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テント泊の小技11~絡み防止!テント撤収時の張り綱の束ね方

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↑ダンロップ・VS20の張り綱

今回はテント撤収時の張り綱(ガイライン)の束ね方を紹介します。

テント撤収時にひと手間かけることで、張り綱の絡みを防止できて、次のテント設営が楽になりますね!

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張り綱が絡まっていたら!

テントを設営する際に、張り綱(ガイライン)が絡まってしまったことはありませんか?

もうー、イライラするー!

天気が良ければ、まだいいんですが、雨の日や強風の日だったら大変です。

天候が悪い時には、素早く、手際良く、テントを設営する必要があります。

そんな時に張り綱が絡まっていたら、雨の中、強風の中で、絡まった張り綱をほどかなければなりません。

ゲゲー、うそだろー!

もしも、絡まった張り綱がほどけなかったら……

最悪の場合、テントを張れないなんてことにもなりかねませんね。(;_;)

絡み防止は張り綱を束ねておくこと

でも大丈夫です。テント撤収時に張り綱(ガイライン)をちゃんと束ねておけば、そんなトラブルは起こりません。

多少手間はかかりますが、このひと手間をかけることで、絡みを防止できて次のテント設営が楽になるのです。

ただし、変な束ね方や結び方をしていると、結び目がほどけなくなったっり、ほどいたつもりが、かえって、こんがらがってしまうこともありえます。

私も何度かそんな経験がありました。

せっかく、張り綱が絡まないように結んでおいたのに、ほどこうとした時に絡まってしまったことが……

ということで、今回は簡単にできる、ほどきやすい張り綱の束ね方を紹介します。

テント撤収時の張り綱の束ね方

では、早速、張り綱の束ね方を説明していきます。

説明で使用しているテントは、ダンロップ・VS20です。

張り綱の自在はテント側に付け替えて、地面側はエバンスノットで結んでカスタマイズ済み。

テントのカスタマイズについては、↓こちらの記事をご覧ください。

張り綱の束ね方

張り綱のまとめ方①
1)まずは、張り綱の両端を伸ばしておきます。

テント設営中は張り綱の先端に大きな輪をつくり岩に固定したり、自在で長さを調節したりしているので、束ねやすいように張り綱の両端を伸ばしておきます。

張り綱のまとめ方②
2)伸ばした張り綱を片手にぐるぐる巻いて束ねていきます。(張り綱を30cmほど残す)

ゆる巻きでOK。強く巻き過ぎると手が抜きにくくなってしまいます。

張り綱のまとめ方③
3)張り綱を30cmぐらい残して手を抜きます。

張り綱のまとめ方④
4)束ねた張り綱の真ん中を押さえるように持ち替えます。

張り綱のまとめ方⑤
5)さらに、束ねた張り綱の真ん中あたりを、残った張り綱で3-4回巻きます。

この時に束ねた張り綱がくずれないように、元の張り綱に重ねるように巻くのがポイント。

張り綱のまとめ方⑥
6)最後に1回ゆるく巻いて、隙間を作ります。 

⑦
7)残りの張り綱で輪を作り、6. の隙間に下から上へ通します。


8)そのまま、7)の輪を引き絞ります。


9)これで完了です。

慣れれば1箇所30秒ぐらいで束ねられるでしょう。

張り綱は4箇所あるので合計で約2分の作業です。

張り綱のほどき方

ほどくときは張り綱の先端を引っ張るだけ。

簡単にほどけて張り綱が絡まることはありません。

動画で確認!

写真だけだとわかりにくいかもしれないので、動画を作成してみました。

↓こちらの画像をクリックすると再生します。

以上、テント撤収時の張り綱の束ね方でした。

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テント泊の小技

最後までご覧頂きありがとうございました。

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管理人:鈴木ライト
神奈川県横浜市在住の山旅ブロガー(仮)。 登山・アウトドアを通して人生という長い旅をアグレッシブに楽しみたい64歳。登山歴は約19年、テント泊を始めて約17年。大好物はなだらかな稜線歩き、急峻な岩場は苦手です…でも槍ヶ岳と剱岳は登頂済み。山好きな人よろしく~!(^o^)

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