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テント泊の小技1~ランタンの代用はヘッドランプ2個持ち

テント泊登山を快適に楽しむための便利で小粋?なアイデアを紹介します。

第1回目は夜の明かり~ランタンについて。

荷物の軽量化のためにランタンを持たない人もいますが、長い長いテント泊の夜を快適に過ごすためには、やはりランタンは必要な装備です。

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テント泊登山にはランタンが必要!

キャンプでは夜の明かり~ランタンは必要不可欠な装備ですが、テント泊登山では荷物の軽量化のためにランタンを持たない人も多くいます。

ランタンを持たない場合は、登山の必需品であるヘッドランプ(ヘッドライト)で代用するわけです。

ただし、ヘッドランプは頭を向けている方向しか明るくなりません。何をするにも不便です。

ヘッドランプで代用すればいいんじゃない?

いやいや、ランタンがないと何かと不便です!

この不便さを解消するためには、ヘッドランプをテントの天井に吊り下げておけば良いでしょう。

しかし、地図を見るときや本を読むときに、天井に吊り下げたままでは、光が弱くて見にくいです。

夜中トイレに行くときには、天井から外して頭に付け替えなければならず面倒ですね。

ランタンの明かりがあればヘッドランプを補助光として使えるので、地図や本も格段に読み安くなります。

夜中トイレに行くときも、テント内でランタンを灯しておけば、トイレから帰ってきたときに、自分のテントがわかりやすくて安心です。

やはり、ランタンはテント泊登山にも必要な装備ですね。

ランタン選びの条件

テント泊登山のランタン選びの条件は以下の2つです。

ランタン選びの条件

1. 軽量&コンパクト
2. 電池寿命が長い

山に持っていくものなので、軽量&コンパクトなのは当たり前ですが、電池持ちの長さも重要です。

いくら軽量&コンパクトで明るいランタンであっても、電池の寿命が短いと予備の電池をたくさん持って行かねばならず、重量がかさんでしまいます。

最適なランタンは…

軽量&コンパクトなランタンとして人気があるのが、ブラックダイヤモンドのオービットです。
↓これ。

ブラックダイヤモンド・オービット
【重 量】132g(電池込)※電池は単4×4
【明るさ】105ルーメン
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オービットはテントの天井に吊るして使うことを考えると、以下のマイナス面があります。

・本体を伸ばさないとスイッチがON/OFFできない
・ランタンの下方向が照らせない

テント専用なら↓こちらの方が使い易そうです。同じくブラックダイヤモンドのモジ。

ブラックダイヤモンド・モジ
【重 量】122g(電池込)※電池は単4×3
【明るさ】150ルーメン
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モジはテントの天井に逆さまに吊すことが可能なので、テント全体を照らせます。

また、オービットよりも少し軽いところが良いのですが、それでもやや重いし大きいです。

↓こちらは最近見つけたモンベルのミニランタン。

モンベル・ミニランタン
【重 量】67g(電池込)※電池は単3×1
【明るさ】110ルーメン
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オービットより軽量コンパクトで、首などにぶら下げられる紐もついています。

これならテント泊に最適化かと思いきや……

うーん、電池の寿命が短いですね。Highで4時間、Lowで15時間。

Lowモードだと常夜灯程度の明るさしかないので、通常は Highモードで使うことになりますが、そうすると4時間しか持ちません。

普通にスイッチを入れるとHighモード、その状態で、スイッチを半押するとLowモードになります

4時間だとちょうど1泊(夜と早朝)で使用するぐらいの時間でしょうか。

2泊以上する場合は、予備電池(単3約23g)が、1泊につき1本必要になってしまいます。

1泊の場合はいいのですが…残念。

テント泊登山にはヘッドランプ2個持ちが最適!

上記のように、軽量&コンパクトなランタンはあるのですが、ヘッドランプに比べると電池寿命が短いものがほとんどです。

そこでお薦めなのがヘッドランプの2個持ちです。

ヘッドランプ2個の用途

①夜間歩行用
②テント用(ランタンの代用)

一つは夜間歩行用のヘッドランプとして手元に置いておきます。

そして、もう一つをテントの天井に吊るしてランタンの代用として利用します。

ヘッドランプなら軽量&コンパクトだし、電池の寿命も長いものを選べて便利です。

テント用ヘッドランプの選び方

テント用ヘッドランプ選びのポイントは次の2つです。

選び方のポイント

・照射範囲が広値(ワイドビーム)
・スイッチ(ON/OFF)が押しやすい

テント用のヘッドランプは、明るさよりも、照射範囲が広い(ワイドビーム)タイプのものの方が適しています。

高価なヘッドランプは明るいけれど、照射範囲が狭く(スポットビーム)、安価なヘッドランプの方が照射範囲が広い傾向がありますね。

また、テントの天井に吊り下げた状態で、スイッチのON/OFFの押しやすさもポイントになります。

現在、私がランタンの代用としているのが、ブラックダイヤモンドのギズモです。
↓これ。

ブラックダイヤモンド・ギズモ
【重 量】86g (電池込) ※電池は単4×3
【明るさ】90ルーメン(ダブルパワーLED)
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ブラックダイヤモンドのエントリーモデルですが、上位モデルより照射範囲が広くテント内では充分明るいです。

スイッチも比較的に押しやすく、1回押しただけでライトのON/OFFができるのも使いやすいところ。

最近のヘッドライトは高機能なのは良いのですが、ライトのON/OFFに何回もスイッチを押す必要があるのがめんどうですね。

テント用ヘッドランプの吊るし方

ヘッドランプはテントの天井に吊るして利用します。

そのままだと吊るしにくいので、ちょっとした改造が必要です。

私が使用している「ブラックダイヤモンド・ギズモ」を例に説明しましょう。

1. ヘッドランプのベルトを外す

まず、ヘッドライトのベルトを外します。

ベルトを外した重量は70g 程度、さらに軽量コンパクトになりました。

2. 吊るし用の穴を開ける

裏側のベルトが固定されていた部分に、吊るし用の穴をあけます。

穴あけには電動ドリルを使用。

3. 吊るし用の穴にビニールタイを通す

開けた穴にビニールタイを通します。

カラビナ、針金、等、吊るせるものなら何でも良いですが、軽量でかさばらないビニールタイを使っています。

4. テントの天井から吊るす

ビニールタイをテントの天井部分のループに吊るせば完了です。

ヘッドランプ2個持ちのもう一つの理由

実は、私は日帰り登山でもヘッドライトを2個持ち歩いています。

何故かというと…

暗闇の中で電池交換?

日帰りの場合でも、ヘッドランプの電池が切れそうになったら電池交換が必要になりますね。

しかし、電池交換するには消耗した電池を取り外さなければなりません。

つまり、ヘッドランプの明かりを一旦消す必要があるのです。

それが、暗闇だったらどうでしょうか?

グループ登山の場合は仲間が明かりを照らしてくれれば問題はないでしょう。

しかし、単独たったら?

暗闇の山中で一人、手探りで電池交換しなければならない状況は、想像しただけでゾッとしますね。

予備のヘッドランプがあれば安心!

でも、ヘッドランプがもう1個あれば安心です。

電池が切れる前に予備のヘッドランプに交換するだけです。

暗闇の中で電池交換する必要はありません。

私の場合、単独行が多いので「石橋を叩いても渡らない」ぐらいの慎重さが必要かと…

~~~ コメント ~~~

  1. より:

    ヘッドランプをコンビニの袋で包むとランタンみたいな灯りになりますよ

  2. suzuki.raito より:

    キさん、コメントありがとうございました。
    なるほど~その手がありましたか~。
    コンビニ袋の活用の幅が広がりますね!

    ただ…スイッチのON/OFFがしにくいような気もしますが…
    今度試して見ます!