今回はテント生活でもあると便利な「自立式ゴミ箱」の作り方を説明します。
ジップロックを利用して簡単に作れます。
アルファ米の空袋もゴミ箱として利用できますね!
テント泊にゴミ箱?
テント生活で不便に思うことの一つが「ゴミ箱がない」ことです。
ゴミ箱の代わりに、レジ袋をゴミ袋として利用している人がほとんどでしょう。
しかし、レジ袋は自立しないのでゴミを入れるのが面倒ですね。
袋の口を結んでおかないと中のゴミが出てきてしまうこともあります。
それでも「山にはゴミ箱が無いのは当たり前」と思っているせいか、不便に感じている人は少ないかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
しかし、日常生活では部屋にゴミ箱が無いと不便ですね。
レジ袋で代用している人もほとんどいないでしょう。
レジ袋をセットしてゴミ箱のように使う方法はありますが、これは結局ゴミ箱ということですね。
テント生活でも、ゴミ箱があったら便利なはず。
そこで、考案したのがジップロックで作った自立するゴミ箱です。
今回はこの自立式ゴミ箱の作り方を紹介します。
ゴミ収納はジップロックが最適
まず、ゴミの収納にはジップロックが最適である点を説明します。
レジ袋は手軽に使える点は良いのですが、以下のマイナス面があります。
そして、レジ袋の短所を解消するのがジップロックです。
ジップロックはWジッパーで内側からは開きにくく、空気を抜いてい密閉できるので、以下の点でレジ袋より優れています。
ただし、そのまま使ったのではゴミ入れとしては面倒です。
いちいちジッパーを開けたりしめたりしなければなりません。
そこで登場するのがこのジップロックゴミ箱です。自立するのでゴミの投入が簡単にできるようになりますね。
ジップロックゴミ箱の作り方
ジップロックは丈夫なフリーザーバッグ(L・M)を使用します。
冒頭の写真は、左側が Lサイズで、右側が Mサイズ で作ったゴミ箱です。
小さい方(Mサイズ)はお茶やドリップコーヒーの使用済みバックを入れて置くにもちょうどいいです。
作成手順
作り方というほどのことでもないのですが、一応説明しておきましょう。
(1) ジップロックは丈夫なフリーザーバッグ(L・M)を使用します。
普通のストックバッグより、フリーザーバッグのほうが丈夫で汁が漏れる心配もなし。
(2) ジップロックの上半分を外側に折ります。
(3) ジップロックの底を広げて立てれば出来上がり。
これだけで自立するジップロックゴミ箱の完成です!
ゴミ箱の持運び方法
さて、ゴミ箱は作りましたので、移動する時のゴミの持ち運び方についてもふれておきます。
1泊~2泊の場合
1~2泊であればゴミ箱にゴミを入れたまま、元の形に戻して(Wジッパーを閉じて)持ち運べばOKです。
2泊目は新しいジップロックで、ゴミ箱を作り直したほうが衛生的ですね。
1泊目で使ったジップロックを、ゴミ箱として再利用すると、ゴミに接触した部分が外側になって不衛生なので。(気にしない人はかまいませんが…)
しかし、この方法だと1泊づつジップロックが必要になるので、3泊以上になると必要なジップロックの数がどんどん増えていってしまいます。
3泊以上の場合
3泊以上の場合は、ゴミ箱の中のゴミを別のジップロック(ゴミ袋)に移し替えて持ち運びます。
ゴミ箱に使用したジップロックは、次のテント場でゴミ箱として再利用します。
ゴミ箱の外側がゴミに接触していないので、再利用可能です。
つまり、テント用のゴミ箱と、持ち運び用のゴミ袋は別々に用意する! ということです。
この方法なら必要なジップロックの数は2袋で済むますね。
ゴミを圧縮する
ゴミ袋に使用したジップロックは、眠る時にスリーピングマットの下(おしりの下あたり)に敷いておくと、ぺちゃんこになって更ににコンパクトに収納できます。
アルファ米の空袋を利用したゴミ箱
アルファ米の空袋でもゴミ箱が作れますね。
折り返さなくても立てられるし、ジップロックより丈夫なので、小さいゴミや、紅茶・ドリップコーヒーの使用済みバックを入れるには便利!
灰皿にも、ちょうど良さそうですね!
私はタバコ止めましたが……
あとがき
ジップロックを利用したゴミ箱は、テント泊用に考えたものですが日帰り登山でも使えますね。
屋外で使用する場合は、風に飛ばされる心配がありますが、ゴミ箱の中に重りになるものを入れて置けばOKでしょう。
重りになるものはといえば…
たとえば…何かいいものありますか?
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