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テント泊の小技15~テント生活の基本☆荷物の置き方と整理整頓のコツ!

↑ダンロップ・VS20の内部(幅120cm)

今回はテント生活の基本となる、テント内の荷物の置き方と、整理整頓のコツを紹介します。

長年かかってたどり着いた方法です。(^o^)

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テント生活の基本は荷物の整理整頓!

快適なテント生活を送るための基本は荷物の整理整頓です!

荷物が整理整頓されていないと、必要な物がすぐに取り出せなかったり、持ってきたはずの物が行方不明になったりと……何かと不便です。

あれっ?持ってきたはずなんだけど…見つからないなー

荷物が散らかっているとメガネや時計、スマホ、カメラなど、壊れやすい物が他の荷物で埋もれてしまい、体で押し潰してしまう危険性もありますね。

しまった! スマホ踏んづけた!

テントを撤収するときも、荷物をザックにパッキングするのに時間がかかります。

適当に突っ込んでしまうと、何が何処にあるのかわからなくなり、行動中に必要な物が取り出せなくなって困ることもよくあります。

雨が降ってきた! ザックカバー何処にしまったっけー?

整理整頓されていれば、見た目もきれいだし、狭いテント内のスペースを有効に活用することができます。

荷物が行方不明になることも避けられるでしょう。

雨が降ってきた! ザックカバー何処にしまったっけー?

でも、整理整頓したいのは山々だけど、どうすればいいのかわからない、という人も多いでしょう。

私もテント泊を始めた頃は、どうすればいいのかわからなくて、今のスタイルにたどり着くまでに、7-8年もかかってしまいました。(^_^;

今回は私が長年かけてたどり着いた、荷物の置き方と整理整頓のコツを紹介しましょう!(^o^)

テント内の荷物置き方

まずはテント内の荷物の置き方から説明します。

荷物の置き方が整理整頓のかなめといってもいいほど重要です。基本的な荷物の置き方は下記の通りです。

荷物の起き方の基本
  1. ザックと重い荷物は別々にテントの中へ入れる
  2. ザックの中の荷物はすべて取り出す
  3. 荷物はテントの端にきれいに並べる
  4. 小物や貴重品はジッパー付きポーチへまとめる
  5. 入口付近、枕元、足元に置く物を振り分ける

では、それぞれ詳しく説明していきます。

以下の説明文では、テントの長辺側に入口があるテント、ダンロップ・VS20(幅120cm)を使用しています。

1.ザックと重い荷物は別々にテントの中へ入れる

テントの設営が完了したら、まずはザックと荷物をテントの中へ入れますね。

この時の注意点は、水や食料などの重い荷物はザックから出して、別々にテントの中に入れることです。

重いままのザックをテントの中へ入れるのは大変だし、ザックの移動がしにくいからです。

テントの中で重いザックを無理に移動しようとすると、ザックを引きずってしまい、グランドシートを破損する可能性もあります。

ザックが軽ければ、テントの中へ入れるのも楽だし、多少引きずっても問題ありません。

重い荷物(水や食料など)はザックから出して、別々にテントの中に入れること!

2.ザックの中の荷物はすべて取り出す

ザックと荷物をテントの中へ入れたら、ザックの中の荷物はすべて取り出して、空になったザックは足元へ置きます。ここが一番重要なポイントです。

テント泊を始めた頃は、すぐに使わないものはザックに入れておいたほうが邪魔にならないし、テントを撤収する時のパッキングの手間も省けるだろうと思っていました。

しかし、これは間違いでした。

というのは、テント場では使わないと思っていた物でも、後から必要になるケースがよくあります。

また、ザックから出したつもりでも、出し忘れてることも多々ありますね。

そんな時はザックの中を探すことになるわけですが、狭いテントの中でザックの中の物を探すのは意外と面倒です。

なかなか見つからなくてイライラすることもありますね。(^_^;

ザックの中身をすべて出しておけば、ザックの中を探す手間が省けます。

必要な物にすぐに手が届くようになるので、結果的に余計な時間と労力を減らすことになるのです。

【重要】潔くすべての荷物をザックから取り出しておくこと!

3.荷物をテントの端にきれいに並べる

ザックから荷物をすべて取り出したら、テントの端(私の場合は出入口の反対側)にきれいに並べます。

並べ方はいろいろありますが、お勧めなのは、ザックにパッキングした順番に並べることです。

ザックの底の方にパッキングした物は足元に、ザックの上の方にパッキングした物は頭に近いほうに並べておきます。

そうすれば、何処に何を置いたのか、いちいち覚えていなくても、だいたい分かるでしょう。

テント撤収時にザックにパッキングする場合も、足元に置いてある荷物から、順番にザックに詰めていけばいいので楽ですね。

荷物を並べる順番は、ザックにパッキングする順番がおすすめ!

4.小物や貴重品はジッパー付きポーチへまとめる

ザックの雨蓋に収納していた小物や貴重品は、ジッパー付きのポーチへまとめて入れて、頭の近くに置いておきます。

スタッフバッグや透明なビニール袋などを利用する手もありますが、ジッパーで開閉できるポーチのほうが格段に使いやすいですね。

上の写真は私が使用している「バーグハウスのウルトラライトポーチ5(5L)」です。

ジッパーが大きく開くので、中に入れた物が見やすく、出し入れもしやすい。

食料や行動食の入れ物も同じ種類のポーチを利用しています。

現在はモデルチェンジをして、「ライトウェイトポーチ」という製品名で販売されています。↓こちらです。

「グラナイトギア」や「イスカ」にも、同じような製品がありました。↓こちらです。

グラナイトギア/ジップサック XXS

【容量】5L
【サイズ】20×12×10cm
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イスカ・ウルトラライトポーチ5
【容量】5L
【色】グレー、レッド、ブルー、イエロー、グリーン
Amazonで見る/ブルー
Amazonで見る/グリーン
Amazonで見る/グレー

5.入口付近、枕元、足元に置く物を振り分ける

最後に道具によって、テントの入口付近に置く物、枕元に置く物、足元に置く物を振り分けます。

頭の位置はテントの入口側にするという前提で説明します。

入口側を頭にする理由は、寝ながらでも外の様子を見ることができるし、明るくて開放感があるからです。

頭を入口の反対側にすると、圧迫感があり少し息苦しい気がしますね。

入口付近と枕元に置く物

(1) 水(ポリタンクやプラティパス)
(2) 調理器具(クッカー)
(3) 速乾タオル
(4) 水筒
(5) スマホ
(6) カメラ
(7) ヘッドランプ

(1) 水、(2) 調理器具、(3) 食器類は外で使うことが多いので、出し入れしやすい入口付近へ置いておきます。

(4) 水筒と、(7) ヘッドランプは夜中に使うことがあるので、暗闇でも見つけやすい枕元が定位置です。

(5) スマホ、(6) カメラなども枕元に置いておけば、体で押し潰してしまう心配も少ないし、外からも取り出しやすいですね。

あとは、(3) 速乾タオルを入口付近へ置いておけば何かと便利です。

速乾タオルの使い方は↓こちらの記事をご覧ください。

足元に置く物

(1) 空のザック(横に立てて置く)
(2) テントの収納袋、シュラフの収納袋など(空の袋をまとめて置く)
(3) 濡れたザックカバーやレインウエア、汚れ物
(4) 登山靴と靴置き場(登山靴は寝る時はテントの中に保管:入口付近)

(1) 空になったザックを足元へ置きます。

半身タイプのスリーピングマットを利用する場合は、ザックを足の部分のマット代わりに利用します。

スリーピングマットが足元まである場合は、上の写真のように、ザックを横向きに立てておけば邪魔になりません。

(2) テントの収納袋も足元が定位置です。

一緒にシュラフの収納袋など、空になった袋もまとめて置くとわかりやすいですね。

空の袋はまとめて置くとわかりやすい。

(3) 濡れたザックカバー、レインウエアは、荷物を並べた反対側(入口側)へ置きます。

汚れ物もこの辺ですね。

(4) 登山靴は日中は前室に出しておきますが、寝る時は靴置き場を作ってテント中で保管します

。前室に出しっぱなしだと、雨で濡れたり、小動物に持っていかれる可能性がありますからね。

登山靴はテントの中で保管する

靴置き場の作り方は、↓こちらの記事をご覧ください。

整理整頓のコツ~使ったものは片付ける!

次は整理整頓のコツです。

いくら最初に荷物をきれいに並べても、時間が経つにつれて、だんだんと散らかってきてしまうのが、テント生活の常ですね。(笑)

でも、これは簡単に解決できます。

使ったものは片付ける」それだけことです。

使ったものは片付けて、元の場所に戻せばいいんです。普段の生活と同じですね。

狭いテントの中なので、ついつい、億劫になりがちですが「使ったものは片付ける」これが整理整頓の極意です。

調理器具や食器類も使い終わったらすぐに片付けます。

「どうせ翌朝使うから」と出しっぱなしにしていると、テント内が散らかってくる原因になってしまいます。

食事やテント生活で出るゴミも散らかる原因になります。

ゴミは適当に放置しないで一箇所にまとめておきましょう。

ちなみに、ゴミの整理には↓こちらが便利です。

あとがき

荷物の整理整頓方法は、これが正解!というものはありません。

人それぞれで、自分にあったやり方があるでしょう。

私の場合も、いまだに不便に感じていることが多いので、まだまだ改善の余地はありそうです。

不便なところを工夫していくことも、テント泊の面白さですね。

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