
今回は登山靴の保管に便利な「靴置き場」の作り方を説明します。テント生活では脱いだ登山靴はテントの前室に置いておくのが普通ですが、眠る時はテントの中へ保管したほうが安全ですね!
登山靴はテントの中に保管する
テントの中に入ったら脱いだ登山靴はテントの前室に置いておきますが、眠る時はどうしましょうか?
テントの前室にそのまま置いている人もよく見かけますが、眠る時はポリ袋(レジ袋)等に入れて、テントの中に保管した方が安全です。登山靴をテントの中に保管する利用は以下の通り。
1. 雨やフライシートの結露で濡れる可能性がある
2. 夜中に動物に持っていかれることも稀にある?
3. 他の登山者に盗まれることも無いとは限らない
登山靴が濡れるだけならまだしも、万が一にでも登山靴が無くなってしまったら大変です。登山靴がないと山道は歩けません。単独の場合は最悪その場所から動けなくなってしまいます。
テント内が狭い場合は?
単独の場合はテント内がいくら狭くても、登山靴は無理にでもテント内に入れておいた方が安心です。グループの場合は登山靴が濡れないように、ポリ袋等に入れてテントの前室に置いておけばいいでしょう。(万が一の場合でも、仲間がいればなんとかなります)
ポリ袋から登山靴を出し入れするのが面倒だ!
というわけで、眠る時は登山靴はポリ袋等に入れてテントの中のに置いておくのがベストです。しかし、夜中にトイレに行くときに、ポリ袋から登山靴を出し入れするのが面倒ですね。
トイレ以外でも夜中にテントの外に出る機会は多くあります。テント泊の夜はなかなか眠れないことが多いので、暑い時はテントの外に涼みに行くことがあります。雲がなければ満天の星を眺められるのもテント泊ならではの楽しみの一つです。
夜中に何回もテントの外に出入りすることになるので、もっと簡単に登山靴を出し入れできないものかと……そこで考えついたのがポリ袋で作った靴置き場です。
ポリ袋で靴置き場を作ろう!
ポリ袋で上の写真のような、靴置き場を作っておきます。
これだけ!
このポリ袋の靴置き場をテントの出入口に置いておけば、テントの外に出入りする時に、ささっと登山靴の出し入れができるようになって便利です。
登山靴を置くとこんな感じになります。

作り方
作り方というほどのことでもないのですが、一応説明しておきます。
ポリ袋
ポリ袋は20ℓ(横35cm×縦60cm×マチ15cm)ぐらいのものが、私の登山靴のサイズ(26cm)ではちょうどいいです。
ポリ袋の持ち手はあってもなくても構いませんが、持ち手があったほうが他の用途でも使い易いく何かと便利です。
手順
(1) まずポリ袋の中に登山靴を入れます。(登山靴を入れた方が作り易いので)
(2) ポリ袋の上半分を外側に折ります。
(3) さらに、上半分を外側に折れば出来上がり!
たったこれだけのことですが、登山靴の出し入れが10倍?も楽になります。
簡単にできて、しかも、かなり便利です。一度試してみてください!
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