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’19夏山テント泊登山計画1~夏山シーズンに向けて…始動!

↑南アルプス・白根御池小屋にて(2018年8月)

今年も夏山シーズンに向けて、テント泊登山の準備をはじめました。

今年の目標は、とりあえず、去年行けなかった南アルプスの塩見岳。でも、もっとのんびりしたテント泊も楽しみたいですね。

夏山シーズンまでは、まだまだ3ヶ月ほどありますが、脚力強化と減量は今のうちから始めないと間に合いません!

なんてことを昨年も言ってましたが……

結局、脚力強化は思っていたほど効果が上がらず。減量も失敗してしまいました。

今年はその失敗を糧にして、新たな作戦をたてて夏山シーズまでに体作りに励みます!

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夏山シーズンに向けて…始動!

夏山シーズンは梅雨が開ける7月中頃から始まります。

積雪に覆われた北アルプスや南アルプスの高山地帯でも、気温が上がり雪が溶けてくる頃です。

一般の登山者でも3000m級の山々への登頂や、稜線歩きを楽しむことができるようになるのです。

夜の寒さも緩和されるのでテント泊にも最適な季節です。

秋の紅葉シーズンの景色も素晴らしいですが、秋は夜の冷え込みが厳しくなってきます。

小屋泊まりなら暖かく過ごすこともできますが、テント泊では夜の寒さが辛いですね。

テント泊で3000m級の迫力ある景観や山歩きを楽しむには、やはり夏が最高なんです!

夏山シーズンは短い!好天気を逃さないために!

そんな夏山シーズンですが1年12ヶ月のうちに、わずか1ヶ月半~2ヶ月ほどしかありません。

しかも、そのうち天気がいい日となると、その半分以下になってしまうでしょう。せっかく行くなら天気がいい日に行きたいですね!

そのためには、夏山シーズンが始まる前にしっかりと計画を立てておくことが重要です。

夏山シーズンが始まり、天気が良さそうな日が見つかったら、すぐに出発できるようように準備しておきます。

これは、単独登山で休みが自由にとれる場合に可能な作戦です。グループ登山や、休みが自由に取れない場合は、先に日程を決めておく必要があるので難しいですね。m(_ _)m

梅雨明け後の10日間は絶好のチャンスです!

よく「梅雨明け10日」と言われるように、太平洋高気圧の影響で好天気が続く確率が高いのです。

梅雨明け後の絶好の登山日和を逃さないように!

テント泊登山計画の進め方…やることがいっぱい!

テント泊登山計画の進め方をざっくりと紹介しておきます。

やることがたくさんあって、結構時間がかかるものです。

今のうちから計画を立てておかないと、準備が間に合わなくなって、絶好のタイミングを逃してしまうことになるかもしれません。

1.行きたい山を決める

まずは行きたい山を決めます。これが決まらないと登山計画の立てようがありませんからね。

私の今年の目標は南アルプスの塩見岳(しおみだけ)ですが、できれば、蝙蝠岳(こうもりだけ)への稜線も歩きたい。

でも、いきなり塩見岳にチャレンジするのはきつそうなので、その前に、足慣らし?として、もう少し楽に行ける山も検討中です。

塩見岳と蝙蝠岳については↓こちらをご覧ください。

2.登山計画を立てる(登山コース、所要時間、宿泊場所、交通手段)

行きたい山が決まったら、登山コース、所要時間、宿泊場所(テント泊)、登山口までの交通手段を調べて、登山計画を立てていきます。

大事なポイントは登山口への到着時間と、テント泊装備の重いザックを背負って、可能な行程なのかどうかです。

塩見岳から蝙蝠岳の稜線を歩くコースは、少々、いやいや、かなり厳しいコースですが…
無理そうなら途中で引き返せばいいのでOKです。(^_^;

登山計画を立てる際には、登山計画書(登山届)を作っておきます。複数の登山コースがある場合に比較するのにも便利です。

登山計画書のフォーマットは「山旅GOGOオリジナルの登山計画書」がおすすめです。(^o^)

↓詳しくはこちらの記事をご覧ください。

3.食料計画を立てる(夕食、朝食、行動食)

テント泊の場合は、山で食べる食料は自分で準備して、自分で運ばなければなりません。

どんな食料をどれだけ持って行くのかを決めるのが食料計画です。

具体的には、泊数分の夕食・朝食のメニューと食材、行動食の種類と量を決めていきます。

食材は軽量でコンパクト、かつ、エネルギーがあって日持ちがするものが基本となります。

でも、フリーズドライ食品ばかりでは、味気なくて満足できません。

エネルギーも不足がちになってしまいます。

テント泊装備を背負って、山々を越えて歩くパワーを維持するには、食事でエネルギーを補給することが必要です。

したがって、食料の重さ(軽さ)と、満足度(旨さとボリューム)と、エネルギーのバランスを取ることが大切になります。

でも、これがなかなか難しくて…なかなか決まらない…(^_^;

↓こちらは一昨年(2017年)の食料計画です。

4.テント泊装備の準備とチェック

日帰り登山とは違い、テント泊にはいろいろな装備が必要になります。
・テント/テントマット
・シュラフ(寝袋)/スリーピングマット
・調理器具と食器
・防寒着、着替え
などなど。

あわてて準備すると、重要な装備を忘れてしまったり、テントやスリーピングマットが破損していた!なんてこともありえるので、余裕を持って準備しておきます。

私の場合は7月に入ったら、もう、テント泊用の大型ザックに、テント、シュラフ、スリーピングマット、その他テント泊に必要な物をすべて詰め込んで用意しておきます。

テントは一度は室内で張ってみます。

テントポールやテント生地に破損がないか、汚れやカビが生えてないかをチェックします。

天気がいい日には、シュラフを天日干しにすれば、潰れた状態のダウンも復活します。

スリーピングマットに空気漏れがないかのど、事前チェックは怠りません。

事前チェックの詳細は↓こちらの記事をご覧ください。

テント泊装備でなかなか決まらないのが、(食料計画と同様に)調理器具の選択ですね。

ガスバーナーも、クッカー(コッヘル)も複数持っているので、どれを持っていこうか、悩みどころです。

軽量&コンパクトを優先すれば、深型のソロ用クッカーになりますが、調理の幅が狭くなり、食事の種類も限られてきます。

浅型か角型のクッカーにすれば、食事のバリエーションは増えそうですが、収納性が悪いんですよね…

今年はどれを持っていくかまだ検討中です。

装備の準備は↓こちらが参考になるかも…

最も重要なのが脚力強化と減量!

ここまでは、夏山シーズンに向けて、早めに準備を始めることの必要性を述べてきましたが…

もっと重要なことがありますね。

それは、冒頭でも書いたように、脚力強化減量です!

脚力強化

毎年、冬の間に脚力が落ちてしまうんですが、今年はトレーニングを続けてきたので、それほど脚力は落ちていません。

むしろ、膝周辺の筋力が強化されているぐらいです。

今までは、脚力強化のためには、実際に山に登るのが一番だと思っていました。

でも、筋力トレーニングも実施したほうが効果があるようです。

トレーニングの方法は↓こちらです。

減量

現在、最大の課題となっているのが減量です。

目標は夏山シーズンまでにベスト体重の60kgまでに落とすこと。

現在66kgなので6kgの減量です。

去年は減量に失敗してしまったので、今年は新たな方法を取り入れました。それはこの2つ。
・ツナ缶ダイエット(高タンパク質なので、筋肉をつくり、満腹感も得られる)
・咀嚼ダイエット(良く噛んで食べるだけ!)

現在続行中ですが…その話はまた別の機会に…成功したら報告します。(^_^;

あとがき

冒頭の写真は去年(2018年8月)、南アルプス・北岳の中腹に建つ山小屋、白根御池小屋(しらねおいけごや)にて撮影したものです。

猛暑の中、友人T氏とソフトクリームを目当てに白根御池小屋まで行きましたが…

ソフトクリームは売り切れでしたー。(;_;)

前日も暑かったため、全部売り切れてしまったそうです…残念でした!

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テント泊登山計画
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この記事を書いた人
管理人:鈴木ライト
神奈川県横浜市在住の山旅ブロガー(仮)。 登山・アウトドアを通して人生という長い旅をアグレッシブに楽しみたい63歳。登山歴は約19年、テント泊を始めて約17年。大好物はなだらかな稜線歩き、急峻な岩場は苦手です…でも槍ヶ岳と剱岳は登頂済み。山好きな人よろしく~!(^o^)

最後までご覧頂きありがとうございました。

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