はじめに
写真①②はダンロップのVS20(2人用)。
現在メインで使っているお気に入りの山岳テントです。
写真③④はプロモンテのVL14(1人用)。
1人用テントですが、横幅がちょっと狭いので、最近は出番が減ってしまいました。
今日はこのテント「VSシリーズとVLシリーズ」の欠点?と改造方法を紹介します。
欠点?というと、メーカーさんから怒られてしまいそうですが、ネットで検索してみると、不評な記事が多く見つかりますので、欠点?と思っているのは私だけではないはず…
ネットでは本格的に改造されている記事も、ちらほらと見つかりましたが、私の改造方法は、すぐにできる簡単な方法です。
既に実行されている人も多いかも知れませんが…とりあえず紹介していきます。
なお、以下の説明は、VS20を使用したものですが、VSシリーズとVLシリーズは同じ構造なので、VLシリーズでも同じ方法で改造できます。
2017年モデルのVLシリーズでは、欠点?は改善されてます!
詳しくは、こちらの記事をご覧ください↓
➡プロモンテ・VL26(2017年最新モデル)の改良点
フライシートとポールの固定方法が…問題だ!
まずは、欠点?について。
このテントは張り綱がポール側ではなく、フライシート側に取り付けてあります。
フライシートと本体は、4隅のバックルで接続しますが…
張り綱とポールを固定するために、フライシートの裏側のヒモをポールに結びつける必要があります。
上の写真が、フライシートの裏側についているヒモです。
このヒモを、ポールに結びつけます。(下の写真)
ここが問題の箇所ですね。
フライシートとポールを固定する場所は4箇所あるので、4回もヒモを結ばなければなりません。これがかなり面倒です。
面倒なだけなら、まだしも、次のような悪天候下では大変な作業となります。
・強風
・低温(寒くて手が悴んでしまう)
改造方法
そこで改造方法ですが、
使う道具は、コードロック(4個)のみです。
ヒモを結ぶ替わりに、コードロックで止めてしまおうということです。
簡単ですね。(^-^)
※テントを畳んだ時にかさばるのが嫌なので、コードロックは、少し小さめものを使っていますが、大きめのほうが紐を通しやすいでしょう。
設営時の手順
①ヒモの片側にコードロックを通す。
②ヒモのもう一方をポールを挟むようにコードロックに通す。
※この時写真のように、ヒモの先を縦に折るとコードロックの穴に通しやすくなります。
③コードロックをポールまでスライドさせて固定する。
これだけ!
撤収時の手順
①ヒモの片側だけをコードロックからはずす。
②コードロックをヒモの根元までスライドする。(ブラブラしないように)
※コードロックをはずすだけですが、完全にはずすと何処かへ無くなってしまいそうなので、片方のヒモに通しておけば、設営時も探す手間が省けます。
あとがき
寒くて手が悴んでいる時は、コードロックにヒモが通しにくいかもしれませんが、ヒモを結ぶよりは簡単です。
要はヒモがポールに固定できればいいんですが…
コードロックよりも、いい方法があったら教えてください。(情報待ってます。)
★★★関連記事★★★
・マイテント紹介~ダンロップVS20
・ダンロップVS・プロモンテVL~ヒモ改造Part2☆コードロックでくるリんぱ!
Part2もご覧ください!
★★★コメント★★★
こんにちは。VL14愛用しています。
ドローコードかあ なるほど!
VL14でやってみます。
ありがたい情報です
igaさん、コメントありがとうございます。
VL14、赤いフライシートがかっこいいですね!
整理整頓が下手なせいか、ちょっと狭くて、出番がなくなってしまいましたが…
ぜひ、試してみてください!