テント泊の小技13~寒くて眠れない時の裏技?寝袋あったか吐息暖房!

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アライテント・トレックライズ1+モンベル・U.L.ダウンハガー#3

今回は寒くて眠れない夜に、寝袋(シュラフ、スリーピングバッグ)の中を温める方法を紹介します。道具を一切使わずに手軽にできる裏技?です。名付けて…寝袋あったか吐息暖房!(笑)

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寒くて眠れない!

防寒対策は充分とったつもりでも、山の中では予想外に気温が下がることがよくあります。特に、夏~秋の季節の変わり目は気温の変化が激しいので、夜、寒くて眠れない…(ブルブル…)なんていう状況になってしまうこともあるでしょう。眠れないだけではなく、風邪を引いてしまうという事態にもなりかねません。

そんな寒くて眠れない夜に、簡単にできる、寝袋(シュラフ、スリーピングバッグ)の暖房方法を紹介します。道具を一切使わずに手軽にできる方法です。

名付けて…寝袋あったか吐息暖房!(^_^;

吐息暖房(といきだんぼう)は、私が勝手につけた名称です。
一般的な名称/方式ではありませんのであしからず。念の為。(^_^;

【基本】寒くて眠れない時の対処方法

まずは、寒くて眠れない時の基本の対処方法を記載しておきます。基本をしっかり抑えておけば、応用もできるし、別のアイデアも生まれて来るでしょう。

1.持っている衣類を全て着込む

寒くて眠れない時は、持っている衣類をすべて着込むのが基本です。レインウエアや、着替え(上・下)はもちろん、足元が冷えるのでソックスは重ね履きします。

トレッキンググローブを手にはめれば、手先の冷えこみ防止になるし、帽子をかぶれば、頭部の保温に多少は役立ちます(帽子は後述する、寝袋あったか吐息暖房には邪魔になりますが…)。タオル等を腹巻き代わりにするのも有効ですね。

2.保温効果があるものは全て利用する

衣類の他にも保温効果があるものは全て利用します。サバイバルシート(エマージェンシーシート)等を持っていれば、体に巻いて寝袋に入れば保温効果はかなり期待できます。空にしたザックの中に、寝袋ごと足を突っ込む方法もよく紹介されていますね。

↓こんな感じ
オスプレイ・エーサー60+モンベル・U.L.ダウンハガー#3
これで、足元の保温効果は高まるでしょう。

3.火器の使用は一時的に

火器(ガス・ストーブ等)を使用してテント内を暖房するのは危険です。テント内の換気をしないと一酸化炭素中毒になってしまうし、換気をすれば暖房の効果は少なくなってしまいます。

ただし、一時的な使用で寒さ対策をすることは可能です。温かい食事を作って食べるのは有効ですね。体温を上げる効果もあるし、エネルギーを補給することにより、空腹時よりも寒さに対する抵抗力が強くなります。

お湯を沸かして耐熱ボトル(ナルゲンボトル等)に入れて、湯たんぽとして使う方法もよく紹介されています。しかし、耐熱ボトルの湯たんぽは、おそらく……すぐに冷めてしまうので、長い夜には対応できそうもありません。(湯たんぽは試したことはありませんが…)

【裏技】寝袋あったか吐息暖房

さて、ここからが本題です。寒くて眠れない時の対処方法の基本は上述したとおりですが、それでも寒かったらどうするか? その解決策となるのが、この寝袋あったか吐息暖房(といきだんぼう)です。

吐息暖房とは?

吐息暖房とは何か?簡単に説明しましょう。寝袋の中に頭まで完全にくるまってしまい、自分の吐く息の熱で、寝袋の中を暖めるという方法です。

寒い日に手が冷えてしまったときに、息をハーッと吹きかけて手を暖めた経験は誰でもあるでしょう。これだけで結構、温まるものです。人間の吐く息はそれほど暖かいのです。その温かい息を、寝袋の中に放出してキープすることにより、寝袋の中を暖めることができるのです。

基本の対処方法よりも簡単にできるので、寒さを感じたら、とりあえず試してみるといいでしょう。

吐息暖房のやり方

では、寝袋あったか吐息暖房のやり方を詳しく説明していきましょう。詳しく説明するほどのことでもないんですが……

ちなみに、この記事で使用しているテントは、アライテント・トレックライズ1。
寝袋は、モンベル・ULダウンハガー#3です。

寝袋の基本体制
寝袋の基本体制(モンベル・U.L.ダウンハガー#3)【1】まずは、寝袋の基本体制をとります

寝袋の暖かさを保つには、体温で温まった空気を外に逃さないこと、これが基本です。具体的には下記の手順となります。

1) サイドファスナーを完全に締める
2) フードを被る
3) 首元のドローコードを絞り、顔だけが露出するようにフードを巾着状に締める

寝袋の中の空気が外に漏れやすいのは顔周辺なので、フードを顔に密着させて空気が漏れないようにすること!

寝袋の首もとのドローコードを完全に絞る
寝袋の首もとのドローコードを完全に絞る【2】顔を寝袋の中に入れて、首元のドローコードを完全に絞ります。

これで空気の出口が小さくなり、保温効果が増しますね。上の写真は鼻と口だけが外に出ている状態です。

モンベル、イスカの寝袋では、ドローコードを完全に絞っても、少し隙間ができている状態になります。
※他のメーカーの寝袋はわかりません。m(_ _)m

寝袋に潜り込む&ドローコードの隙間を塞ぐ
寝袋に潜り込む&ドローコードの隙間を塞ぐ
【3】寝袋の中に潜りこみ、寝袋の中で呼吸が循環する体制をとります。

息苦しくならないように、鼻と口の周辺にスペースを作っておくことが大事。横向きに寝たほうが呼吸スペースが作りやすいですね。ドローコードの隙間がある場合は、頭等を押し当てて塞ぎます。(上の写真では、おでこでドローコードの隙間を塞ぐでいる状態)

【4】あとは呼吸をするだけ。鼻から吸って、口から息を吐きます。

このときに手を暖める時のようにハーッと息を吐くのがコツです。呼吸をはじめて2-3分もすれば、寝袋の中はかなり暖かくなっているはずです。体感的には、4-5℃ぐらい上昇か…

息苦しい場合は中止してください!
寝ている間に、呼吸困難に陥る危険があるかもしれません…(^_^;)

あとがき

この寝袋暖房方法はテント泊をはじめたばかりの頃、夜寒くてどうしようもなかったときに自然にやっていた方法です。私的には普通の方法だと思っていたんですが、書籍やネット上でも紹介されている記事を見たことがないので、知らない人も多いかと思い、裏技?として紹介することにしました。

以上、寒くて眠れない時に、道具を使わずに簡単にできる寝袋暖房方法でした。

では、ごきげんよう!

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テント泊の小技

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