前回記事の続きです。
愛用の登山靴の経年劣化が心配だったので、登山靴を新調したのですが、実際に山で履いてみると足に合わず……
「登山靴選びはやっぱり難しいですね」という話です。
登山靴の経年劣化と買い替え時期
去年の話になります。
愛用の登山靴が2足とも(3シーズン用と冬用)、購入してから4~5年経過していました。
登山靴は経年劣化でソール(靴底)が剥がれてしまうことがあるため心配になり、新しい登山靴(とりあえず3シーズン用)を新調することにしました。
そろそろ、買い替えたほうがいいかなぁ?
登山靴の経年劣化とは?
登山靴は履かなくても、ミッドソール(クッション部分)に使われているポリウレタン素材が加水分解によって劣化します。
経年劣化が進むと、登山中にソール(靴底)が剥がれるトラブルが発生しやすくなるので要注意です。
詳しくは↓こちら。
登山靴の買い替え時期は?
登山靴の寿命はソール(靴底)が経年劣化することから、製造されてから5年程度とされています。
しかし、購入者側では登山靴の製造日はわかりませんね。
以下の目安で買い替えか、ソールの張る替えを検討するのが良さそうです。
詳しくは↓こちら。
新調した登山靴(2足)
新しく購入した登山靴は以下の2足です。
何故2足購入したのかというと……
スカルパ・クリスタロGTX
1足目は、スカルパ(SCARPA)のクリスタロGTX。
いつものサイズ(26cm相当)では幅が狭く感じたので、1サイズ上を購入しました。
店内で試し履きした際には「ぴったりだ!」と思いましたが……
山での履き心地~踵がゆるい!
実際に山で履いてみると「踵が少し緩い」感じです。
山歩きには支障はないものの、なんとなく気持ちが悪い。
靴紐をきつめに縛れば踵の緩みはなくなりますが、今度は登りで踵が痛くなります(軽い靴擦れ)。
靴擦れは予めバンドエイド等をはっておけば回避できるし、履いているうちに足に馴染んでくることもあります。
我慢して履き続けようかとも思いましたが……
我慢できず2足目を買うことにしました。
ザンバラン・ペルモプラスGT
2足目に買ったのは、ザンバラン(zamberlan)のペルモプラスGT。
ICI石井スポーツとザンバランのコラボモデルです。
こちらは、いつものサイズ(26cm相当)を購入しました。
ワックスを塗ったので色が黒っぽくなりましたが、もともとの色はグレーです。
靴紐が長すぎたので短めのもの(150cm)に交換しました。
山での履き心地~水洗いで縮んだ?
山で実際に履いてみても、踵のホールド感も良く、靴擦れもなくて気に入っていました。
しかし、しばらく履いているうちに、急な下りでつま先が少し痛くなるようになりました。
(2~3回水洗いした際に、革製登山靴のため少し縮んでしまったのか?)
実は店内で試し履きしたときに、ちょっとだけ「小さいかも?」という感覚はあったので、「1サイズ上にしておけばよかったなぁ」と思います。
とりあえず、ソックスを厚めから薄めに変えれば、つま先部分に余裕ができて痛みは回避できます。
また、縮んだのなら伸ばすのも可能かとも思いましたが……
登山靴選びは難しい
登山靴は今まで6足ほど購入しています。
その経験から「店内の試し履きで少しでも違和感があったら、山ではトラブルになる可能性が高い」ということは十分承知していたのですが……
やっぱり、登山靴選びって難しいですね!
店内でいくら試し履きしても、「ちょうどいい、ぴったりだ!」と思っても、実際に山で履いてみないとわかりません。
起伏・傾斜のある長い山道や段差のある登り下り、長時間歩き続けて疲労が溜まって来た時の足の感覚は、店内では到底再現できないのです。
自分の足に合った登山靴を見つけるのは本当に難しい!
結局ソール張り替えました
結局、2足ともしっくりこなかったので、前回ブログで紹介した愛用の登山靴のソールを張り替えることにしました。
ソールの張替には1か月程度の期間はかかりましたが、やっぱり履き慣れた登山靴は快適です!
以上、登山靴選びは難しいという話でした。
ちゃん!ちゃん!
P.S
新調した登山靴2足も工夫して履いていこうと思います。
自分の足に馴染んで、しっくりするまでには時間がかかりそうですが…
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