)
もう少し若いうちはそれで効果があったんですが…
年を重ねるにつれて山に登るだけでは、足の筋力を鍛えるのは限界があるのでは…?と思うようになってきました。
ということで、すでに筋力トレーニングは始めています。
何をやっているかというと…以前の記事で紹介した「上体垂直スクワット」です。
「上体垂直スクワット」については、↓こちらの記事をご覧ください。
’18夏山テント泊登山計画~脚力強化Part2☆腰を痛めない上体垂直スクワット
毎日ではないですが、夕食を食べた後、風呂に入るまでに時間がある時に(30分ぐらい)、200-300回、「上体垂直スクワット」を実行しています。
膝から太ももにかけての筋肉がパンパンになるので、続けていれば、かなり効果が期待できそうです。
あとがき
以上、2018年夏山テント泊登山計画の締めくくりということで、今年の反省会と、来シーズンに向けての改善策を考えてみました。
今年は不満足なシーズンとなってしまったので、来シーズンは、今年の分まで楽しんでやろうと思います。
目指すは、南アルプスの塩見岳と蝙蝠岳への稜線歩き。
北アルプスの裏銀座も歩きたいし…表銀座からの槍ヶ岳・東鎌尾根もリベンジしたいですね。
コメント