マイテント紹介~プロモンテ・VL14 | 山旅GOGO
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マイテント紹介~プロモンテ・VL14

VL14 at 剣沢キャンプ場
VL14 at 剣沢キャンプ場

テント好きの管理人が所有しているテントを紹介しています。

2番目に買ったのが「プロモンテ・VLシリーズ」です。

長辺側に入口があるテントが欲しくて購入。赤いフライシートがかっこいいですね!

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テントの特徴とお気に入りの点

VLシリーズは、テントの長辺側に入口がある吊り下げ式のテントです。

一般的なスリーブ式よりも、テントの設営と撤収が簡単に素早くでき、出入口の構造も使いやすくて気に入ってます。

オプションで積雪期用の外張りが用意されているので冬季も使用可能です。

フライシートの赤色はテント場では目立ってかっこいいと思うのですが、新型の「VL15」のフライシートの色は、黄色(VL13以前と同じ色)に戻ってしまいました。

どうやら、赤色の評判が悪かったようですね。(^_^;

購入時には1人用の「VL14(短辺90cm)」にするか、2人用の「VL24(短辺120cm)」するかで迷いました。

1人用はちょっと狭いかなぁ~?

とは思っていましたが「整理整頓できれば十分な広さ」という書き込みもあったので、結局、少しでも軽い1人用のVL14を選びました。

実際に使用してみると、やっぱり、狭かった……

床面積が狭いのは覚悟していたんですが、テント内で座っている時に頭の周辺が狭くて、圧迫される感じがなんとも窮屈です。

快適なテント生活を楽しみたいなら、2人用をおすすめします。

吊り下げ式テントのメリット

1) テント本体のスリーブにポールを通さない

テント本体にポールを通す必要がないので、ポールが引っかかったり、途中で抜けることはありません。→設営&撤収が簡単

スリーブ式の場合は、テント本体にポールを通す必要があるので、設営時にはスリーブの途中でポールが引っかかりやすい。撤収時には、ポールが途中で抜けて手間取ることもあります。

2) ポールのみ先に立ち上げる

ポールのみ先に立ち上げて、テント本体は後からポールに引っ掛けるので、1人でも楽に立ち上げられ、風に煽られることも少ない。→力いらずで楽に設営

スリーブ式の場合は、ポールとテント本体を一緒に立ち上げるので、テントを立ち上げる時に力が必要で、風が強いと本体が風に煽られます。

入口の構造と使い易さ

プロモンテ・VLシリーズ・入口の構造

VLシリーズの一番の魅力は、入口の使いやすさです。

垂直方向水平方向直線的なファスナーで、入口が直角三角形型に開きます。

メーカーによると、ファスナーを曲線で使用すると、無理がきて破損の原因になるので、直線ファスナーを使用したとのことです。

耐久性についてはわかりませんが、一般的な逆U字型の入口に比べて、次のようなメリットあります。

直角三角形型入口のメリット
  • ファスナーが直線なので開け閉めしやすい
  • 入口を閉めた時に、ファスナーの位置が決まっているので探す手間がかからない
  • 入口を開けた時に、入口の布がテントの中に垂れ下がってこない
プロモンテ・VLシリーズ・入口の構造

上の写真は入口のファスナーを全開にした状態です。

入口の布はテントの上部からぶら下がっているので、テントの中には垂れ下がってきません。

一般的な逆U字型の入口だと本体と繋がっている部分ががテントの下部になるので、入口の布がテント内に垂れ下がってきます。

丸めて固定しておけば邪魔にはならないんですが、その一手間が結構面倒です。

もちろん、入口の布は丸めて固定しておくことも出来ます。

入口メッシュの開閉が簡単

入口のメッシュが外側についているところも、使いやすくて便利です。

メッシュ専用のファスナーと出入口専用のファスナーが分かれているので、内側のファスナーを開け締めするだけで、メッシュの開閉ができるようになっています。

プロモンテ・VLシリーズ・入口ファスナー

上の写真は、テントの中から内側のファスナーを開けてメッシュを開けたところです。

フライシートとポールの固定方法(欠点?)

吊り下げ式と入口の使い易さは申し分ないのですが、1つだけ欠点?があります。

それは、フライシートとポールの固定方法です。

このテントはフライシート側に張り綱が取り付けてあって、フライシートとポールとを4箇所も紐で結ぶ必要があります。

これがかなり面倒です。特に、天候が悪かったり寒くて手がかじかんでる時には大変な作業となります。

ここだけは、是非とも改善してもらいたいところです。

※欠点?の対処方法は、↓こちらのブログに記載。(2017年3月6日)
ダンロップ・VSシリーズとプロモンテ・VLシリーズの改造

VL14 at 槍ヶ岳

VL14の長所と短所(まとめ)

最後に、VLシリーズの長所と短所を簡単にまとめておきます。

長所

  1. 吊り下げ式で設営と撤収が楽
  2. 入口の直線ファスナーが使いやすい
  3. 入口が内部に垂れ下がってこない
  4. 入口のメッシュの開け閉めが簡単
  5. 冬季も使用可能(オプションの外張り使用)
  6. フライシートの赤が目立ってかこいい(短所としている人のほうが多いようですが…)

短所

  1. 1人用は、短辺側が90cmと狭い。
  2. フライシートの短辺側にペグダウン用のループがない(最新型のVL15では改善されている)

欠点?

  • フライシートとポールの固定が紐で結ぶ方式(悪天候時や手が悴んている時には大変な作業)

VLシリーズの仕様

2017年モデル(VL16 / VL26 / VL26T/VL36)

2017年の最新モデルが発売されました!

主な変更点は以下のとおりです。

  • フライの色は水色(サックスブルー)。
  • 従来モデルより更に軽量化 (約100g)
  • ただし、入口のメッシュが半分になったので賛否が分かれそう。
  • 間口(長辺側)が20cm長いロングサイズタイプ(VL26T)も新登場。
  • 欠点も解消されている!

2017年モデルの改良点は、こちらのブログにまとめました。
プロモンテ・VL26(2017年最新モデル)の改良点

2022年~最新モデル

2020年モデルからフライシートが水色(サックスブルー)から、オリーブ色に変更になりました。

※2022年、オレンジフライシートバージョンが新登場!

VL18(1人用)

【サイズ】間口205 ×奥行90 ×高さ105cm
【収納サイズ】本体 25 ×直径18cm、ポール 40×9.5cm
【重量】(約)1190g(総重量 1390g)
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VL28(2人用)

【サイズ】間口205×奥行120×高さ105cm
【収納サイズ】本体 24×直径18cm、ポール 40×9.5cm
【重量】1,300g(総重量1510g)
Amazonで見る/オリーブ
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VL28T(2人用ロングサイズ)

【サイズ】間口225×奥行120×高さ100cm
【収納サイズ】本体25×直径18cm、ポール/40×9.5cm
【重 量】約1,370g(総重量1580g)
Amazonで見る/オリーブ
Amazonで見る/オレンジ

VL38(3人用)

【サイズ】間口210 ×奥行150 ×高さ110cm
【収納サイズ】本体 26 ×直径24cm、ポール 44×9.5cm
【重量】1490g(総重量 1710g)
楽天で見る/オリーブ
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山道具/テント
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この記事を書いた人
管理人:鈴木ライト
神奈川県横浜市在住の山旅ブロガー(仮)。 登山・アウトドアを通して人生という長い旅をアグレッシブに楽しみたい63歳。登山歴は約19年、テント泊を始めて約17年。大好物はなだらかな稜線歩き、急峻な岩場は苦手です…でも槍ヶ岳と剱岳は登頂済み。山好きな人よろしく~!(^o^)

最後までご覧頂きありがとうございました。

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