今回はテント撤収時の張り綱(ガイライン)の束ね方を紹介します。
テント撤収時にひと手間かけることで、張り綱の絡みを防止できて、次のテント設営が楽になりますね!
張り綱が絡まっていたら!
テントを設営する際に、張り綱(ガイライン)が絡まってしまったことはありませんか?
もうー、イライラするー!
天気が良ければ、まだいいんですが、雨の日や強風の日だったら大変です。
天候が悪い時には、素早く、手際良く、テントを設営する必要があります。
そんな時に張り綱が絡まっていたら、雨の中、強風の中で、絡まった張り綱をほどかなければなりません。
ゲゲー、うそだろー!
もしも、絡まった張り綱がほどけなかったら……
最悪の場合、テントを張れないなんてことにもなりかねませんね。(;_;)
絡み防止は張り綱を束ねておくこと
でも大丈夫です。テント撤収時に張り綱(ガイライン)をちゃんと束ねておけば、そんなトラブルは起こりません。
多少手間はかかりますが、このひと手間をかけることで、絡みを防止できて次のテント設営が楽になるのです。
ただし、変な束ね方や結び方をしていると、結び目がほどけなくなったっり、ほどいたつもりが、かえって、こんがらがってしまうこともありえます。
私も何度かそんな経験がありました。
せっかく、張り綱が絡まないように結んでおいたのに、ほどこうとした時に絡まってしまったことが……
ということで、今回は簡単にできる、ほどきやすい張り綱の束ね方を紹介します。
テント撤収時の張り綱の束ね方
では、早速、張り綱の束ね方を説明していきます。
説明で使用しているテントは、ダンロップ・VS20です。
張り綱の自在はテント側に付け替えて、地面側はエバンスノットで結んでカスタマイズ済み。
テントのカスタマイズについては、↓こちらの記事をご覧ください。
張り綱の束ね方
テント設営中は張り綱の先端に大きな輪をつくり岩に固定したり、自在で長さを調節したりしているので、束ねやすいように張り綱の両端を伸ばしておきます。
2)伸ばした張り綱を片手にぐるぐる巻いて束ねていきます。(張り綱を30cmほど残す)
ゆる巻きでOK。強く巻き過ぎると手が抜きにくくなってしまいます。
5)さらに、束ねた張り綱の真ん中あたりを、残った張り綱で3-4回巻きます。
この時に束ねた張り綱がくずれないように、元の張り綱に重ねるように巻くのがポイント。
7)残りの張り綱で輪を作り、6. の隙間に下から上へ通します。
慣れれば1箇所30秒ぐらいで束ねられるでしょう。
張り綱は4箇所あるので合計で約2分の作業です。
張り綱のほどき方
ほどくときは張り綱の先端を引っ張るだけ。
簡単にほどけて張り綱が絡まることはありません。
動画で確認!
写真だけだとわかりにくいかもしれないので、動画を作成してみました。
↓こちらの画像をクリックすると再生します。
以上、テント撤収時の張り綱の束ね方でした。
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