丹沢・塔ノ岳~大倉尾根コース(バカ尾根じゃない!)

花立山荘付近からの相模湾の眺め(2012年に撮影)花立山荘付近からの相模湾
[2017/12/04] 塔ノ岳山頂の水場(不動の清水)の動画を追加。

大倉尾根はバカ尾根じゃない!

というわけで、
大倉(290m)から塔ノ岳(1491m)へ直登する、
標高差約1200mの大倉尾根コースのポイントをリポートします。

どういうわけ?
と思った人は、前回ブログをご覧ください。
丹沢・塔ノ岳~バカ尾根の由来?とボッカ駅伝

日程・コース

【日程】2017年5月7日(日) ※GW最終日
【メンバー】私、T氏、Y氏(3名)
【登山口までの交通】
 往復:小田急線渋沢駅⇔(バス15分)⇔大倉バス停

【登山コース】大倉~塔ノ岳(往復)
丹沢・大倉~塔ノ岳コース地図

【コースタイム】

丹沢・大倉~塔ノ岳のコースタイム

※「山と高原地図」の標準コースタイムです。休憩時間は入れていません。

バス時刻表

 ➡渋沢~大倉バス時刻表
 ➡大倉~渋沢バス時刻表

大倉バス停

大倉バス停 大倉バス停

大倉バス停どんぐりハウス(食堂+休憩所)とトイレ

渋沢駅北口から、大倉行きのバス(1時間に2-3本)に乗車。
15分ほどで大倉バス停に到着します。

バス停のそばの建物はどんぐりハウス(食堂+休憩所)。右側はトイレです。

トイレの前には、靴洗い場があるので、下山後に泥だらけになった登山靴を洗えて便利です。
水を忘れた場合は、ここで補給していきます。

大倉・レストハウスと休憩室レストハウスの左側が休憩所(無料)。登山計画書の用紙が置いてあるので、ここで記入して投函します。
投函ポストは、休憩所の外の左側にあります。

大倉・休憩室の中

ちなみに休憩所の中は、
丹沢周辺の登山ルートの情報が掲載されていいます。
はじめての人は、これから歩くルートを確認しておくといいでしょう。

大倉~観音茶屋

丹沢・大倉~観音茶屋

大倉バス停から、車道を北方面に歩きはじめます。
最初は緩やかな登りですが、だんだん急になってきます。

丹沢・大倉~観音茶屋(塔ノ岳登山口)

6-7分で登山口の分岐に着きます。
左側が登山口。右側に、丹沢大山国定公園の案内板がありますが…

丹沢・大倉~観音茶屋(丹沢大山国定公園)

ここに、青い服をきた人形が2体立っています。

一緒に行った友人T氏は、
宇宙人みたいなのがいる!」と云っていましたが、

「いやいや、宇宙人じゃなくて、乗馬服を着た人形だからー」(^-^;

以前この奥に乗馬クラブがあった名残です。

今まではほとんど気にして無かったんですが…

ネットで調べてみると…

なんと…

この人形に丹沢クリステルという名前がついていました!

写真では、わかりにくいですが、胸にさげている名札に、丹沢クリステルと書いてあるようです。

これは、今まで気が付かなかったなぁー。
今度行った時に、確認してきます。

丹沢・大倉~観音茶屋 丹沢・大倉~観音茶屋

登山口に入っても、しばらくは舗装路が続きますが、だんだん、石ころだらけの歩き難い道に変わってきます。

この石ころ地帯は、歩き難く、パワーを余分にロスしやすいので、小股でゆっくりと歩いたほうがいいでしょう。

観音茶屋

丹沢・観音茶屋 丹沢・観音茶屋

石ころ地帯を抜けてしばらく歩くと、1つ目の山小屋、観音茶屋(かんのんちゃや)に到着します。

ここは宿泊できないので、休憩のみの利用となります。
最近、大きなベンチ?と、トイレが整備されました。

・かき氷あります
・特性おしるこ
・しぼりたて牛乳プリン

という看板が目を引きますが、
登山口に近いので、いつも素通りしてしまいます。

丹沢・観音茶屋

新しいトイレと、左奥に観音茶屋の由来の観音様が祭ってあります。

下山時に、観音茶屋の前を通ると、店の人が「お疲れさまでした~」と声をかけてくれます。

観音茶屋~見晴茶屋

丹沢・観音茶屋~大倉高原山の家(分岐)

観音茶屋から4-5分で、大倉高原山の家の分岐点に着きます。

右の道は、大倉尾根を直登し、
左の道は、大倉高原山の家を経由して、雑事場平で大倉尾根に合流します。

右の道のほうが近いので、ほとんどの登山者は右の道を登ります。
今回は、水場がある大倉高原山の家を経由する左の道を歩くことにします。

大倉高原山の家

丹沢・大倉高原山の家(入口) 丹沢・観音茶屋~大倉高原山の家

分岐から10分ほどで、
2番目の山小屋、大倉高原山の家(おおくらこうげんやまのいえ)へ到着。
入口には、塔ノ岳と丹沢の門という2つの柱(門?)が立っています。
ここはに、水場と、丹沢山中で唯一のテント場もあります。

MENU
ひきたての石清水コーヒー
ブルーマウンテン 250円
キリマンジャロ  170円

MENUの「ひきたての石清水コーヒー」はそそられますね!
しかも、安い!
飲んだことありませんが…

丹沢・観音茶屋~大倉高原山の家(水場)

水は有料です。(1人20円)

丹沢・観音茶屋~大倉高原山の家(テラス)

小屋の前には、テーブルとベンチが設置されています。
南側が開けていて、景色もよく休憩するのにいい場所です。

丹沢・観音茶屋~大倉高原山の家(大観峰)大観峰?
秦野市内を見下ろせ、晴れていれば相模湾伊豆七島までも望めるようです。

大倉高原山の家のキャンプ場

丹沢山中で唯一のテント場は、ここから少し登ったところにあります。

テント場の様子は、以前撮った動画をご覧ください。
↓こちら

画像をクリックすると再生開始します。

丹沢・大倉高原山の家~見晴茶屋(雑事場)

大倉高原山の家から2-3分で、
大倉尾根への合流地点、雑事場平(ぞうじばだいら)へ到着します。

ここにはベンチが2つあり、大倉尾根を直登してきた登山者が休憩するのにいい場所です。

丹沢・大倉高原山の家~見晴茶屋

雑事場平から見晴茶屋までは、まっすぐな平地です。

見晴茶屋

丹沢・見晴茶屋

雑事場平から1-2分で、3番目の山小屋、見晴茶屋(みはらしちゃや)に到着です。
小屋の前には、登山道沿いに大きなベンチがあります。

丹沢・見晴茶屋からの景色

ここからは、南東側に展望が開け秦野市内が見渡せます。
大倉高原山の家ほどではありませんが、天気が良ければ、相模湾も見えるかも?

見晴茶屋~駒止茶屋

丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋 丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋

見晴茶屋の裏手から、いよいよ急登が始まります。
もともとはガレ場のような所ですが、階段状に整備されています。

急な階段が長く続き道で、直線的で先まで見通せるので、見ただけで、うんざりしていまいそうな登りです。

丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋 丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋

この急登を登りきると、
しばらく木道が続きますが、休む間もなく、長い登りにさしかかります。

見た目はさほど急ではありませんが、木材で土止めされている所が段差になっています。

先ほどの急登の疲れが抜けないうちに、この段差を登るので、腿に負担がかかってかなり疲れます。

丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋

上部は少しガレていますが、ここまでくればあとちょってで、この急登は抜けられます。

丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋

ここ、一本松と呼ばれる地点で、この急登は終わりです。

丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋 丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋

2つの急登を登り終えると、緩やかな登り道になりますが…

再び、いしころ地帯に突入します。
石ころだらけで歩き難い。足の疲労が取れません。

丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋(無名平)

1-2分で石ころ地帯を抜けると、
ベンチが置かれた平地に出ますので、ここで、やっと一息つけます。

この平地は、特に名前がついていないようなので、勝手に、無名平と呼んでいます。

丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋 丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋

無名平からは、しばらく、ゆるかかな、気持ちのいい散歩道が続きます。

丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋(駒止茶屋手前)

そして…
駒止茶屋の手前から、またまた、急登(階段)の始まりです。

丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋(駒止茶屋手前) 丹沢・見晴茶屋~駒止茶屋(駒止茶屋手前)

この階段状の急坂は、
下りで足をつることが良くあるので、勝手に、足つり坂と呼んでいます。(^-^;

駒止茶屋

丹沢・駒止茶屋 丹沢・駒止茶屋

足つり坂を登り切った所に、
4番目の山小屋、駒止茶屋(こまどめちゃや)が立っています。

昔は、馬に乗ってここまで登って来たことから、馬(駒)を止める場所ということで、駒止茶屋と名付けたとの事です。

駒止茶屋~堀山の家

丹沢・駒止茶屋(上の休憩所)

小屋の左側にも、休憩できるベンチがありますが、少し暗い雰囲気なので、もう少し登った所にある、明るいベンチで休憩をとる登山者が多いです。

駒止茶屋から堀山の家までは、急な登りがなくて、大倉尾根のなかで唯一ほっとできる区間です。

丹沢・駒止茶屋~堀山の家

駒止茶屋上部の休憩所からは、ゆるやかな木道が続きます。
木道が終わると、多少のアップダウンはありますが、気持ちのいい散歩道がしばらく続きます。

丹沢・駒止茶屋~堀山の家

天気が良ければ、この辺から富士山が見えるのですが…
今日は見えません。

堀山の家

丹沢・堀山の家 丹沢・堀山の家(小草平)

駒止茶屋から15分ほどで、
5番目の山小屋、堀山の家(ほりやまのいえ)へ到着します。
小屋前の休憩所は、小草平(こぐさだいら)と呼ばれるところで、ベンチやテーブルが5-6組ほど置かれています。

ここから先は、本格的な登りになるので、それに備えて休憩している登山者で賑わいます。

堀山の家~花立山荘

堀山の家からは、いよいよ、本格的な急登のはじまります。
大倉尾根のなかでも最もきつい区間です。

ガレ場~階段~ガレ場~階段、というように、ガレ場と長い階段が交互に続きます。

丹沢・堀山の家~花立山荘

まずは、左右が崩落した道から、ガレ場に突入します。

丹沢・堀山の家~花立山荘 丹沢・堀山の家~花立山荘

このガレ場は、短いので、堀山の家でしっかり休憩をとっていれば、問題なく通過できるでしょう。

丹沢・堀山の家~花立山荘

ガレ場を登りきると、長い階段が続く、階段地獄へ突入します。

丹沢・堀山の家~花立山荘

ここの階段が長いです。
もうちょっと登ると展望が開けてくるのですが、
ここは、もう、ただ、ひたすら、長い階段を上るだけです。

<茅場平の写真:撮り忘れました>

階段地獄を登りきると、茅場平(かやばだいら)と呼ばれる平地に出ます。

ここには、ベンチが2組置かれている休憩ポイントですが、空いていることが少ないので、だいたい通過してしまいます。(^-^;

丹沢・堀山の家~花立山荘 丹沢・堀山の家~花立山荘

平地は直ぐに、木材で土止めされた、緩やかな登りに変わります。
ここも段差があるのと、石がゴロゴロしていて歩き難いです。

丹沢・堀山の家~花立山荘(ガレ場) 丹沢・堀山の家~花立山荘(ガレ場)

そして、登山道は再びガレ場にはいります。
先程のガレ場よりは長く続きますが、明るくて上部では展望が開けて眺めがいいです。
疲れていなければ、楽しい場所です。

丹沢・堀山の家~花立山荘(300階段) 丹沢・堀山の家~花立山荘(300階段)

花立山荘手前の急階段。
友人T氏が数えたら、300段以上あったようです。

ここが、大倉尾根の一番きつい所。
花立山荘まで行けば、一息つけますので、頑張りましょう!

花立山荘

丹沢・花立山荘 丹沢・花立山荘

やっと、6番目の山小屋、花立山荘(はなたてさんそう)に到着です。
ここは、テーブルが2組、ベンチが4組ほどあり、景色もいいので、絶好の休憩ポイントです。(今回は天気悪いですが…)

晴れていれば、富士山相模湾が見下ろせます。
秋~冬で空気が澄んでいる時は、大島や伊豆七島まで見渡せます。

花立山荘のメニューは豊富です。

花立山荘のメニュー
ジュース
コーヒー・ココア
ビール・日本酒・梅酒
月見うどん
ラーメン
牛丼
甘酒
ところてん
冬季限定
手作りおしるこ
手作り豚汁
夏季限定
かき氷

丹沢・花立山荘(かき氷)

夏場、暑い時はここでかき氷を食べてクールダウンして、最後のひと登りに備えます。
(かき氷は「いちご」派です。)

↓花立山荘の詳細はこちら。
花立山荘
※土日のみ営業

花立山荘~塔ノ岳

花立山荘から山頂までは、元気ならば30分ほどで行けますが、
体力を使い果たしていると…
山頂までは…まだまだ..遠いいです。

丹沢・花立山荘~塔ノ岳 丹沢・花立山荘~塔ノ岳

再び、階段状の道を行きます。
この辺は段差が高く、石ころだらけで歩き難くい。

花立山荘で回復した体力も、一気に使い果たしてしまいそうです。
上部はザレた道に変わります。

丹沢・花立山荘~塔ノ岳 丹沢・花立山荘~塔ノ岳

ザレた道を登りきると、
大倉尾根で一番展望がいい花立と呼ばれる場所。
一気に展望が開けてきます。

天気が良ければ、景色を見ながら、気持ちよく歩ける所です。

丹沢・花立山荘~塔ノ岳(ヤセ尾根) 丹沢・花立山荘~塔ノ岳(ヤセ尾根)

花立を過ぎると、ヤセ尾根地帯に入ります。

丹沢・花立山荘~塔ノ岳(ヤセ尾根) 丹沢・花立山荘~塔ノ岳(ヤセ尾根)

ヤセ尾根地帯は、一部崩落している箇所もありますが、しっかり整備されているので、問題ありません。

丹沢・花立山荘~塔ノ岳(金冷し)

鍋割山(なべわりやま)からの道の合流点、金冷し(きんひやし)に到着。
花立山荘~塔ノ岳のちょうど中間地点ぐらいです。

ここから、15分ほどで山頂です。

丹沢・花立山荘~塔ノ岳

階段と木道の登りです。
山頂までもう一息ですが、体力を使い果たしている頃で、なかなか足が進みません。

丹沢・花立山荘~塔ノ岳(山頂手前の階段)

最後の階段です。
これを登りきれば山頂へ到着ですが、ここが、また、きついきつい。

塔ノ岳山頂

丹沢・塔ノ岳山頂

到着!
塔ノ岳の山頂です。
山頂は広く、崩落防止のため、木材やブロックで土止めされています。

休日のわりに、登山者は少な目です。
GWの最終日のせいでしょうか。

丹沢・塔ノ岳山頂(山頂標識と尊仏山荘)

山頂の中央に、「塔の岳 山頂 1491M」と書かれた山頂標識と、尊仏如来の石仏と石碑が祭られています。

天気が良ければ、西側に富士山南アルプスの山々、南側には相模湾が見下ろせます。

秋から冬にかけて空気が澄んでいれば、遠く大島と伊豆七島までも見渡せます。

塔ノ岳からの夜景と日の出は、特にすばらしいと云われていますが…私はまだ見たことがありません。

尊仏山荘

丹沢・塔ノ岳山頂(尊仏山荘)

山頂の北側に、山小屋、尊仏山荘(そんぶつさんそう)が立っています。
ここは、通年営業で宿泊可能。トイレは、左の建物を入った奥にあります。

私は、天候が悪い時の避難所としてしか、利用したことはありませんが、夕食のカレーが美味しいと評判のようです。
ちなみに朝食は、おでんだそうです。

■尊仏山荘のメニュー
ビール
日本酒
ミネラルウォーター
ペットボトルジュース
コーヒー
お茶
カップヌードル

休憩利用の場合、食事はカップヌードルしかありません。
食料を持参していない場合、花立山荘で食事しておくといいでしょう。

塔ノ岳山頂の水場(不動の清水)

塔ノ岳山頂から、下り5-6分の場所に不動の清水と呼ばれる水場があります。
往復すると20分ほどかかるので、行ったことがない人が多いんじゃないでしょうか?
トレランの人達がよく利用しているようです。

水場の様子は、以前撮った動画をご覧ください。
↓こちら。雪がちらほらと…


画像をクリックすると再生します。

下山~あとがき

山頂で1時間ほど、休憩してから下山開始です。
下山は、登ってきた道を下ります。
特に変わったことはなかったので、リポートは省略します。<(_ _)>

あー疲れた~!

ブログ書くのが…(^-^;

大倉尾根はバカ尾根じゃない!
っていうところを紹介しようと思って書き始めたのですが…

この日は、曇り気味で、いい写真が撮れなかったこともあり、ブログ書いてても、テンションが上がらず、なんか「だらだらとして長いブログ」になってしまいました。

これぞ、「バカ尾根」ならぬ、「バカブログ」!

最後だけ、きっちり締めてみました。(^-^;

P.S.
今回、天気が悪く、いい写真が撮れなかったのが残念ですが、近いうちに、天気がいい日に、また行ってきます。


最後までご覧頂きありがとうございました。

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